「連載:迫る24年問題 沖縄の現場から」の記事一覧
働き方改革進めるも… 季節工確保の減少… やれるだけやっても厳しい現状とは <迫る24年問題 沖縄の現場から>13(製糖業)
「この5年間、働き方改革に適用できるよう必要な設備投資を関係機関とやれるだけやってきた。しかし、厳しい」。南大東村で製糖を営む大東糖業の玉城雄一常務は、苦しい ...
「週休2日」の工事現場、国は推進 民間は「経営圧迫」のホンネ<迫る24年問題 沖縄の現場から>12 建設業(下)
「週休二日(4週8休)モデル工事」。県発注の道路工事に掲げられた立て看板が目に留まる。県内の土木や建築現場で徐々に労働者の休みを確保する動きが広がってきた。4 ...
カギは「勤怠管理の効率化」 残業上限規制、大手で進むデジタル導入 過半数は未対応<迫る24年問題・沖縄の現場から>(11)建設業(上)
リゾートホテルや分譲マンション、米軍や自衛隊基地の造成事業など大型の民間、公共工事が続く県内建設業界。新型コロナウイルス感染症の影響を受けつつも、建設需要は高 ...
“過剰なサービス”見直し、欠かせない運賃の適正化<迫る24年問題・沖縄の現場から>下請けドライバー
呼び鈴を押しても応答がなく、一度で済むはずだった配達が滞る。宅配の再配達は、労働時間の規制が厳格化される物流の「2024年問題」にも関わる課題だ。 下請け会 ...
「予約制」の導入で効率化 荷待ち改善へ輸送と連携<迫る24年問題・沖縄の現場から>(9)卸問屋
日用品や食品、飲料などの商材で満たされる倉庫内。浦添市西洲の各卸問屋は県内の観光需要の増加に伴い成長を続ける。次々と運び込まれる荷物をさばくには手狭になりつつ ...
慢性化するドライバーの「荷待ち」 沖縄独特の“慣習”も背景に…<迫る24年問題・沖縄の現場から>(8)物流(下)
トラックが次々と路肩に並んでいく。港に到着した貨物や商材を発注先の卸問屋へ荷降ろしするための順番を待つ。県内の食品卸売業が集積する浦添市西洲で散見される光景だ ...
「走行中」「待機」トラックの稼働状況を見える化、業務効率化<迫る24年問題・沖縄の現場から>(7)物流(上)
「次の運送作業に向かってほしい」。琉球物流運輸の配車担当者が事務所に設置された大型モニターを確認し、ドライバーへ指示を送る。「走行中」「待機」「荷卸(におろし) ...
「年々20~30人辞めている…」 観光部門で路線事業を穴埋め 「負の連鎖」県民にしわ寄せ <迫る24年問題・沖縄の現場から>(6)運転手(下)
「年々20~30人辞めているのが現状だろう」。路線バス運転手の男性は乗合から人材が流出する一因に、県内観光業の盛り上がりを挙げる。 「2024年問題」対策で ...
「賃金が低すぎで働けなくなる」 バス業界の「中休」、子育て世代に影響 勤務含まれない「待ち時間」の負担 <迫る24年問題・沖縄の現場から>(5)運転手(上)
人手不足による路線バスの減便。公共交通に頼ってきた県民だけでなく、運転手の生活にも影を落としつつある。 「子育て世代には賃金が低すぎて働けなくなる」。長時間 ...
乗り切れるか、秋の繁忙期 修学旅行シーズン、シフト管理複雑に<迫る24年問題 沖縄の現場から>(4)貸し切りバス
「空港に送る部分だけでいいから、カバーできるところはないか」。バス運転手の人手不足が加速し、修学旅行のバス不足が顕在化した2023年秋、県内バス事業者は焦燥感 ...
急転直下、バス業界で進む「再編」 水面下の交渉、合併合意の最大の理由は?<迫る24年問題 沖縄の現場から>(3)路線バス(下)
主要4社が競合する沖縄本島の路線バスのうち、4月から東陽バスが沖縄バスの子会社としてグループ化することが1月に決まった。 「知らなかった」。両社の役職員に決 ...
ドル箱路線も減便 最終便繰り上げ、生活に影響 <迫る24年問題 沖縄の現場から>(2)路線バス(下)
東陽バスが昨年9月に実施した大幅な減便と最終便の繰り上げを伴うダイヤ改正に、県内のバス関係者は驚きを隠せなかった。 競合他社に比べ、本島の東海岸側の交通網に ...
休息時間延長で「運転手が不足」 ダイヤ改定も「追い付かない」 <迫る24年問題 沖縄の現場から>(1)路線バス(上)
1日の休息期間を8時間から9時間以上に―。4月に迫る「2024年問題」。ドライバーに関する改定項目の影響が大きかった。 沖縄バスは通勤通学と帰宅時の混雑時間 ...
「働き方改革」の規制適用、建設業にも影響 下請けなど利益圧迫の懸念 <迫る24年問題 沖縄の現場から>プロローグ続き
新型コロナウイルス感染症が収束に向かい、観光需要の回復で景気が上向く県経済だが、人手不足が深刻化する中で「2024年問題」への対応が喫緊の課題となっている。県 ...
運転手シフト「維持難しい」 人手不足、バス大幅減便<迫る24年問題 沖縄の現場から>プロローグ
「現状維持は難しい」。運転手の勤務シフトを作成していた担当者の手が何度も止まった。人手不足で必要な運転手の数を確保できていなかった。「このままでは、これまで通 ...
いま注目のニュース
一覧へ