「社説」の記事一覧
<社説>2014年回顧 新たな時代の幕が開いた 犠牲拒む意思を示した年
2014/12/31
2014年も暮れゆく。さまざまな意味で局面が転換した年だ。沖縄は明らかに新たな舞台へ移った。ことしを漢字で表すなら「幕」の字が真っ先に思い浮かぶ。 最大の出 ...
<社説>大学入試改革 慎重の上にも慎重な検討を
2014/12/30
大学入試は当事者の人生を左右しかねないから、公正性が何より求められる。公正性に関わる制度変更に見切り発車は禁物だ。 中教審が大学入試改革案を文部科学相に提出 ...
<社説>スポーツ’14回顧 歴史に残る偉業誇りたい
2014/12/30
ことしは県内、県出身のアスリートの歴史に残る快挙が相次ぎ、県民に勇気と誇りを与えた。その奮闘をたたえ、敬意を表したい。 特筆されるのは、興南高校ハンドボール ...
<社説>中谷防衛相発言 民主主義に反す二重基準だ
2014/12/29
安全保障に精通しているからこその本音と受け止めるしかない。 第3次安倍内閣で防衛相に就任した中谷元氏がことし3月、県外での反対や抵抗によって沖縄の基地の分散 ...
<社説>経済’14回顧 沖縄の優位性発揮しよう
2014/12/29
県内の景気を天気図で表すと、雲はありながら、全体として晴れ間が広がる1年だった。 4月に消費税が上がり物価が上昇している中で、県経済を先導する観光が好調を維 ...
<社説>知事との会談拒否 県民との対話 閉ざすのか
2014/12/28
就任あいさつで上京した翁長雄志知事に、安倍晋三首相や菅義偉官房長官らは会わなかった。露骨な嫌がらせではないのか。 翁長知事は24~26日の日程で就任後初めて ...
<社説>暮らし’14回顧 早期に軽減税率導入せよ
2014/12/28
消費税増税、安倍政権の経済政策「アベノミクス」による物価や輸入価格の上昇などで、2014年は庶民の暮らしが厳しさを増した年といえる。 消費税増税法は12年8 ...
<社説>北部2病院統合 命を守る医療体制目指せ
2014/12/27
地域によって県民の命の重さに差があってはならない。命を支える医療体制は等しく充実を図るべきだ。安心して暮らせる地域づくりのため信頼できる医療機関の整備は不可欠 ...
<社説>文化・自然’14回顧 未来継承の責務共有したい
2014/12/27
ことしは県内で日本の考古学上、重要な発見が相次いだ。南城市のサキタリ洞遺跡から2月、石器に代わる鋭利な貝製の道具や装飾品が出土した。国内最古となる2万3千~2 ...
<社説>原発維持政策 目を疑う非論理的記述
2014/12/26
一読、目を疑った。経済産業省の総合資源エネルギー調査会原子力小委員会がまとめた「中間整理」のことだ。そこにはこうある。 「原子力の将来像が明らかでなければ( ...
<社説>’14回顧 教育 子どもが飛躍する契機に
2014/12/26
県教育界で特筆すべきは、4月に実施した全国学力テストで公立小学校が初めて全教科で最下位を脱出し、総合24位と躍進したことだ。算数Aは一気に6位に上がり、西日本 ...
<社説>第3次安倍内閣 民意に謙虚であるべきだ
2014/12/25
「自民1強」「首相1強」が指摘される中で、第3次安倍内閣が発足した。安倍晋三首相には、謙虚な姿勢で政権運営に臨む姿勢が今こそ必要であろう。 首相は自身の経済 ...
<社説>’14回顧 基地問題 強権政治に異議申し立て
2014/12/25
県民が切願する過重な基地負担の軽減とは逆行するかのように、安倍政権による基地押し付けの圧力が一段と強まった1年だった。 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が ...
<社説>翁長知事面談日程 安倍政権は逃げず対応を
2014/12/24
自民党が大勝した衆議院議員選挙を受け、特別国会が24日開会し、全閣僚が再任される第3次安倍内閣が発足する。沖縄の米軍基地問題に関与する顔ぶれも総選挙前と変わら ...
<社説>朝日「慰安婦」検証 歴史的事実は変わらない
2014/12/24
日本軍「慰安婦」報道を検証するために設置された朝日新聞社の第三者委員会が報告書を発表した。 訂正や謝罪遅れを厳しく批判し「編集に経営側が過剰に介入し、読者の ...
<社説>サイバー攻撃 脅迫に屈してはならない
2014/12/23
表現・言論の自由は民主主義の根幹である。卑劣な脅迫に屈し、放棄することがあってはならない。 北朝鮮の体制をやゆするコメディー映画をめぐり、ハッカーがネット上 ...
<社説>米兵飲酒事件続発 米軍は緩和措置取り消せ
2014/12/23
飲酒絡みの米兵の事件・事故が相次いで発生している。在日米軍は今月9日、在沖米4軍の軍人・軍属の勤務時間外行動指針(リバティー制度)を大幅に緩和した。これまで制 ...
<社説>ハラル生産出資 イスラム圏へ「沖縄」発信を
2014/12/21
世界で約16億人、東南アジア(ASEAN10カ国)で約2億8千万人といわれるイスラム教徒に対し、沖縄観光を売り込む材料になると期待したい。 琉球銀行などが設 ...
<社説>再生エネ見直し 「原発回帰」は許されない
2014/12/21
政府は太陽光の発電抑制を柱とする再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の抜本見直し策を決めた。 東京電力福島第1原発事故から3年9カ月。再生エネは脱原発の ...
<社説>カジノ導入中止 沖縄の魅力引き出す観光を
2014/12/20
沖縄県はカジノ導入の検討中止を決めた。翁長雄志知事は県議会の代表質問で「好調な観光の将来に影響を及ぼしかねず、ギャンブル依存や地域環境への影響が懸念される。沖 ...
<社説>国際新航路開設 県産品輸出拡大に生かそう
2014/12/20
経済発展著しい東アジアと沖縄を直結する航路が生まれた。琉球海運が運航する沖縄-台湾・高雄航路と商船三井の外航航路が接続する国際航路の運航が始まる。沖縄発の海運 ...
<社説>米キューバ正常化 歴史的決断を評価する
2014/12/19
歴史に刻まれる大きな一歩だ。米国のオバマ大統領と隣国キューバのラウル・カストロ国家評議会議長が国交正常化交渉の開始を発表した。50年余にわたる両国の不毛な対立 ...
<社説>STAP存在否定 科学界全体で信頼回復を
2014/12/19
存在に疑義が生じていたSTAP細胞の有無を調べている理化学研究所(理研)の検証実験で、論文執筆者の小保方晴子氏自身も論文通りの手法でSTAP細胞を作製できなか ...
<社説>伊江島F35計画 新たな負担を押し付けるな
2014/12/18
米海兵隊が最新鋭ステルス戦闘機F35の離着陸訓練を伊江島で行うことを計画している。沖縄の基地機能をさらに強化する動きだ。 海兵隊仕様のF35Bは垂直離着陸が ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)