「沖縄経済の針路」の記事一覧
今からの備え必要 人口減少<復帰50年 沖縄経済の針路>10
以前取り上げましたが、近い将来、沖縄県は人口減少に直面する見込みです。国立社会保障・人口問題研究所の最新推計によると、2030年まで人口が増加した後は、減少に ...
「組み・掛け合わせ」にあり 成長の鍵<復帰50年 沖縄経済の針路>9
新しい振興計画を読みました。必要な課題と施策が全て網羅されています。今後は、「具体的な成果」をどう挙げていくかが「従来以上に」問われます。全てを実現するのは困 ...
「量から質」に転換するには 観光業の在り方(下)<復帰50年 沖縄経済の針路>8
観光業界では、官と民が連携し、アフターコロナに向けた在り方が議論されています。ただ、その前提となる国内外の観光客の回復ペースやレベルは誰も正確に見通せません。 ...
県民が誇る産業になるには 観光業の在り方(上)<復帰50年 沖縄経済の針路>7
最初に、日銀那覇支店長時代に講演や寄稿で提言していたことを引用します―。県をはじめさまざまな機関が観光に関する調査を実施した結果、以下の点が浮き彫りになった。 ...
物価と生産性の上昇不可欠 賃金を上げるには<復帰50年 沖縄経済の針路>6
昨年来、「この30年間、日本の賃金がほとんど上がっていない」と盛んに取り上げられます。沖縄県も、本土より景気が良かった時でさえ、「稼ぐ力」の弱さゆえ、賃上げ率 ...
脱炭素化実現に必要なものは?高いハードル…でも前向きな挑戦を<復帰50年 沖縄経済の針路>5
世界は歴史的なエネルギーの転換期にあります。政府は2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指しています。県も昨年3月に同様の ...
もう一つの全国最下位…有所見率と沖縄経済の関係<沖縄経済の針路>4
県経済を象徴する枕ことばは「全国最下位の1人当たり県民所得」ですが、すぐにでも改善すべき「もう一つの全国最下位」があります。 沖縄県は、健康診断で何らかの異 ...
ザル経済の「網目」を細かくするには?国内外の先進例、吸収を<沖縄経済の針路>3
今回は「ザルの網目」を細かくするにはどうすればよいかを考察します。最初に断っておくと、「万能薬」は存在しません。当事者としては、満点の施策でなくとも、「できそ ...
沖縄の「ザル経済」、他県より強く感じるのはなぜか?<沖縄経済の針路>2
「ザル経済」からの脱却は、従来から指摘されている県経済の構造的な課題です。「ザル経済」とは「県内の需要を県外企業が獲得している」「県内で発生した売上高や利益が ...
好景気でも全国最下位水準の県民所得 沖縄の企業の課題は?<沖縄経済の針路>1
2022/01/02
#桑原康二
県内の新型コロナ新規感染者が1年4カ月ぶりにゼロとなった昨年11月、久しぶりに沖縄の地を踏みました。傷んだ国際通りを歩くと、やはり言葉になりません。県庁前交差 ...
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