「沖縄用語辞典」の記事一覧
前の浜 (めーぬはま)
2003/03/01
二才踊。黒紋服、白鉢巻き、白黒脚絆、白足袋姿でりりしい振りを見せる。随所に空手の骨法を入れ、あて振りを強調。3曲構成。前の浜節・坂原口説・与那原節、坂原口説・ ...
モクビャクコウ
2003/03/01
キク科の常緑低木。琉球列島や台湾の海岸の岩場に自生する。方言名はイシギク。多数枝分かれしてこんもりとした傘状の樹形を作る。葉に灰白色の毛を密生するため全体が銀 ...
諸見里朝鴻 (もろみざと・ちょうこう)
2003/03/01
生没年未詳 明治・大正期に活躍した異色の言論人。南香と号し、首里士族の出。にもかかわらず特権階級に反発し、特に『琉球新報』を論敵にまわし激しく切り結んだ。〈ス ...
『八重山古謡』 (やえやまこよう)
2003/03/01
喜舎場永ジュン著。1970(昭和45)年9月、沖縄タイムス社刊。三線が入る以前の手拍子の古式で謡われる古謡や労働歌を収録し解説したもの。230余首を収録した。 ...
八重山焼 (やえやまやき)
2003/03/01
1724年に王命を受けて仲村渠致元が八重山に渡り、宮良村高山原に築窯して陶法を伝えたのが始まりとされる。その後、大川村に黒石川壺屋、石垣村に平田壺屋の窯を開く ...
屋敷の御願 (やしちぬうがん)
2003/03/01
家族の健康、安全を祈願する。沖縄本島ではヤシチヌウガン、宮古ではヤスクバンなどという。主に主婦が屋敷の四隅、中ジン(家の前面の中央部)、便所、門、屋敷神、火の ...
山川港原遺跡 (やまかわみなとばるいせき)
2003/03/01
本部町字山川港原の海岸に面した標高15~20メートルの琉球石灰岩台地上にある沖縄前V期の遺跡。A地点(東側)、B地点(西側)にわけられ、東方に位置する山川垣内 ...
大和村 (やまとそん)
2003/03/01
奄美大島の西に位置し面積90.04平方キロ、人口2104人。1908年大和村となる。深い山林におおわれ、耕地は3%。基幹作物はスモモ。奄美フォレストポリスや奄 ...
山原船 (やんばるせん)
2003/03/01
戦前まで、沖縄本島中南部と北部を結んでいた交易・運搬船。馬艦船に似た木綿帆の帆船で、8~10反帆が多く、遠くは先島、奄美まで出かけていた。根拠地は与那原、平安 ...
ユッカヌヒー
2003/03/01
旧暦5月4日に、子供の健やかな成長を願って、玩具を買ってあげる習わし。お年玉をもらう正月とならんで、子供たちが1年中で最も楽しみにしていた日であったが、現在で ...
義村朝宜 (よしむら・ちょうぎ)
2003/03/01
1763~1821(乾隆28.7.4~道光元・8.3) 摂政。尚穆王の三子、義村家(向姓)の祖。1771年勝連間切総地頭職を授けられるが、〈勝〉の字禁止により ...
与那原良傑 (よなばる・りょうけつ)
2003/03/01
生没年未詳 唐名馬兼才。琉球国最後の三司官。1850年の江戸上りの際、楽童子として参加。琉球処分前後、73年に東京への年頭慶賀使第1号となり上京。以来、王府の ...
ラッカセイ
2003/03/01
マメ科の1年草。南米起源の栽培種。別名ナンキンマメ、ピーナッツ。方言名はジーマーミ。地下に果実を結ぶ豆として知られる。県内では伊江村などで生産が行われている。 ...
李鼎元 (りていげん)
2003/03/01
生没年未詳 尚温の冊封副使。1800年に正使の趙文楷とともに来琉。詩・書にすぐれる。琉球の記録としては『使琉球記』を残す。また、琉訳辞典である『球雅』の編集を ...
琉球朝日放送(株) (りゅうきゅうあさひほうそう)
2003/03/01
1995(平成7)年10月開局。QAB。テレビ朝日系列。UHF28チャンネル。琉球放送が社屋・機材・人員などを負担した全国初の〈限りなく1局2波体制に近い〉テ ...
琉球館 (りゅうきゅうかん)
2003/03/01
中国福州(福州琉球館)と鹿児島にあった。後者は鶴丸城の東南に置かれ、琉球仮屋とも称した。琉球の出先機関であり、倉庫、宿館でもあった。薩摩藩主への年頭使が在番親 ...
琉球古典芸能コンクール (りゅうきゅうこてんげいのうこんくーる)
2003/03/01
琉球古典芸能の保存・継承と後継者養成を目的としたコンクール。1966年に第1回開催。2003年現在で38回。琉舞、笛、太鼓、歌三線、胡弓、箏の分野で審査、今日 ...
琉球箏曲 (りゅうきゅうそうきょく)
2003/03/01
沖縄伝統音楽箏曲。1702年に稲嶺盛淳(生没年不明)が、薩摩で服部清左衛門から八橋流を学び、仲本興嘉・興斉が継承。興斉が1838年尚育王冊封式典で三線音楽の伴 ...
リュウキュウバライチゴ
2003/03/01
バラ科の低木。房総半島以南の各地と朝鮮に分布し、山野の日当たりのよい場所に自生する。方言名はインギイチブ、ナスイチュビなど。葉はバラの葉に似る。花は白く大きい ...
琉球料理 (りゅうきゅうりょうり)
2003/03/01
沖縄の伝統的な料理のこと。首里王府での儀式や接待、年中行事などに登場した豪華な宮廷料理と、南方的な気候風土を生かして、栄養・薬餌性・合理性が見事にとけ合い生み ...
琉米親善 (りゅうべいしんぜん)
2003/03/01
米軍統治時代に米軍への支持や理解を求めるための住民宥和策。1950年には米琉親善記念日、55年には米琉親善週間が設けられた。琉米文化会館では親善広報活動を展開 ...
路次楽 (ろじがく)
2003/03/01
中国から伝来した道中楽。俗にガク、ガクブラという。吹奏楽器で主に行列をする時に吹奏された。15世紀には琉球王国にもあり、国王の行列等に吹奏された。江戸上りにも ...
わら算 (わらざん)
2003/03/01
八重山ではバラザン。琉球王府時代に文字を知らない階層が用いた藁製の結縄法で、文字や算数の代わりに用いられた。田代安定著『沖縄結縄考』によると沖縄本島ではもっぱ ...
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