「社説」の記事一覧

　第26回参院選で「オール沖縄」勢力が支援する無所属現職の伊波洋一氏が接戦を制して当選した。 　選挙戦は、米軍普天間飛行場の返還に伴う名護市辺野古の新基地建設の ...

　第26回参院選は10日、投開票される。先月22日の公示以降、各党は全国各地で激しい論戦を繰り広げてきた。それに審判が下る。 　今回の選挙は昨年の衆院選直前に発 ...

　自民党の安倍晋三元首相が、選挙応援演説中に銃撃され亡くなった。参院選挙最終盤に、元首相の命を奪うという前代未聞の蛮行である。民主主義の根幹である選挙において暴 ...

　ロシアのウクライナ侵攻で世界の安全保障環境が急変している。国際情勢の変化に対し、国防費を増やして抑止力の強化や新たな対処能力を整備するのか、軍事力の増強ではな ...

　沖縄の施政権返還（日本復帰）から50年を迎え、社会資本の整備は進んだ。だが１人当たり県民所得は全国最下位で、子どもの貧困率は全国の２倍など課題は山積する。 　 ...

　ジェンダー平等の実現が求められ、家族の在り方も多様化している。憲法は個人の尊重を保障するが、戦前の家制度に基づく規定が法律に残り、不利益に直面する人もいる。性 ...

　KDDI（au）が起こした大規模な通信障害は暮らしを直撃し、IT社会のもろさを浮き彫りにした。 　KDDI側の見通しの甘さや利用者への情報提供が不十分だと指摘 ...

　6月に開かれた自民党国会議員の会合で、性的少数者への差別を助長しかねない文書が配布されていた。見過ごせないのは、文書が配布された会合が、神社本庁が母体の政治団 ...

　琉球新報と長野県の信濃毎日新聞が、首里城地下の第32軍司令部壕（32軍壕）と長野市の松代大本営地下壕（松代壕）に関するアンケートを実施した結果、二つの壕を「保 ...

　香港が英国から中国に返還されて25年となった。民主派や言論活動への締め付けを強めてきた中国の習近平国家主席が、記念式典に出席して演説し「一国二制度は誰もが認め ...

　６月22日に公示された参院選の主要な争点の一つに憲法改正が挙げられる。 　戦争放棄の第９条を掲げ平和主義を基本原則とする憲法の重みが今ほど増している時はない。 ...

　死者18人、重軽傷者２１０人を出した石川市（現うるま市）の宮森小学校米軍ジェット機墜落から63年を迎えた。 　米軍は当時、事故について「石川の悲劇は何も目新し ...

　猛暑に突入し、首都圏では連日、電力需給逼迫（ひっぱく）注意報の発令が続く。公示された参院選で各党の原発・エネルギー政策が注目されている。 　東日本大震災による ...

　22日に公示された参院選では過去最多となる１８１人の女性が立候補し、全候補者に占める女性の割合は過去最高の33・２％に達した。しかし、「均等」にはなお遠い。 ...

　生活保護受給者らが２０１３年以降の生活保護費引き下げが憲法違反だとして国を訴えた裁判で、24日の東京地裁判決は減額を取り消し、国の判断は裁量権の逸脱または乱用 ...

　沖縄戦跡国定公園内にある糸満市米須の鉱山での土砂採掘計画を県が容認した。総務省の公害等調整委員会の裁定委員会が提示した、採掘事業者との合意案を受け入れた。遺骨 ...

　ウィーンで開かれた核兵器禁止条約の第1回締約国会議が3日間の日程を終え閉幕した。オブザーバー参加を見送った日本政府の不在が際立った会議だった。広島、長崎の両市 ...

　沖縄戦から77年目の慰霊の日となった23日、糸満市摩文仁で沖縄全戦没者追悼式が行われ、沖縄全体を恒久平和の祈りが包んだ。ロシアによるウクライナ侵攻で戦争の影が ...

　沖縄戦から77年。ロシアによるウクライナ侵攻後、初めて迎える慰霊の日である。 　政府は米国との軍事一体化を強化し、自衛隊を南西諸島に重点配備して沖縄の軍事拠点 ...

　第26回参院選が22日、公示される。7月10日の投開票に向けて激しい論戦が始まる。 　昨年10月の衆院選に続く国政選挙だ。衆院選の直前に発足した岸田文雄政権へ ...

　島しょ県である沖縄では、有事の際の島外避難に大量の航空機や船舶が必要で、全住民の避難が、ほぼ困難であることが明らかになった。 　「軍隊は住民を守らない」という ...

　米海兵隊のＣＨ53Ｅ大型輸送ヘリ１機が18日、国頭村宜名真に不時着した。同伴していた３機も鹿児島県与論島の与論空港に緊急着陸した。 　琉球新報の報道で確認でき ...

　東京電力福島第１原発事故で避難した住民らが国に損害賠償を求めた集団訴訟で、最高裁は、国の賠償責任を認めない判決を言い渡した。約30件の同種訴訟のうち、福島、群 ...