「金口木舌」の記事一覧

　２０２１年度の医学科の入試で、全81大学の女子の平均合格率が13・60％となり、男子の13・51％を上回った。データのある13年度以降、初めて女子が逆転した。 ...

　ポケットモンスターのキャラクターをデザインしたマンホールのふた「ポケふた」が話題になっている。県内11市のほか、本部町では海洋博記念公園にも設置された ▼県内 ...

　友人の子どもは最近、手話を学んでいる。同じクラスの耳の不自由な子とコミュニケーションを取るためで、よく使う手話は「一緒に遊ぼう」だという ▼一昔前までは、障が ...

　沖縄は陸地面積で見ると小規模だが海域を含めると広大だ。東西約千キロ、南北約４００キロにもおよぶ。日本地図に当てはめると関東から九州の範囲と同規模となる ▼県内 ...

　ドイツの詩人ゲーテの戯曲「エグモント」は、スペイン統治下で圧政に苦しむ16世紀のネーデルラント（今のオランダなど）が舞台。人々の権利を制限する圧政を批判する貴 ...

　色あせたはがきにいくつも付箋が貼られている。他の郵便局に転送された末に宛所が見つからなかったことをわびる郵便局員のメモも。京都府の舞鶴引揚記念館に収蔵されてい ...

　桃の節句から２週間がたつが、我が家の居間にはまだひな人形が鎮座している。妻が愛らしさに一目ぼれした手縫いの小さな人形は、家族を和ませてくれる ▼沖縄ではあまり ...

「意地ぬ出（い）じらぁ手（てぃ）引き　手（てぃ）ぬ出（い）じらぁ意地引き」。糸満市白銀堂に伝わる、手が出そうになったら怒りを鎮めよ―との格言だが、沖縄戦体験者は ...

　北部の経営者らで組織する北部法人会は毎年、無料の社会貢献公開講座を開催している。今年は歴史作家の河合敦さんが「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一について講演 ...

　野球で投手の肩や肘は消耗品と言われる。投球で負荷がかかり、酷使するとけがを招く。過度な投球で投手生命を絶たれた選手もいる ▼高校野球の甲子園大会では選手を守る ...

　県立美術館博物館で開催中の企画展「首里城美術工芸品の現状とこれから」は、琉球王国時代の多彩で洗練された美術工芸品に出合える。精緻な技法に先達の美意識の高さを垣 ...

「戦争とは完全な悪だ。私はこの恥ずべき戦争に反対する」。ロシアの作家ドミートリー・ブィコフ氏が、ラジオ局「モスクワのこだま」の番組で語った。弾圧を恐れず戦争に反 ...

　「ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる」。絵本「へいわってすてきだね」の一節だ。安里有生さんのこの詩は2013年の沖縄全戦没者追悼式で朗読 ...

　口癖は「みんなが言っている」「昔からそうだよ」。新しい提案には「リスクが大きい」「誰が責任を取るのか」。ムラの長には服従する ▼これは、法学者の谷口真由美さん ...

　沖縄群島政府知事として日本復帰運動を推進した平良辰雄氏など、著名なリーダーを輩出した大宜味村。1905年に村根路銘で生まれた宮里悦さんは県婦人連合会会長を務め ...

　テレワーク、ネットスーパーなど、コロナ下で新たなスタイルとして定着したものがいくつかある。その中にサウナも入るのだろうか ▼サウナは今、全国的なブームだ。県内 ...

　スポーツチームの強化に必要なのは団結することだ。有力選手を集めてもチームがまとまらないと勝利は難しい。同じ目標に向かい気持ちを一つにすることで困難に打ち勝てる ...

　「ねえさん、ここにあった着物店は向こうの通りに引っ越したよ」。２月末日に閉場した牧志公設市場衣料部・雑貨部周辺を歩いた。閉場の告知を眺めていると、背後から快活 ...

　頭に赤い花びらが乗ったキャラクターが優しい笑みを浮かべる。無料通信アプリＬＩＮＥで販売されている宜野湾市社会福祉協議会のキャラクター「サンダンくん」のスタンプ ...

　かつて伝説のハッカーと言われたケビン・ミトニック氏は、著書「欺術」の中で指摘した。「セキュリティーのウィーケストリンク（最も弱い部分）は、ハードウェアやソフト ...

　子どもらのつぶらな瞳に、赤ん坊を抱いた母親の笑顔。故・阿波根昌鴻さんが残した写真展「島の人々」が伊江島で開かれた ▼当時珍しいカメラで１９５５年～60年代後半 ...

　「1999年7月に人類が滅亡する」とのノストラダムスの予言は世間を騒がせたが何も起こらなかった。だが、東日本大震災を予言した漫画家がネット上などで話題になって ...

　娘が保育園に通っている頃、送迎時の保育士との会話に何度も救われた。「引き継ぎ」のように家であったことや、少し気になっていることを話すと一緒に喜んだり、考えたり ...