「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>ニューオーリンズの沖縄女性たち
2016/10/08
米国で活躍する那覇市出身の俳優、高良結香さんから、米ルイジアナ州ニューオーリンズの女性たちを紹介したいと提案があった。それが本紙連載「ニューオーリンズの沖縄女 ...
<金口木舌>おにぎり捨てますか
2016/10/07
おにぎり1~2個を1年間毎日捨て続けてください。こう言われたら、何をばかなと拒むだろう。しかし残念ながら、計算上は全国民がそれを実行しているのが今の日本だ ▼ ...
<金口木舌>いじめ対策は子ども目線で
2016/10/06
どん底の孤独感とはどんな世界だろう。「一人ぼっちでたたずむ僕を/消しゴムで消せたらいいのに」。歌「とべない鳥」の一節を聴いて、そう想像した ▼いじめをなくす活 ...
<金口木舌>運動会の秋
2016/10/05
グラウンドから聞こえるにぎやかな音楽に誘われ、久しぶりに小学校の運動会を観覧した。運動場は在校時と変わらないが、児童席のテントの外側を保護者が自前で据えたテン ...
<金口木舌>第二の阿麻和利プロジェクト
2016/10/04
「勝連町史二」に収録された古謡集「おもろさうし」現代語訳がロマンをかき立てる。「勝連城は太陽に向かって城門を開き黄金財産のつまった御殿である。これは今も昔も、 ...
<金口木舌>不条理の絵巻
2016/10/03
横90メートル、縦1メートルの布にプリントされた怒り、悲しみ、笑い-。1枚1枚の写真が迫力を醸し出す。意味や撮影者の意図を考えると、さまざまな感情が湧き上がる ...
<金口木舌>深まる秋、忍び寄る
2016/10/02
ドラマや映画のワンシーン。夕暮れ時の影が長くなる時間帯、効果音は大抵ヒグラシの鳴き声が入る。しかし直(じか)にヒグラシの声は聞いたことはない。南限は奄美大島と ...
<金口木舌>英に渡った琉球人の手紙
2016/10/01
英国の新聞に琉球人の手紙が掲載された。1818年10月2日付「ザ・モーニング・ポスト」だ。浜川仁沖縄キリスト教学院大教授が著書「クリフォード訪琉日記」(不二出 ...
<金口木舌>股のぞきの政権
2016/09/30
上半身を倒して両脚の間から逆さに見たら、どう目に映るか。この「股のぞき」を真面目に考察した研究が今年の「イグ・ノーベル賞」を受賞した。“裏ノーベル賞”とも呼ば ...
<金口木舌>差別にあらがう文化
2016/09/29
この1行に目が止まった。「孤独な死亡者引取 七名」。関西沖縄県人会の大正13(1924)年の実践報告にあった ▼県人会は、労働災害でのけがを理由に解雇された県 ...
<金口木舌>「ゆっくり」の歩みを守る
2016/09/28
那覇の県庁前から交差点を経て国際通りへ向かう歩道を歩む父子を頻繁に見かけることがあった。15年ほど前である。父親は80歳前後の高齢者で、息子も既に中年の域にあ ...
<金口木舌>イチハナリアート
2016/09/27
小学生時代に聞いた方も多いのでは。氷が解けたら何になるかの問答である。大方の答えは「水になる」となったが、先生が紹介した答えが記憶に残る。「水も間違いではない ...
<金口木舌>宇嘉川と矛盾
2016/09/26
汗がにじむ暑さだが、川の水はひんやりと冷たい。川に足を浸すと、テナガエビがつつきに来る。至る所から聞こえるセミや鳥の声が心地いい ▼先日、チョウ類研究者の宮城 ...
<金口木舌>妊娠・出産期のケアを
2016/09/25
7月に那覇市内のベンチに、生後間もない赤ちゃんが置き去りにされたことが報じられた。その件について先週、読者から電話があった。「その後、赤ちゃんはどこでどう過ご ...
<金口木舌>遺跡を観光資源に
2016/09/24
世界最古の釣り針など、大発見が相次ぐ南城市のサキタリ洞遺跡。記者会見用資料に「沖縄遺産のブランド開発発信事業」という文字があった。一括交付金事業なのだ ▼調査 ...
<金口木舌>「つ離れ」目前の不正議員
2016/09/23
「つ離れ」という言葉をご存じだろうか。客の入りを表す落語界の隠語だそうだ。一つ、二つ…と数えると九つまでは「つ」が付くが、10からは付かないことから、10人以 ...
<金口木舌>「安全神話」と責任
2016/09/22
どの店でも所々のテーブルで涙を落とす人がいた。5年前、魚が売れない影響で廃業寸前に追い込まれた製氷工場の社長と福島県いわき市の飲食店を飲み歩いた時の経験だ ▼ ...
<金口木舌>暴走はご法度
2016/09/21
今年7月、大阪府内の高速道路を40キロの速度超過で運転し、道交法違反で摘発された鶴保庸介沖縄担当相に、東京簡裁は罰金6万円の略式命令を下した。「襟を正す」と当 ...
<金口木舌>農業女子
2016/09/20
福島県の農家の女性が言う。「都会は、玄関から一歩出っと金かかるべ。ここは一歩出っと、晩のおかずが採れるんだ」。写真家芥川仁さんとライター阿部直美さんの共著「里 ...
<金口木舌>残してほしい光景
2016/09/19
やんばるの人の温かさに触れ、胸を打たれたことがある。2002年10月、大宜味村の老人ホームでカジマヤー祝いを取材した時のこと。入所者がホームのバスに乗って出身 ...
<金口木舌>国家権力によるDV
2016/09/18
「最初はそれとは思わなかった。愛されているのだと思った」。配偶者や恋人からの暴力「DV(ドメスティックバイオレンス)」は、被害者自身、最初は気付かないことが多 ...
<金口木舌>「15年戦争」の起点の日
2016/09/17
1941年12月8日のハワイ・真珠湾などへの攻撃で始まった「太平洋戦争」。これに対し、31年9月18日を起点とする「15年戦争」史観がある。「満州事変」が始ま ...
<金口木舌>共生社会への火
2016/09/16
片手で火が付けられるライターは、人に優しい「ユニバーサルデザイン」の先駆けだそうだ。両手が必要なマッチよりも便利だ。第1次世界大戦中、腕を負傷した兵士が使える ...
<金口木舌>9条の原点
2016/09/15
機動隊に語り掛ける市民を、幣原(しではら)喜重郎首相は「世界史の扉を開く素晴らしい狂人である」と言う。それを聞いた主人公は「そうか。戦争を放棄するのは国じゃな ...
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