「山田健太」の記事一覧
取材の自由 「現場入り」は知る権利直結 職業上正当な制限破り<メディア時評>
2016年12月13日に発生したオスプレイの墜落事故で、現場周辺に規制線を設けて県警や報道陣らの行動範囲を制限する米兵=名護市安部 北海道新聞(道新)記者が旭 ...
自由な言論活動の規制 国策への異論、排除の動き 報道の基盤が崩壊危機<メディア時評>
米軍による本島北部の森への廃棄物の問題などを調べ伝えている宮城秋乃さん。=2019年、国頭村安田 先週6月4日、チョウ類研究者の視点を生かし米軍北部訓練場エリ ...
進む法改正と新法 無限定な私権制限 議論なき国会に報道も加担<メディア時評>
土地規制法を大きく報じる在京紙。読売新聞、産経新聞は1面トップの扱いだ(画像を加工しています) この1カ月、日本国内では、国民の命か五輪開催かといった自明の問 ...
国旗損壊罪の新設 表現の自由に思慮皆無 抗議も許さぬ危うさ<メディア時評>
凝りもせず、の一言では終わらない「危うさ」を感じる法案である。自民党有志(高市早苗ら「保守団結の会」所属議員ほか)は今国会に、国旗損壊罪の新設を含む刑法改正案 ...
拙速な新型コロナ特措法の改正議論 根回しの日本政治文化、森氏発言の背景にも 忍び寄る報道規制の枠 〈メディア時評〉
あれから10日。会長辞任で山は少し動いたものの、「モリなるもの」を変えることができるかどうかはこれからだ。だからこそ、記録に残す意味でも、継続した報道のために ...
菅政権のメディア戦略 担当記者中心に支配関係、「官製報道」まん延を危惧<メディア時評>
7日、首都圏では新型コロナウイルス感染症に係る2度目の緊急事態宣言が発令された。解除されて以来わずか半年余だが、その時との違いは、発令主体である政権が代わって ...
少年法改正でどうなる匿名範囲 報道界自身が積極的に議論を<メディア時評>
少年法61条はこう規定する。「家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりそ ...
顔や指紋、虹彩…進む国家管理 菅内閣のデジタル推進、負の側面も検証必要<メディア時評>
菅義偉新内閣の目玉の一つが、省庁間横串のデジタル推進と行政改革、そのための大臣配置になろう。 省庁横ぐし改革 その二つを担うのが、平井卓也「デジタル改革担当 ...
日本学術会議の任命拒否 自由の剥奪が完成形へ 思想良心、学問、表現が空洞化<メディア時評>
まさに、土足で奥座敷までズケズケと入り込んできた、と言いえるのが日本学術会議の新会員任命拒否だ。9月14日の新政権後の10月1日人事で、さっそく大きな波紋を呼 ...
アベノメディアの8年 政府批判を「偏向」視 対立煽り、社会を分断<メディア時評>
安倍政権が強行してきた名護市辺野古への新基地建設に反対の意思を示す市民ら。県独自の緊急事態宣言の解除に伴い、抗議行動を再開している=7日、名護市辺野古の米軍キャ ...
再考・メディアの公共性 独立性揺らぐNHK かんぽ報道への外圧隠蔽<メディア時評>
最近も、当欄で扱ってきたコロナ感染症の報道や賭け麻雀をはじめ、テラスハウスのやらせ疑惑や世論調査不正など、多くの課題がメディアに突きつけられている。これらに通 ...
広告の読み方 「国策」広告、公平性不可欠 媒体、出稿側とも監視必要<メディア時評>
よりにもよってこんな時に、こんな話ではある。しかし、今だからこそともいえよう。6月30日にBPO(放送倫理・番組向上機構)の放送倫理検証委員会が、琉球朝日放送 ...
賭けマージャンと取材の自由 「正当」支えるルールと倫理とは<メディア時評>
東京高検検事長と在京紙(元)記者の賭けマージャンは社会の耳目を集め、さらにメディアへの大きな批判を呼んだ。当該朝日・産経両新聞社が、すぐに当該社員を停職等の比 ...
報道がヘイト断ち切って 専修大山田教授が提言
2018/12/02
#フェイクニュース
沖縄を巡るフェイクニュースやメディアのあり方などについて論じたトークイベント=2日、那覇市牧志のジュンク堂書店那覇店 専修大の山田健太教授の著書「沖縄報道~日 ...
『見張塔からずっと』 不条理な非難に抗う術
2017/03/12
#山田健太
『見張塔からずっと』山田健太著 田畑書店・2484円 沖縄で暮らしていると、さまざまな場面で、この国の為政者が戦争前夜の危険な方向へ大きく舵を切っていることを ...
いま注目のニュース
一覧へ