「沖縄用語辞典」の記事一覧
尚温 (しょうおん)
2003/03/01
1784~1802(乾隆49~嘉慶7) 第2尚氏王統15代目の王。在位は1795~1802年。祖父尚穆王の跡を継ぎ即位。官生制度を改革し、首里人の採用を図った ...
尚純 (しょうじゅん)
2003/03/01
1660~1706(順治17.1.5~康煕45.12.30) 尚貞王の世子。1669年佐敷間切を領する。同年中城間切を加領し中城王子となり、76年久米具志川間 ...
尚巴志 (しょうはっし)
2003/03/01
1372~1439(洪武5~正統4.4.20) 第1尚氏王統2代の王、尚思紹の世子(伊平屋出身とされる)。生まれながらに身体極小にして、五尺に満たず、俗に佐敷 ...
シラナミガイ
2003/03/01
方言名アジケー【沖】、ニンゴーギーラ【八】、スワリ【奄】。シャコガイ科。殻が細長く前方に伸びている。太い放射肋が七条、畦(うね)をなし、肋は成長脈を刻んでいる ...
進貢貿易 (しんこうぼうえき)
2003/03/01
王府時代の琉球と中国間の公貿易。中国皇帝への進貢(朝貢)を名目として行われた。進貢船は皇帝への貢物(馬、刀、硫黄、貝、錫、南方産の蘇木や胡椒、香木など)のほか ...
新屋敷幸繁 (しんやしき・こうはん)
2003/03/01
1899~1985(明治32.4.15~昭和60.7.15) 詩人、教育者。与那城町生まれ。沖縄大学学長などを務める。詩集『生活の挽歌』『野心ある花』、詩誌『 ...
末吉麦門冬 (すえよし・ばくもんとう)
2003/03/01
1886~1924(明治19~大正13) ジャーナリストで俳人。本名・末吉安恭。首里儀保村の生まれ。『沖縄毎日新聞』『琉球新報』などの記者のかたわら俳壇・コラ ...
生活改善運動 (せいかつかいぜんうんどう)
2003/03/01
農村の生活向上を目的とした運動。国と都道府県が共同して行う農業改良普及事業の一環で、生活改善普及員が中心となり、実用的な知識や技術の普及を図る。農村の近代化、 ...
石油備蓄基地 (せきゆびちくきち)
2003/03/01
CTS。1970年、平安座島・宮城島に誘致された施設。期待された雇用効果はあまりなく、代りに石油ショックでその役割が高まり、沖縄石油基地(株)、沖縄ターミナル ...
セレベスコノハズク
2003/03/01
フクロウ科の留鳥。旧亜種名リュウキュウコノハズク。全長22センチ。方言名はマヤージククなど。短い耳羽があり、全体に赤褐色で朽ちた落ち葉模様。コホッコホッと鳴く ...
さいんそる節 (せんするぶし)
2003/03/01
琉球古典音楽の楽曲の一つ。『屋嘉比工工四』『琉歌百控』『御拝領工工四』にない。組踊「万歳敵討」の兄弟が見せる京太郎芸の第4曲目にあり、「花売の縁」「大川敵討」 ...
ゾウリエビ
2003/03/01
方言名ワラグチイビ。セミエビ科の仲間で、体長15センチくらい。からだは平べったく、ぞうりそっくり。甲羅一面を粒状突起物と毛がおおっている。水深10~30メート ...
杣山問題 (そまやまもんだい)
2003/03/01
廃藩置県後、王府時代の杣山の扱いをめぐって起きた官民の対立。沖縄県・明治政府の官有地化の方針に対して、謝花昇は民有論を主張したがしりぞけられた。土地整理事業を ...
第32軍 (だいさんじゅうにぐん)
2003/03/01
日本陸軍は南西諸島防衛強化のため1944(昭和19)年3月22日、大本営直轄の沖縄守備隊として第32軍を創設した。戦局の進展に伴い逐次増強され、同年7月には4 ...
第2尚王統 (だいにしょうおうとう)
2003/03/01
尚円王統ともいう。尚円王(金丸)は伊是名島の出で、王位に就いたのは1470年。第1尚王統最後の王尚徳の謎の死によるもので、クーデター説もある。廃藩置県・琉球処 ...
大琉球・まつり王国 (だいりゅうきゅうまつりおうこく)
2003/03/01
伝統芸能を観光資源として活用した秋の大型誘客イベント。1995年から始まった。首里城での〈歓迎の宴〉や国際通りの〈御万人(うまんちゅ)カチャーシー道ずねぃ〉な ...
高良家住宅 (たからけじゅうたく)
2003/03/01
座間味村の慶留間島にある旧家。公用船の船頭職を務めた仲村渠親雲上によって19世紀後半に建造された。大正年間に改築、屋敷を囲む石垣やヒンプンに独特な石積みが見ら ...
多幸山 (たこうやま)
2003/03/01
読谷村喜名から恩納村山田に至る丘陵地帯。標高201メートル。喜名番所から山原に抜ける最大難所の一つであった。一里塚や王府時代、国頭巡検使者の駕籠(かご)の引き ...
種子取り (たねとり)
2003/03/01
稲をはじめとする五穀の豊穣を祈願する播種行事。沖縄本島ではタントゥイ、八重山ではタニドゥル、タナドゥイなどと呼ばれ、旧暦9月から10月の立冬の節にかけて行われ ...
球部隊 (たまぶたい)
2003/03/01
第32軍(牛島満中将)の通称。1944年3月22日に南西諸島の防備を強化するために創設。航空基地の設営が主任務。地方兵力はその防備が役割。球の通称が知られてい ...
ダレス声明 (だれすせいめい)
2003/03/01
1953年8月8日、米国のダレス国務長官は「(前略)平和条約第3条に基づいて奄美群島に関して有する権利を(中略)放棄する」と声名、日本国民から歓迎された。これ ...
作田 (ちくてん)
2003/03/01
古典女七踊の一曲。今日では、作田節と早作田節の2曲で踊るが、1838年の尚育王冊封式典後の中秋の宴では、出羽は瓦屋節、中踊りはつくたいん節、入羽は百名節で踊っ ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)