「対馬丸80年」の記事一覧

　自見英子沖縄担当相は22日、那覇市で開かれた対馬丸記念会主催の慰霊祭に出席し、対馬丸の遺族らからの要望を踏まえ海底に沈んでいる船体の再調査に向けて、必要な費用 ...

　対馬丸の撃沈で２歳上の姉の嘉子（よしこ）さんを亡くした津波古敏子さん（90）は慰霊祭に参列し、「母親は96歳で亡くなるまで8月になると涙を流し、苦しい思いをし ...

　沖縄本島の北部・名護市を車で抜けて本部港までの海岸線を通ると、沖合に数十隻の運搬船がずらりと並ぶ。まるで船団を組んでいるかのようだ。名護市辺野古の新基地建設に ...

　うるま市から訪れた金城米子さん（95）は娘と一緒に慰霊祭に参加し、第2会場の最前列に座った。那覇国民学校の生徒で当時13歳だった1歳年下の弟、東恩納盛喜さんが ...

「もしも一つだけ願い叶うならば／戦争を捨てて／世界に愛と平和を／この願いを叶えるまで／私たちは歩み続けることを止めないだろう」。慰霊祭の会場には、児童生徒の歌声 ...

学童ら1484人（氏名判明分）が犠牲となった対馬丸撃沈から80年を迎えた22日、慰霊祭が行われた小桜の塔は鎮魂の祈りで包まれた。戦争によって引き起こされた対馬丸 ...

　すやすやと眠る赤ん坊も慰霊祭に参列した。対馬丸の撃沈で亡くなった小波津順子さん＝当時（57）＝のやしゃご、北谷町の照屋琉嘉さんは7月29日に生まれたばかり。琉 ...

　【南風原】南風原町主催の「第30回子ども平和学習交流事業」の県外研修に参加している町内の小学6年生8人らが21日夜、対馬丸が疎開する児童らを乗せて沈没した鹿児 ...

　対馬丸記念会の髙良政勝代表理事（84）は、22日の慰霊祭で平和の尊さを訴えた。慰霊祭終了後に報道陣の取材に応じ「長い月日がたったが、たくさんの方が対馬丸に関心 ...

　22日夜、那覇市若狭にある対馬丸記念館の屋上で追悼の集いが開かれた。2004年の開館から節目の年に開催され、今回で6回目。生存者や遺族ら約50人が亡くなった学 ...

　記憶はおぼろげだが、対馬丸に乗り込む姉と兄を那覇の港で見送ったことを後に母から聞いた。80年が過ぎ、那覇市の新垣美恵子さん（83）は慰霊祭に向かう朝、姉と兄の ...