「南風」の記事一覧

　入学シーズンを迎え、各学校では真新しい制服で登校する生徒の姿が見られ、初々しく思える。２０１０美ら島全国高校総体から７年が過ぎ、２０１９年には南九州全国総体が ...

　「『島あっちぃ』が離島に福を運んでくれた！」。渡嘉敷島の金城肇さんのメッセージが届いた瞬間、皆から歓声があがりました。沖縄の離島へ３千人の本島在住県民を送り、 ...

　先日、久米島に来て２度目の田植えをした。私の地元では田植えと言えば５月だが、沖縄では３月にはもう植えることができ、さらには二期作が可能と聞いて驚いた。 　以前 ...

　「朝鮮特需」 　１９５０年に始まった、南北朝鮮の戦争により、米軍が日本企業に多くの発注をかけた結果、日本が経済的に潤ったことを指す言葉です。 　この言葉を初め ...

　３月３１日付で文部科学省のＨＰに「奨学金制度の充実に関する松野文部科学大臣からのメッセージ」が掲載された。これによると独立行政法人日本学生支援機構法の一部が改 ...

　泡盛関連の取材をしていて、よかったなぁと思えるのが、毎回、心地よい気分で仕事ができることである。なんで心地よいというか、まぁ、早い話が各酒造所のいろいろな銘柄 ...

　「２０２０年の東京五輪でイラン初の女性マラソン選手として出場したい」と夢を語る彼女は、マングローブを研究する植物学者だ。日本政府の奨学金を得て２００９年に来日 ...

　４月となり、進学・進級・就職の時期になりました。進学と言えば、入学式があります。 　ＰＴＡ会長の役割に小・中学校の入学式の祝辞があります。小学校の入学式は、お ...

　この春、宝物がまた一つ増えた。それは、取材でお世話になった珊瑚舎（さんごしゃ）スコーレ・夜間中学に通う７０代の女生徒から頂いた手紙だ。こちらが取材のお礼を伝え ...

　左党などは宴席が二晩続くと、「ユウビヌナーチャー（昨夜の明日）だから、きょうはきつい訳さ」とのたまいながら今夜の宴席に臨むのだが、「今夜」のことを「昨夜の明日 ...

　「天賞も　喜び半ば　首領不在」（呑雲） 　私には川柳の仲間がいる。毎月第３水曜日をその日と決めているので三水会。十人の会員が雅号に呑（どん）と付けた「呑ファミ ...

　一浪して、入部を果たした日本大空手部の練習のきつさは想像以上だった。先輩方には高校総体や国体の優勝選手がざらにいて、チームは全日本学生で優勝している強豪校でも ...

　夏のある日、１枚のハガキが届きました。差出人は大型台風の被害を心配した兼高かおる氏。そこには「私にできることがあったら、何でも言ってくださいね」と書いてありま ...

　私は生後８カ月で母に連れられ、先に東京に出ていた父に合流した。やがて弟たちが生まれ家族は５人となる。当時、那覇への帰省は旅費が大変で、家族そろっての初の沖縄行 ...

　今、お借りしている家の屋号は「アグナシチ」という。漢字にすると、「粟国屋敷」。かつて久米島を統治していた伊敷索（ちなは）按司の側室で、粟国島出身の女性が住んで ...

　「ナニジンとか、関係ないよ。みんな地球人だよ」 　この言葉が嫌いでした。 　「『関係ない』はあなたの都合でしょう。日本の植民地にされたという過去を持つ、朝鮮人 ...

　３月上旬に発表された「沖縄県高校生調査」の結果概要を紙面で見て、ひとり親家庭の困窮の深刻さを再確認すると同時に全く知らない支援制度を発見し、心底驚いた。それは ...

　２０１５年９月に縁があってＷＥＢ版「泡盛新聞」を始めることになった。ボクはフリーのライターとして３０年ほど、プロフィルに「大衆食堂と沖縄そばと島豆腐と泡盛をこ ...

　私にはケニアの首都ナイロビから１７５キロ離れた村に住む息子がいる。１９歳のジョアナだ。二十余年前、社会人になって始めた発展途上国への教育支援は、国際的非営利団 ...

　日頃の健康づくりに皆さんはどのように取り組んでいますか。 　私は２５年前にＮＡＨＡマラソンをリタイアした後、還暦の年に向けてその数年前から練習してましたが、大 ...

　半年ほど前に育休を終えて仕事に復帰し、気付けば汗だく、いっぱいいっぱいな毎日を送っております。 　夕方、帰宅後も戦闘モードで動き回っていると、１歳５カ月になる ...

　高嶺剛監督が１８年ぶりに撮った映画「恋魚路」が桜坂劇場で上映中なので、映画にまつわるコンディション・グリーンのエディのエピソードを紹介しよう。 　高嶺監督の名 ...

　移り住んだ経緯は前回に書いたので省かせてもらうが、私たち家族３人のハワイでの陶芸生活が始まっていた。 　國吉清尚は空手の仲間との出会いもあり、昼は陶芸、夜は友 ...