「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>前田さんのバトン
2020/02/18
#金口木舌
漆の吸い物茶碗にナッツやアクセサリーが入っていた。裁縫箱として使う人もいた。前田孝允さんが漆芸家の道を歩み始めた復帰前、客の多くは米軍人だった ▼前田さんは「 ...
<金口木舌>球場に響いた音は
2020/02/18
#野球
「参議院にあって衆議院にないものは」。永田町での取材を担当していた頃、同僚に尋ねられて答えられなかった。答えは木づち。ギャベルと呼ばれる。参院議長席にあり、開 ...
<金口木舌>畑に秋桜、それとも…
2020/02/16
#事故
ヒカンザクラの開花は終盤。かわるように畑一面に咲くコスモスを見掛ける。別名は秋桜。県外では文字通り秋の開花が多く、語源の由来には花びらが桜に似ているとの説があ ...
<金口木舌>休日はごろ寝? それとも…
2020/02/15
#働き方改革
映画にスポーツ、家事、買い物…。休日の過ごし方はさまざまだが、何もせずにごろ寝で過ごすのはぜいたくな時間だ ▼八重瀬町仲座の沖縄ガールズスクエアには、仕事の休 ...
<金口木舌>見えないと分からない
2020/02/14
#貧困
第92回アカデミー賞の作品賞など4部門に韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」が輝いた。家族4人全員失業中の貧しい一家が、裕福な家庭に巧みに“寄生”していく物 ...
<金口木舌>被害の立証いつまで
2020/02/13
#嘉手納基地
「眠れない。異常だ」「子どもが受験生なのに何度も起こされている」。2006年7月、米軍嘉手納基地でF15戦闘機が未明の離陸を繰り返した。住民の悲痛な声を本紙が ...
<金口木舌>羽田空港新ルートで見えてくるもの
2020/02/12
#金口木舌
今年は記録的暖冬で雪が足りないスキー場も出ている。かつて怖い物知らずで滑走したスキー場のチャンピオンコースの斜面が数字の角度以上に急に感じ、クラクラしたのを覚 ...
<金口木舌>墓標の向こうに見える希望
2020/02/11
#ガマフヤー
米写真週刊誌「ライフ」1945年5月28日号に沖縄を特集したページがある。沖縄戦の最中だが戦闘場面の写真はなく、歴史や風土の紹介という趣だ。タイトルは「沖縄― ...
<金口木舌>砂に書いた思いやり
2020/02/11
#新型コロナウイルス
昨年、ラグビーワールドカップの一戦を熊本で観戦した。強豪フランスを相手にトンガが健闘し、勝敗が最後まで分からない抜群の好ゲームだった ▼印象的な場面があった。 ...
<金口木舌>「しーぶん」の心、忘れずに
2020/02/08
#新型肺炎
「しーぶん(おまけ)はカチャーシー!!」。旧正月の準備の取材で訪れた糸満市公設市場の貼り紙に、頰が緩んだ。売り手と買い手の顔が見える相対売りの魅力だ ▼肺炎を ...
<金口木舌>夢をかなえられる社会に
2020/02/07
#女性差別
韓国の作家チョ・ナムジュ氏の小説「82年生まれ、キム・ジヨン」は主人公の人生をたどりながら、女性というだけで受ける不条理な差別を描く。韓国でベストセラーになり ...
<金口木舌>それでいい、それがいい
2020/02/06
#支援
プラカードを持った参加者が「武漢加油(頑張れ)!」と呼び掛けた。新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を受け、中国・武漢市と友好都市の大分市で慈善イベントが開かれ ...
<金口木舌>「サンマ」を訴えたのは誰か
2020/02/05
#サンマ裁判
サンマは秋だけが旬かと思っていたら、三重県熊野市では脂が抜けた冬のサンマをめでる。店先にサンマをつるして干す風景は「銀すだれ」としてこの時期の風物詩だ ▼大衆 ...
<金口木舌>置いてけぼりはいけない
2020/02/04
#SDGs
小学校低学年のころ、同級生にO君という男の子がいた。「なかよし学級」と呼んでいた特別支援学級に席を置いていた。時々、同じ教室で授業を受け、給食の時間を過ごした ...
<金口木舌>球春到来
2020/02/03
#オリンピック
植物に生気がこもり、芽が出る季節。春の字義には冬の間、土に閉じ込められた草が日の光を受けて芽吹くとの意味があるという。「はる」の読みの由来には「草木が張る」「 ...
<金口木舌>エゴという名の悪魔
2020/02/02
#パラシュート降下訓練
きょうは節分。この日、豆まきで悪鬼を払い、近年は縁起を担いで恵方巻きを食べる人も増えた。一方、大量の売れ残りを廃棄する食品ロスも問題視され、人間のエゴを目の当 ...
<金口木舌>A面だけの男はゴメン!
2020/02/01
#育休
ピンク・レディーの「サウスポー」が幼稚園児の時に人生で初めて買ってもらったレコードだ。B面は「アクセサリー」という曲だったようだが、全く記憶にない ▼レコード ...
<金口木舌>「遅咲きのルーキー」の体験
2020/01/31
#人材不足
「遅咲きのルーキー」と呼ばれる将棋の今泉健司四段は戦後最年長の41歳で棋士になった。2度もプロ棋士養成機関の奨励会三段リーグに在籍したが、規定の成績に届かず退 ...
<金口木舌>大破しても沈んでも「着水」
2020/01/30
#安倍晋三
「幅広く募っているという認識だった。募集しているという認識ではなかった」。安倍晋三首相が28日の衆院予算委員会で「桜を見る会」に関して答弁した。安倍氏は「新聞 ...
<金口木舌>そのポケモンの独特な性質とは…
2020/01/29
#映画
特に名所でもない場所に大勢が集まり、会話もなく一心にスマホ画面に指を滑らせている。4年前に大ヒットしていまだに人気が衰えないスマホ向けゲームのポケモンGOを楽 ...
<金口木舌>赤と青の島
2020/01/29
#差別
繁華街を歩く。夜の街をぶらつく。島々を訪ねる。そんなとき、沖縄は鮮烈な色にあふれた地だと実感する。亜熱帯という気候ゆえであろう。日本本土と異なる歴史や風土が色 ...
<金口木舌>足るを知る
2020/01/28
#相撲
大相撲初場所は平幕の最下位、いわゆる幕尻である徳勝龍の活躍で沸いた。千秋楽の結びの一番は出場する力士の中で最上位の大関と最下位による異例の取組となった。最終日 ...
<金口木舌>パントマイム
2020/01/26
#安倍晋三首相
身ぶりや表情だけで表現するパントマイム。見る側はないものがあるかのように錯覚する。喜劇王チャプリンは数々の映画作品でパントマイムを披露し社会を風刺した ▼ない ...
<金口木舌>最期をどこで迎えたいか
2020/01/25
#健康
広げたバスタオルでボールを投げ合う福岡県の「バスタボー」や、手足を使うバレーボールのような大分県の「夢ボール」。18日付九州・沖縄地方紙交換企画では、各県で盛 ...
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