宜野湾市の松川正則市長10日、那覇市内で記者団の取材に応じ、沖縄防衛局が辺野古新基地建設の大浦湾側工事に着手したことについて「代執行によって(設計変更申請が)承認されたので、普通の流れと受け止めている」と語った。その上で「宜野湾市長としては普天間飛行場の返還のめどがたったと考えている」と述べ、政府の対応を評価する姿勢を示した。
一方、基地完成まで12年以上かかると見込まれていることについては「工期をできるだけ短くしてもらう努力をしてもらう」と話した。松川市長は近く上京し、政府に対して一日も早い閉鎖・返還や、その間の訓練の県外移転などを要請する考えを示した。
(吉田健一)
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2024/01/10
#辺野古代執行
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