「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>あの日の体験を思いだそう
2020/03/03
#新型コロナウイルス
地域行事の中止が相次いでいる。観光客も減った。新型コロナウイルスの猛威が県民生活を揺さぶっている。あの時もそうだった。2001年の米中枢同時テロの余波で観光客 ...
<金口木舌>言葉の重み
2020/03/02
#安倍晋三首相
「テニスにさようなら」。「妖精」と呼ばれたマリア・シャラポワ選手が引退を表明した。生涯グランドスラムの達成者はたび重なるけがに苦しんだ。ドーピング違反もあった ...
<金口木舌>「白」は一番?
2020/02/29
#ブラック校則
マスクがない。ドラッグストアなどを5件以上回り、那覇市内の100円ショップでやっと見つけた。色は黒だったが、ないよりはいい。即、購入した ▼新型コロナウイルス ...
<金口木舌>背中支えるたくさんの手
2020/02/28
#不登校
小学3年生の頃、父親の他界をきっかけに虚無感にさいなまれる。4年生から不登校になり中学卒業後も引きこもっていた。人とのつながりを求め高校に入学したのは21歳。 ...
<金口木舌>着たい服を着られる社会
2020/02/27
#LGBT
行進する性的少数者(LGBT)の人々に石や卵が投げつけられる。東欧ポーランドで昨年夏に開かれたゲイ・プライドパレードは、30人の逮捕者を出す騒ぎとなった ▼米 ...
<金口木舌>遊園地に求められるもの
2020/02/27
#テーマパーク
東京ディズニーランドが東京都ではなく千葉県浦安市にあるのは有名な話。東京ドイツ村(千葉県袖ケ浦市)もしかり、「東京」のネームバリューのなせる業か ▼似た例は他 ...
<金口木舌>渡名喜選手の挑戦
2020/02/24
#五輪
偉人の名言には、失敗と課題の克服は成功への道筋―といったものが多い。逆境を乗り越えなければゴールできないのは真理だろう。そう信じられるから困難に立ち向かう勇気 ...
<金口木舌>国破れ言葉あり
2020/02/23
#県民投票
動乱で国がなくなっても自然は変わらない。中国盛唐の時代、杜甫は「国破れて山河あり」と詠んだ。引用した松尾芭蕉は「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」と続けて詠み ...
<金口木舌>かなわなかった思い
2020/02/22
#児童虐待
「未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい」。2019年1月に虐待死した千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さんが、学校で書いた自分への手紙だ。丁寧な ...
<金口木舌>先人たちの高い美意識
2020/02/21
#沖縄戦
「テーゲーじゃない。琉球の美意識」。県立博物館・美術館で開催中の特別展「手わざ・琉球王国の文化」のパンフレットの一節だ。「テーゲー」はうちなーぐちで「大概」と ...
<金口木舌>どこに向かって走るのか
2020/02/20
#金口木舌
マラソン選手には青天のへきれきだった。世界陸連が「厚底」シューズを禁止するとの報道が突如流れ、規制する新ルールが発表された ▼こちらも「変更」の波紋が広がる。 ...
<金口木舌>1万人の1人として
2020/02/19
#助産師
15日付本紙に県助産師会元会長の奥松文子さんの訃報が載った。沖縄市上地で長年、助産院を営んだ。1982年に黄綬褒章を贈られた時、30年で1万人の赤ちゃんを取り ...
<金口木舌>前田さんのバトン
2020/02/18
#金口木舌
漆の吸い物茶碗にナッツやアクセサリーが入っていた。裁縫箱として使う人もいた。前田孝允さんが漆芸家の道を歩み始めた復帰前、客の多くは米軍人だった ▼前田さんは「 ...
<金口木舌>球場に響いた音は
2020/02/18
#野球
「参議院にあって衆議院にないものは」。永田町での取材を担当していた頃、同僚に尋ねられて答えられなかった。答えは木づち。ギャベルと呼ばれる。参院議長席にあり、開 ...
<金口木舌>畑に秋桜、それとも…
2020/02/16
#事故
ヒカンザクラの開花は終盤。かわるように畑一面に咲くコスモスを見掛ける。別名は秋桜。県外では文字通り秋の開花が多く、語源の由来には花びらが桜に似ているとの説があ ...
<金口木舌>休日はごろ寝? それとも…
2020/02/15
#働き方改革
映画にスポーツ、家事、買い物…。休日の過ごし方はさまざまだが、何もせずにごろ寝で過ごすのはぜいたくな時間だ ▼八重瀬町仲座の沖縄ガールズスクエアには、仕事の休 ...
<金口木舌>見えないと分からない
2020/02/14
#貧困
第92回アカデミー賞の作品賞など4部門に韓国映画の「パラサイト 半地下の家族」が輝いた。家族4人全員失業中の貧しい一家が、裕福な家庭に巧みに“寄生”していく物 ...
<金口木舌>被害の立証いつまで
2020/02/13
#嘉手納基地
「眠れない。異常だ」「子どもが受験生なのに何度も起こされている」。2006年7月、米軍嘉手納基地でF15戦闘機が未明の離陸を繰り返した。住民の悲痛な声を本紙が ...
<金口木舌>羽田空港新ルートで見えてくるもの
2020/02/12
#金口木舌
今年は記録的暖冬で雪が足りないスキー場も出ている。かつて怖い物知らずで滑走したスキー場のチャンピオンコースの斜面が数字の角度以上に急に感じ、クラクラしたのを覚 ...
<金口木舌>墓標の向こうに見える希望
2020/02/11
#ガマフヤー
米写真週刊誌「ライフ」1945年5月28日号に沖縄を特集したページがある。沖縄戦の最中だが戦闘場面の写真はなく、歴史や風土の紹介という趣だ。タイトルは「沖縄― ...
<金口木舌>砂に書いた思いやり
2020/02/11
#新型コロナウイルス
昨年、ラグビーワールドカップの一戦を熊本で観戦した。強豪フランスを相手にトンガが健闘し、勝敗が最後まで分からない抜群の好ゲームだった ▼印象的な場面があった。 ...
<金口木舌>「しーぶん」の心、忘れずに
2020/02/08
#新型肺炎
「しーぶん(おまけ)はカチャーシー!!」。旧正月の準備の取材で訪れた糸満市公設市場の貼り紙に、頰が緩んだ。売り手と買い手の顔が見える相対売りの魅力だ ▼肺炎を ...
<金口木舌>夢をかなえられる社会に
2020/02/07
#女性差別
韓国の作家チョ・ナムジュ氏の小説「82年生まれ、キム・ジヨン」は主人公の人生をたどりながら、女性というだけで受ける不条理な差別を描く。韓国でベストセラーになり ...
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