「書評」の記事一覧
『大城貞俊作品集・下「樹響 でいご村から」』 無名の民の多様な「生」照らす
2014/05/25
#書評
大城貞俊作品集・下「樹響 でいご村から」 人文書館・2650円+税 全共闘世代の雰囲気を、青春時代に体験した人が、生活や社会や個に帰って、例えば、村上春樹を始 ...
ベストセラーランキング(2014/5/25)
2014/05/25
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店(税抜き) (1)村上春樹著「女のいない男たち」(文藝春秋・1574円) (2)てらいまき著「まんぷく沖縄」(KADOKAWA・ ...
ベストセラーランキング(2014/5/18)
2014/05/18
#書評
■くまざわ書店那覇店 (1)百田尚樹著「プリズム」(幻冬舎・745円) (2)坪田信貴著「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」( ...
『宗教改革の物語』 本質回帰からの民族形成
2014/05/18
#書評
『宗教改革の物語』佐藤優著、KADOKAWA・3300円+税 西洋中世の歴史を批判した学術書でありながら、極めて今日的な啓蒙(けいもう)書となっている。 高 ...
『日本漁業の真実』 “人中心”の総合解説書
2014/05/18
#書評
『日本漁業の真実』濱田武士著、ちくま新書・840円+税 今、沖縄の漁業現場は台湾との「日台漁業取り決め」という国策に振り回されている。台湾に漁場を提供する一方 ...
『近代沖縄の洋楽受容』 異文化への「反転現象」
2014/05/11
#書評
『近代沖縄の洋楽受容』三島わかな著 森話社・7500円+税 廃藩置県から昭和前期までの洋楽受容の歴史を沖縄の自文化と異文化との関係性から論じた書である。本土に ...
ベストセラーランキング(2014/5/11)
2014/05/11
#書評
■ジュンク堂書店那覇店(税込み) (1)村上春樹著「女のいない男たち」(文藝春秋・1700円) (2)大城さとし著「おばぁタイムス」(沖縄タイムス社・648円) ...
『沖縄の飛躍発展に向けた提言集』 同時代に生きる回顧と展望
2014/05/04
#書評
『沖縄の飛躍発展に向けた提言集』仲里嘉彦監修 万国津梁機構・1500円 本の執筆者は、最高年齢87歳を筆頭に40代まで計12人の多彩なメンバーが並び、面白い構 ...
『生きること、それがぼくの仕事』 思索と行動の記録
2014/05/04
#書評
『生きること、それがぼくの仕事』野本三吉著 社会評論社・2160円 心引かれる書名である。著者野本三吉は3月末に沖縄大学学長を辞職したばかりの加藤彰彦さんのペ ...
ベストセラーランキング(2014/5/4)
2014/05/04
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)村上春樹著「女のいない男たち」(文藝春秋・1699円) (2)和田竜著「村上海賊の娘 上・下巻」(新潮社・各1728円) (3)ウチナ ...
ベストセラーランキング(2014/4/27)
2014/04/27
#書評
■球陽堂書房メインプレイス店 (1)坪田信貴著「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(KADOKAWA・1620円) (2)村上 ...
『卑弥呼コード 龍宮神黙示録』 沖縄民衆思想の再興
2014/04/27
#書評
『卑弥呼コード 龍宮神黙示録』海勢頭豊著 藤原書店・2900円+税 奈良の山戸の小さな村で生まれた娘の物語である。 あえて一言で言うと、間違いなくそう言える ...
『フェンスに吹く風』 臨場感あふれる新表現
2014/04/27
#書評
『フェンスに吹く風』又吉弦貴、吉田啓著 音羽出版・1200円+税 女子高生、あかねたちクラスメートは放課後、スーパーボールで遊んでいるうちに、跳ねたボールがフ ...
『写真絵本「ヤンバルクイナ」』 絶滅危機 保護訴える
2014/04/20
#書評
『写真絵本「ヤンバルクイナ」』江口欣照著 小学館・1300円+税 東京在住の自然写真家江口欣照氏が、世界中で唯一、沖縄の山原にしか生息していないヤンバルクイナ ...
『シランフーナーの暴力』 知らんふりする日本人
2014/04/20
#書評
『シランフーナーの暴力』知念ウシ著 未來社・2200円+税 本書は、植民地主義を克服し、沖縄と日本の対等な関係の築き直しを訴えてきた著者の20年余にわたる著述 ...
ベストセラーランキング(2014/4/20)
2014/04/20
#書評
■くまざわ書店那覇店 (1)和田竜著「村上海賊の娘上・下巻」(新潮社・各1728円) (2)坪田信貴著「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役 ...
ベストセラーランキング(2014/4/13)
2014/04/13
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)渡辺信幸著「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな」(講談社・961円) (2)宮家吉弘著「ちっぽけな元気」(地方小出版流通・864円 ...
『震災/学校/子ども変わらないものと相も変わらぬもの』 距離と場で考える「言葉」
2014/04/13
#書評
『震災/学校/子ども変わらないものと相も変わらぬもの』琴寄政人著 三交社・1512円 この本は著者の教師としての経験を踏まえ、学校現場などで起こっているさまざ ...
『世変わりの後で 復帰40年を考える』 今を問い続けていく扉
2014/04/13
#書評
『世変わりの後で 復帰40年を考える』うまんちゅ定例講座編 沖縄国際大学公開講座委員会・1500円+税 2012年は、沖縄が日本に復帰して40年という節目の年 ...
『命の旅人―野本三吉という生き方』 理想に燃える半生を記録
2014/04/13
#書評
『命の旅人―野本三吉という生き方』大倉直著 現代書館・2000円+税 先日、沖縄大学で加藤彰彦先生(野本三吉さん)の最終講義が行われた。僕は恐れ多くも司会を拝 ...
ベストセラーランキング(2014/4/6)
2014/04/06
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)槙孝子著「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」(アスコム・1188円) (2)渡辺信幸著「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな」(講 ...
『「合同歌集 花ゆうな」第20集』 会員の飽くなき向学心
2014/04/06
#書評
『「合同歌集 花ゆうな」第20集』花ゆうな短歌会編 花ゆうな短歌会・2000円 カルチャー教室の受講生を中心に結成された短歌会の合同歌集。25首ずつ40人の作 ...
『森花―夢の世界』 トラウマと生命力 写し出す
2014/03/30
#書評
『森花―夢の世界』写真家・石川真生、アーティスト・吉山森花 未來社・2800円+税 これは一人の女性のトラウマ(心的外傷)を、一人の写真家が映像化した《痛みの ...
『海よ里よ、いつの日に還る』 記録する者の執念、結実
2014/03/23
#書評
『海よ里よ、いつの日に還る 東日本大震災3年目の記録』寺島英弥著 明石書店・1890円 本書の著者は河北新報編集委員。「悲から生をつむぐ」(講談社)、「東日本 ...
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