「社説」の記事一覧

　文部科学省は公選法改正で選挙権年齢が「１８歳以上」に引き下げられたことを受け、高校生が放課後や休日に校外で行う政治活動や選挙運動を容認する通知を、都道府県教育 ...

　新基地建設に向けた政府の姿勢は常軌を逸している。その強引な手法は地方自治をも破壊しかねないものであり、極めて問題だ。 　政府は米軍普天間飛行場の代替となる名護 ...

　「緊張の海」で２大国のにらみ合いが激しさを増しつつある。 　米国は２７日、南シナ海・南沙（英語名スプラトリー）諸島スービ（中国名・渚碧）礁の周辺海域でイージス ...

　ことし４月に石油精製事業を停止した南西石油の経営に不透明感が増している。同社の状況を見守りつつ、県内での石油供給体制の安定や従業員の雇用対策に関係機関は万全を ...

　政府は地元の理解が得られないとして、米軍普天間飛行場所属オスプレイの訓練を佐賀空港に移転する計画を取り下げた。 　当然である。地元が反対することを強引に押し付 ...

　防衛省は名護市辺野古への新基地建設の本体工事に着手した。中断していた海底ボーリング（掘削）調査も再開した。翁長雄志知事が指摘するように「強権極まれり」という異 ...

　防衛省は米軍普天間飛行場の名護市辺野古沿岸部への移設に伴う新基地建設の埋め立て本体工事に早ければ、きょうにも着手する。 　新基地建設に反対する圧倒的民意を無視 ...

　権力を乱用した民意への弾圧としか言いようがない。 　国は、翁長雄志知事が「新基地建設反対」の民意に基づき前知事の埋め立て承認を取り消した処分の効力を停止した。 ...

　娘を殺したとされた母親が２０年ぶりに自由の身になって発した「汚名をそそぎたい」という言葉が重く響く。冤罪（えんざい）事件の温床になっている自白偏重捜査と、それ ...

　耳当たりの良い言葉だけが躍っている。そんな印象を否めない。安倍政権が掲げる「１億総活躍社会」のことである。 　安全保障関連法の強引な成立から国民の目をそらす。 ...

　自衛官に適した年齢の住民として自治体がその個人情報を自衛隊側に提供する。だが、当の本人や家族に了承を得る手続きはない。 　自分の預かり知らないところで個人情報 ...

　プロ野球巨人の野球賭博問題は新たに２選手の関与が明らかになる事態に発展した。日本野球機構（ＮＰＢ）の調査委員会の中間報告で示された。巨人の調査では関与がなかっ ...

　プロ野球の新人選手選択会議（ドラフト会議）で、県勢は過去最多の６人が指名を受けた。両親が沖縄生まれでブラジル出身の仲尾次オスカル投手（ホンダ、広島６位）も含め ...

　横浜市都筑区のマンション傾斜問題は、全国に大きく広がる可能性が出てきた。旭化成は、横浜市のマンションのくい打ちデータ改ざんに関わった担当者が関与したのは９都県 ...

　「環境専門家」の権威はもはや地に落ちた。辺野古の環境保全など望むべくもないのは明らかだ。 　米軍普天間飛行場の代替となる名護市辺野古の新基地建設事業で、環境保 ...

　自然エネルギーで全て賄う時代は目前に来ている。そう実感した。 　在日フランス大使館とアンスティチュ・フランセ日本が沖縄科学技術大学院大学（ＯＩＳＴ）で討論会を ...

　在沖米海兵隊基地の形成過程を踏まえ、辺野古埋め立て承認取り消しの正当性を明確に主張した。沖縄の基地重圧の解消に向けた国民世論喚起の契機としたい。 　名護市辺野 ...

　県内最大の総合産業展「第３９回沖縄の産業まつり」がきょうから３日間、那覇市の奥武山公園と県立武道館で開かれる。 　会場を訪れれば、魅力的な県産品が増えたことに ...

　二転三転する発言を聞くと、いかにも苦しい釈明という印象を受ける。島尻安伊子沖縄担当相が、自身の顔写真入り「カレンダー」を配布していたことが分かった。公選法違反 ...

　一生に１度の買い物で、欠陥商品をつかまされてはたまったものではない。横浜市のマンションで基礎工事の施工不良を原因とした傾斜が見つかった問題で、住への不安が広が ...

　静かな憤りに満ちた、あの張り詰めた空気の記憶は今も鮮明だ。あれから２０年。変わらぬ現状に、名状しがたい感情が湧く。 　米軍人による少女乱暴事件に抗議するため８ ...

　名護市辺野古への新基地建設問題で、最重要課題である環境保全の在り方を議論する第三者委員会の公平性、中立性、独立性が根底から崩れる事実が明らかになった。 　政官 ...

　女性に最も多いがんで、日本人女性の１２人に１人がかかる乳がんは早期に発見できれば、９割以上が完治するとされる。治療や予防に当たる医療関係者は「検診に勝る薬、治 ...