「金口木舌」の記事一覧

　韓国発の音楽グループＢＴＳが米ホワイトハウスでバイデン大統領と面会し、米国で深刻化するアジア系へのヘイトクライム（憎悪犯罪）について話し合った ▼ヘイト行為は ...

　チョウの小さな羽ばたきが竜巻を引き起こすという考えを「バタフライ効果」と呼ぶ。国際化が進み人々の交流が盛んな昨今、遠方の小さな事象が生活に影響を与えることもあ ...

　セミがたくさんいるのは歯科医院の駐車場、カブトムシは城跡の周辺、アメンボは山の麓の水場。虫に夢中だった子どもの頃、毎日のようにかごと網を持って地域を駆け回った ...

　沖縄こどもの国に在来鶏「チャーン」３羽が仲間入りした。全沖縄チャーン愛好会が寄贈したチャーンはまだ小さく、一般公開に向けて飼育員が大切に育てている ▼面白いの ...

　中国語やハングルで表記された沖縄本島中北部の観光地案内板をインターネットに上げてこんな書き込みがあったという。「沖縄が中国、韓国に占領されつつある」。ノンフィ ...

　海岸沿いの崖下などに大量に放置された使用済みの家電やプラスチック製品などの数々。宮古支局で勤務した十数年前、不法投棄が相次ぐ状況を取材した ▼長年続く人目につ ...

　15年前に当時１歳の娘を連れて赴任先の石垣市から台湾に旅行した。電車では遠慮しても地元の人に座らされた。バスを待っていると別の人が目的地まで車で送ってくれた ...

　「ペイデー」が給料日という意味だと知ったのは県内スーパーのＣＭがきっかけだった。英語を学び始めた中学生の頃だろうか。５の倍数の日は給料日が多いこともそれで知っ ...

　ＳＦ小説「星を継ぐもの」は人類が宇宙開発を進める未来が舞台。月面で宇宙服を着た男性の遺体が見つかったことから物語が展開する ▼男性の死亡時期は５万年前で、体の ...

　ウクライナ侵攻の直後、ヨーロッパ映画アカデミーがロシアを批判する声明を出した。だがウクライナで育ちプーチン政権を痛烈に批判してきたセルゲイ・ロズニツァ監督は「 ...

　沖縄戦後初の民謡が生まれたのは屋嘉収容所だった。空き缶で作った三線で捕虜を意味するPWの心情を歌った「PW無情」がその歌だ ▼同じころ石川収容所で、後に「戦後 ...

　「結論から言うと認められない。悪いことは言わないから、およしになった方がいい」。8年前のことだが、異例の忠告をする裁判官のあきれた表情を良く覚えている ▼中古 ...

　ロシアのウクライナ軍事侵攻後、化石燃料の脱ロシア依存を急ぐ欧州連合（ＥＵ） ▼とりわけドイツは脱原発と合わせ、ロシアのエネルギー輸入依存からの脱却と気候変動対 ...

　鳥山明さんの漫画「ドラゴンボール」。主人公の悟空が出場していた格闘大会「天下一武道会」は、「一番強いのは誰か」と胸が高鳴った ▼1993年。漫画のような格闘イ ...

　沖縄や日本、世界のいいものを集めたデパートリウボウの樂園百貨店がコロナ禍でも好調だ。ここにしかないという独自性が消費者の心をつかんでいる ▼デパートリウボウの ...

　数年前にネット漫画の「１００日後に死ぬワニ」が話題となった。「死」という結末に向かう主人公の一日一日を描く。当たり前にある日常の尊さやはかなさを映し出した ▼ ...

　大学２年の夏、ゼミ旅行で韓国を訪れた。観光気分だったが、軍事境界線がある板門店を巡るなどさながらフィールドワーク。大統領府「青瓦台」まで１時間近く歩いた ▼1 ...

　日本復帰50年の東京式典に出席した与党議員がインターネット上の投稿サイト（ＳＮＳ）に書き込んでいる。「日本全体でお祝いする意味を込めて努力してきたことから、残 ...

　宜野湾市で約40年続くタコス店「メヒコ」を切り盛りしてきた具志堅信男さん、美佐子さん夫妻が引退したのは２月。店に立つ最後の日、夫婦が黙々と、しかし息ぴったりで ...

　歌人の當間實光さん（78）が詠んだ対照的な２首の短歌がある。一つは「日の丸も君が代もなく終りたり年賀式のしらじらしさよ校門を出る」。１９６０年代の那覇高校生の ...

　「クラウドからシェアするよ」。「ぬーんでぃち？」。集合写真を共有するだけのやりとりだが、祖父と孫の意思疎通はだんだんと難しくなってきた ▼インターネットなどの ...

　ここ数日、乾燥機と除湿器がフル稼働している。連日の雨で湿度が高い。床がべたつくだけでなく、少し放っておくと食べ物や革製品にカビが生えてしまう。湿気との戦いだ ...

　2人のきょうだいが幸せの青い鳥を探す童話がある。各地を旅して青い鳥に出会うが連れ帰れない。探し求めた青い鳥は2人の身近な場所にいたのだ ▼ダウン・タウン・ブギ ...