「金口木舌」の記事一覧

　「タイブレーク」は野球などの特別ルール。特定の延長回から人為的に走者を置き、得点が入りやすい状況にする。試合を早く決着させて、選手をけがから守る効果がある。勝 ...

　雨の日が続いている。今年は長梅雨だろうか。それに加えて先の見えないコロナ禍。さすがに気がめいる。そんな日々の中、アートに触れることで忘れかけていた心身の充足感 ...

　目隠しをされた男性と悲しむ女性、そして武器を振り上げる兵士。読谷村瀬名波にある恨（ハン）之碑に刻まれている、彫刻家の金城実さんが作ったレリーフだ。19日に追悼 ...

　2017年54人、18年58人、19年42人、20年30人、そして今年21年は41人。何のことかピンとくる人もいよう。この5年で糸満市摩文仁の平和の礎に名が刻 ...

　新型コロナウイルスの感染拡大が続き、国中が混乱する中、土地利用規制法やデジタル関連法などが国会でバタバタと成立した。熟議とは程遠い数の力で ▼いずれも国民を監 ...

　ファクスを送ると電子メールで文面が届く「Ｄ―ＦＡＸ」というサービスがある。出先で記事内容の確認に使う記者もいた。システムの老朽化で今秋、サービスを終えるという ...

　昔は授業中によそ見をしたり居眠りをしたりして意識が途切れると、チョークが飛んできた。チョークは生徒の意識を授業に戻すことができただろうが、今なら体罰問題に発展 ...

　日々の暮らしの中で時報は重要な役割を果たす。仕事や登校の準備をするとき、大事な約束に向かうときなど、私たちに時刻を伝え、頼れる道しるべになる ▼近所の保育園か ...

　豪州のリオ五輪競泳女子銀メダリスト、マデリン・グローブスさんが「女性蔑視の変質者」が競泳界にいるとして、東京五輪選考会への不参加を表明した。「有名コーチ」から ...

　「裏切りだ」。米領グアムの米軍基地で働くなど、米国民として誇りを抱いていたエンジェル・サントス氏は１９９０年代、環境影響調査の報告書を読んでがくぜんとした。基 ...

　政府の新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長による東京五輪に関する発言に対し、ネガティブな反応が広がった。「今の状況でやるのは普通はない」という指摘を一部メデ ...

　あなたは誰かに紅茶を入れることにしました。「紅茶はいかが？」「ありがとう。ちょうど飲みたかったの」と言われれば、相手も紅茶が飲みたいことが分かります ▼「う～ ...

　「怪」の字には「普通とは異なる」「不思議な」との意味がある。野球選手の中西太さんは高校時代、本塁打を量産して「怪童」と言われた。プロ入りしても殿堂入りしても「 ...

　プロスポーツにストーブリーグという言葉がある。オフシーズンに選手の所属先を話題にする際に使う。ストーブが必要な冬場に移籍関係の話題が活発化したことから、その名 ...

　子どもの通っていた保育所に、重度の障がいのある子がいた。歩行が不自由で介助が必要。手先も自由に動かせないため、食事の手助けも必要だった。保育所には看護師が配置 ...

　「燃えているのか」「爆発する」。米軍のヘリが地響きのような異音を響かせ、高度を下げてきた時の恐怖感を津堅島に住む女性は語った。島の人々は不時着した機体の周りに ...

　プロ野球セ・パ交流戦の実況をテレビで見ていると、いつもより打撃音がよく聞こえてきた。逆にスタンドの応援は聞こえない。鈍感な当方は無観客試合だと気付くまでに数分 ...

　子育て中の共働き夫婦を題材にした台所用品会社のメッセージ動画が昨年、話題になった。妻が子どもを寝かしつけるそばで夫が食器を洗う。画面には「僕は手伝わない」の文 ...

　スエズ運河でコンテナ船が座礁する事故が3月にあった。運河を往来できず300隻以上が足止めされ、世界経済への影響が懸念された。6日後に離礁したが、原油運搬への懸 ...

　来春から始まるＮＨＫ朝の連続テレビ小説「ちむどんどん」に主演する黒島結菜さんが先日、番組のＰＲに登場した。好きなしまくとぅばは「まくとぅそーけーなんくるないさ ...

　新生児の視力は０・１以下。月齢とともに見える世界が広がり、生後半年を過ぎる頃には親が手にするものに興味を示すという。７カ月になる娘は最近、スマートフォンが気に ...

　詭弁（きべん）というには少々お粗末かもしれない。ご当人は納得する人がいると本気で思っているのだろうか。２日のテレビ番組に出演した二階俊博幹事長の発言のこと ▼ ...

　２０１７年、東京都渋谷区で開店した大手ディスカウント店に設置されたトイレがニュースになった。車いす対応の多目的トイレと別に「オールジェンダー」の案内板を掲げた ...