「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>「オール沖縄」の空気感とは
2016/03/02
県人口が143万4千人になった。昨年10月の国勢調査速報値である。2010年調査に比べて4万1千人増えた。自治体が一つ増えた勘定だ ▼逆に日本の総人口は94 ...
<金口木舌>来月から障害者差別禁止法
2016/03/01
4月の施行を前に周知されたかといえば、心もとない。障害者差別解消法の施行まで1カ月を切った。役場や学校など公的機関には障がい者への「合理的配慮」が義務化され、 ...
<金口木舌>研究の意義
2016/02/29
この研究は何の役に立つのか、と思うことがある。研究成果を報じる場合、「何のためになるのか」という観点は判断材料になる ▼先日、慶應義塾大学と麻布大学の教授らが ...
<金口木舌>ラジオ
2016/02/28
受験勉強していたころ、親の目を盗んでよく深夜にラジオを聴いていた。勉強用の学習講座などではなく、取るに足りない内容だったが没頭した。そんな時代だった ▼最近は ...
<金口木舌>たかが名前、されど名前
2016/02/27
コンビニや粗末な軒先の向こう、花鳥風月ではない「俗界富士」を撮影したのが写真家の藤原新也さんだ ▼山梨県上九一色村(当時)、オウム真理教のプレハブ施設の背にあ ...
<金口木舌>「ウージリーグ」が見たい
2016/02/25
プロ野球の沖縄キャンプが終盤を迎えた。何度も取材しているスポーツ紙の記者が残念がっていた。「9球団も集まるのだから、沖縄独自のリーグ戦をやればいいのに」 ▼大 ...
<金口木舌>アリの教訓
2016/02/25
働きアリの名の通りかと思いきや、さにあらずというのが面白い。アリの集団の2~3割は働かない。だが、集団を永らえさせるには必要な存在だという。北海道大の長谷川英 ...
<金口木舌>「保育園落ちた」の怒りと不安
2016/02/24
「保育園落ちた日本死ね」というどぎつい題名の一文がネットの投稿サイトで反響を広げている。待機児童問題の深刻さを象徴する出来事として、テレビのニュース番組でも紹 ...
<金口木舌>住民主体で自立、交流の場を
2016/02/23
名護市の大浦湾。2014年7月、キャンプ・シュワブ内の施設が解体され、新基地建設予定地での工事が始まって以降、この海が取材現場の一つだ。船上や陸からの監視など ...
<金口木舌>政界のヒーローは
2016/02/22
ことし洋楽の大御所の訃報が相次いだ。イーグルスのグレン・フライ、アース・ウインド&ファイアーのモーリス・ホワイト、グラミー賞歌手のナタリー・コール ▼デビッド ...
<金口木舌>宇宙飛行士の山崎直子さん
2016/02/21
約400年前、ローマである審問が開かれた。それまで信じられていた天動説は間違いで、地動説が真の宇宙の姿だと主張したガリレオが告発された。世に言う「ガリレオ裁判 ...
<金口木舌>介護を愛し、共に生きる
2016/02/20
川崎市の老人ホームで起きた認知症の入所者3人の転落死事件。最初に死亡した男性の殺害容疑で元職員(23)が逮捕された ▼入所者に繰り返した窃盗事件でも逮捕されて ...
<金口木舌>街歩きで発見
2016/02/19
土曜夜のNHK番組「ブラタモリ」が面白い。街歩きが好きなタモリさんが専門家とぶらつきながら、その土地の歴史に迫っていく。ゆったり感がいい ▼3年前、番組プロデ ...
<金口木舌>身内に甘い人たち
2016/02/18
「身を切る」には、つらさで体を切る厳しさがある。民主党政権下の2012年11月。安倍晋三自民党総裁は野田佳彦首相との党首討論で、消費増税のセットとして国会議員 ...
<金口木舌>「ゲス」と言う前に
2016/02/17
響きの悪い「ゲス」という言葉をスポーツ紙やネットで見掛ける。出元の芸能界から政界へと飛び火した。ことし前半を代表する流行語になるかもしれない ▼育休取得を宣言 ...
<金口木舌>法への目配り
2016/02/16
憲法に基づいて政治に歯止めをかける。立憲主義は多数の意見を制限してでも、少数の意見を保障する側面がある。時の政権にはバランスある政治への目配りが求められる ▼ ...
<金口木舌>スマホのルール
2016/02/14
お小遣いをねだりにおいっ子が来た。お願いの最中も、おいっ子はずっとスマートフォン(スマホ)の画面を眺めて彼女とのやりとりに夢中になっている ▼人の目を見て話そ ...
<金口木舌>えっさーほいさのまじめ歌
2016/02/13
「他人を励ますのは、気楽です/自分を励ますのが、大変なんです/私は誰か、私は何か/知ってしまったあとだもの」(吉野弘) ▼とはいえ周りの人すら適度に励ましてい ...
<金口木舌>我田引水のリーダー
2016/02/12
水は人間が生きていく上で欠かせない。だから、洋の東西で同じことわざが生まれるのだろう。「我田引水」を、英語では「粉屋は皆、自分の粉ひき場に水を引く」と言うそう ...
<金口木舌>私たちはどうやって来たか
2016/02/11
「名も知らぬ 遠き島より」で始まる島崎藤村作詞の唱歌「椰子(やし)の実」。作詞のきっかけは後に日本と沖縄を連ねる交通路を「海上の道」と称した民俗学者の柳田国男 ...
<金口木舌>首里城で考える
2016/02/10
こんなふうに首里城を見たことはなかった。6日付本紙に載った約130年前の首里城の写真である。北殿裏の城壁から撮ったのだろう。歓会門や久慶門の背面が写っている。 ...
<金口木舌>「暮らせる地域」への工夫
2016/02/09
廃校の再生、滞在場所の提供、魅力ある自然体験…。人が集う環境の創出に向けて過日、大宜味村で開かれた会議で出された提案だ ▼その土地特有の問題もあるが、過疎化が ...
<金口木舌>根本と暫定
2016/02/08
普通の音は伝えるが、爆音は伝えなくする鼓膜。現実の話ではない。漫画家、手塚治虫さんの名作の主人公、無免許医ブラック・ジャックが行った手術の一つだ ▼ある飛行場 ...
<金口木舌>防犯カメラ
2016/02/07
誰かに見られている。そんな感覚にとらわれたことはないだろうか。大抵は気のせいで片付けるが、そうとも言っていられない状況になっている ▼ロシアのウェブサイト「I ...
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