「沖縄戦」の記事一覧
沖縄戦から我々は何を得たのか 体験者の苦悩を見つめ、平和への道しるべに 【特別評論10・10空襲から75年】小那覇安剛社会部長
2019/10/10
#10・10空襲
小那覇 安剛(社会部長) 75年前の今日、晴れ上がった沖縄の空に延べ1400機もの米艦載機が襲来した。本島各地や離島の飛行場や港の軍事施設に加え、学校や役所、 ...
「人が人でなくなるのが戦争」 集落の人たちが見捨てた戦争孤児の少年の消息は一体…
2019/10/09
#10・10空襲
避難する那覇市民を目撃した旧街道「宜野湾並松」に立つ仲村元惟さん。街道は現在の米軍普天間飛行場の場所にあった=5日午前、宜野湾市佐真下 現在の宜野湾市嘉数から ...
途絶えた手紙…それでも「迎えに来るはず」と信じていた 戦争孤児となった男性が語る思い
2019/10/07
#学童疎開
学童疎開時を振り返り「自分にも家族から手紙が来ないだろうかと待ち遠しかった。(手紙が届き)うれしかった」と語る糸満盛成さん=6日、那覇市の自宅 学童疎開先の熊 ...
疎開先の子へ母の思いつづる 那覇市歴史博物館、4日から手紙展示 10・10空襲の様子も
2019/10/03
#10・10空襲
糸満盛成さんが疎開中に沖縄の母から受け取った手紙。10・10空襲で那覇が「ぜんめつ」したと書いた後に消し、詳細な被害を伝えている 戦時中、熊本県に学童疎開して ...
沖縄戦下の苦悩と命の尊さ発信する映画に 島田知事と荒井警察部長を描く 戦後75年の来秋公開へ
2019/09/25
#島守の塔
「戦没 沖縄県知事島田叡 沖縄県職員 慰霊塔」と、その後方の「沖縄県知事島田叡 沖縄県警察部長荒井退造 終焉之地」碑(2004年改修)=糸満市摩文仁 沖縄戦当 ...
<金口木舌>悲しい過去との対話
2019/09/25
#平和の礎
沖縄戦について文章を書くとき「何人の県民が犠牲になったのか」という基本的な事柄にいつも悩む。県資料や「平和の礎」の刻銘者数を参考にするのだが、犠牲者数が確定し ...
<金口木舌>刃物が生み出すものは
2019/09/01
#サイパン
ナイフを握り、軽やかな手つきで竹や木を削る。あっという間に竹とんぼや動物たちが出来上がった。那覇市の上運天賢盛さん(87)は県内各地で子どもたちにおもちゃ作り ...
戦争の記憶、後世に 八重山高10期生が傘寿で記念誌発刊
2019/08/28
#八重山高校
1958年に八重山高校を卒業した10期生がこのほど、傘寿(80歳)記念誌「人生交響楽」を発刊した。10期生はこれまでにも卒後40年、同50年、喜寿(77歳)記 ...
「戦災校舎」の詳細資料確認 読谷村史編集室蔵
2019/08/23
#沖縄戦
戦災校舎復興運動の組織体制や募金を集める計画などを記録した(左から)「戦災校舎期成会綴」や「資料綴」、沖縄戦災校舎復興期成会「会則」(読谷村史編集室所蔵) 沖 ...
戦争の怖さ体感 児童、避難小屋を再現 戦争経験者から戦時下の暮らし学ぶ
2019/08/21
#小学生
避難小屋を再現した児童と保護者ら=4日午後、名護市役所羽地支所 【名護】沖縄県名護市青少年育成協議会羽地支部は4日、名護市役所羽地支所で第25回平和学習「みん ...
「お前だけ生きてうちの子は死んだ」石を投げつけられ…船沈没から生き延びた少年、遺族の目、避け続け
2019/08/20
#対馬丸
対馬丸の犠牲者の遺影を眺める生存者の大嶺正次郎さん=10日午後、那覇市 終戦翌年の1946年夏、疎開先の宮崎県から引き揚げると、那覇市内の民家を訪ねた。一緒に ...
海の底に沈んだ教え子が1人ずつ枕元に…引率教師の女性、自責の念は今も消えず
2019/08/20
#対馬丸
今も自責の念が消えないと話す元引率教諭の糸数裕子さん=7日、那覇市 「最近、また夢を見るようになったんですよ」 糸数裕子(みつこ)さん(94)=那覇市=はぽ ...
「死んでいたのは自分だったかも」 医師として命に向き合ってきたからこそ伝えたい 75年前の海で起きたこと
2019/08/20
#対馬丸
「医師として命に向き合ってきたからこそ、平和の大切さを伝えたい」と語る暁空丸乗船者の源河圭一郎さん=16日、那覇市 死んでいたのは自分だったかもしれない―。源 ...
「死んでいたのは自分だったかも」 医師として命に向き合ってきたからこそ伝えたい 75年前の海で起きたこと
2019/08/20
#対馬丸
「医師として命に向き合ってきたからこそ、平和の大切さを伝えたい」と語る暁空丸乗船者の源河圭一郎さん=16日、那覇市 死んでいたのは自分だったかもしれない―。源 ...
国に鑑定希望名簿提出 戦没者遺骨 ガマフヤーが87人分
2019/08/17
#DNA鑑定
厚生労働省の担当者に戦没者遺骨のDNA鑑定を希望する人の名簿87人分を提出するガマフヤーの具志堅隆松代表(左から3人目)と、沖縄戦で亡くなった家族のDNA鑑定を ...
沖縄から46人参加 戦没者追悼式 瑞慶覧良祐さんが初献花
2019/08/16
#戦争
【東京】15日に行われた全国戦没者追悼式には、沖縄からも遺族ら46人が出席した。沖縄戦で父を亡くした瑞慶山良祐さん(76)=那覇市、県遺族連合会副会長=は県内 ...
終戦の日の靖国神社前で沖縄戦遺骨収集ボランティアが思うこと DNA鑑定実施を沖縄県外で初めて呼び掛け
2019/08/15
#戦争
「日本の誇りを取り戻そう」と声を上げる他団体に混じって、戦没者遺骨DNA鑑定についてチラシを配布するガマフヤーの具志堅隆松さん=15日午前、東京都千代田区の靖国 ...
亡き友のみ霊を追悼 農林健児之塔で同窓生らが慰霊祭
2019/08/15
#慰霊祭
県立農林学校同窓会の代表として戦没者に哀悼の意を述べる渡口彦信さん=15日午前、嘉手納町嘉手納の農林健児之塔 【嘉手納】終戦記念日の15日、県内で鉄血勤皇隊と ...
HY仲宗根泉さん「命は一人のものじゃない」 歌い継ぐ祖母の戦争体験と“命のリレー”
2019/08/15
#HY
15日は終戦記念日。戦争体験者が高齢化し、戦争体験がない世代が戦争を語り継ぐ時代になっている。バンドHYの仲宗根泉さん(35)は祖母から聞いた戦争体験を元に曲 ...
亡き兄へ鎮魂歌 声楽家・田本さん きょう農林健児之塔慰霊祭
2019/08/15
#沖縄戦
「人に勇気や生きる力を与えるのが音楽の力。歌を通して沖縄から平和の尊さを発信したい」と語る田本徹さん=14日、那覇市内 平和への祈りを歌に乗せて―。沖縄戦で犠 ...
沖縄戦の避難壕「新壕」公開 築いた故宮城弘さんの足跡たどる
2019/08/11
#沖縄戦
沖縄戦で那覇警察署の署員や真和志村役場職員、地域住民ら約130人が避難していた那覇市繁多川の自然地下壕「新壕(みーごう)」が6日、壕の拡張構築の任務に当たった ...
<金口木舌>走り続ける被爆者
2019/08/08
#広島
「日本は唯一の被爆国。核兵器禁止条約に参加して、核保有国と非保有国との橋渡し役を果たすべきだ」。長崎で被爆した伊江和夫さんが本紙の取材に答えている ▼伊江さん ...
戦後沖縄の苦悩をミュージカルにのせて イッツフォーリーズ公演「てだのふあ」
2019/07/30
#ミュージカル
沖縄戦の傷跡や現在も続く痛みを表現した公演「てだのふあ」=10日、東京都の紀伊國屋サザンシアター東京都の紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 【東京】 ...
「国の責任問い続けたい」戦没者遺骨のDNA鑑定に向け説明会
2019/07/29
#DNA鑑定
DNA鑑定の申請方法を説明する「ガマフヤー」の具志堅隆松代表=28日、那覇市 国が実施している戦没者遺骨のDNA鑑定に集団で申請しようと、沖縄戦遺骨収集ボラン ...
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