「社説」の記事一覧
賃上げ動向 アベノミクスの正念場
2014/01/06
安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」の成否が今年は問われる。政権が描く景気の好循環を生むには、賃金の引き上げを伴う雇用の改善が不可欠だ。しかし、その見通し ...
誘客1千万行程表 沖縄観光の理念を示そう
2014/01/05
1千万人誘客が単なるお題目や夢物語ではなく、現実的にクリアすべき課題であるとの決意表明だと受け止めたい。 県は、目標に掲げる2021年度の入域観光客数1千万 ...
「枯れ葉剤」新証言 隠さずに徹底調査せよ
2014/01/05
猛毒ダイオキシン類を高濃度で含む枯れ葉剤が、1968年~69年にかけて読谷村にあった軍用犬訓練場で定期的に散布されていたことが分かった。米退役軍人で軍用犬看護 ...
沖縄経済展望 アジア活力を追い風に 人材育成が飛躍の鍵
2014/01/04
2014年の沖縄経済は13年に引き続き拡大基調で推移する見通しだ。景気の明るい先行きを確かなものとし、県全体の底上げとさらなる飛躍につなげたい。 県内専門家 ...
自己決定権 民意の力で尊厳回復を 国連で不当性訴えよう
2014/01/03
ウチナーンチュの多くがわだかまりを抱えたままの年明けであったろう。仲井真弘多知事のあの詭弁(きべん)だらけの会見から5日足らずで新年を迎えざるを得なかった。 ...
年の初めに 平和と環境を次代へ 人間の安全こそ最優先に
2013/12/31
新年を迎えた。年の瀬に「知事、辺野古埋め立て承認」の衝撃的な決断に直面し、心を痛めて正月を迎えた県民も多かろう。だが、県民世論調査で米軍普天間飛行場の閉鎖・撤 ...
知事承認と世論 「もう、だまされない」 底堅い辺野古ノーの民意
2013/12/31
「もう、だまされない」。沖縄の未来に禍根を残す県知事の背信と政府の対応の欺瞞(ぎまん)性を、県民は冷静かつ毅然(きぜん)と受け止めている。 仲井真弘多知事が ...
年末回顧 県民は屈服しない 尊厳と覚悟問われた一年
2013/12/30
2013年が暮れようとしている。今年一年の沖縄を漢字一文字で表すなら「屈」ではないか。 最たるものが仲井真弘多知事の「屈服」だ。選挙公約に反し、米軍普天間飛 ...
1票の不平等 司法は毅然とした対応を
2013/12/29
7月の参院選の「1票の格差」をめぐる全国訴訟の一審判決が出そろった。2010年参院選の前回訴訟で4件あった「合憲」はゼロだったが、司法にはもっと毅然(きぜん) ...
PKO弾薬提供 平和主義の国是を覆すな
2013/12/29
戦後日本が堅持してきた平和国家の基盤が大きく揺らいでいるとの感を禁じ得ない。 安倍政権は、国連平和維持活動(PKO)で初めての武器提供を国家安全保障会議(N ...
知事埋め立て承認 即刻辞職し信を問え 民意に背く歴史的汚点
2013/12/28
仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請を承認した。「県外移設」公約の事実上の撤回だ。大多数の県民の意思に反する歴史的汚 ...
首相靖国参拝 政権の暴走を危ぶむ 偏狭な歴史観、共有できず
2013/12/27
安倍晋三首相が首相としては初めて靖国神社を参拝した。参拝にこだわる安倍氏の国家主義的な歴史観は、戦後日本が積み重ねた歴史観と平和国家像を否定するものだ。特定秘 ...
知事・首相会談 粉飾に等しい「負担軽減」
2013/12/26
仲井真弘多知事が「驚くべき立派な内容を提示していただいた」と述べた。この知事の発言自体が、「驚くべき」発言だ。いったいどこが「立派な内容」なのか。 首相官邸 ...
奄美復帰60年 歴史に学び未来へ連帯を
2013/12/26
先の大戦後、沖縄同様に米軍占領下に置かれた奄美群島は25日、1953年に日本復帰を果たしてから60年の節目を迎えた。 住民の99%の署名や断食など、群島ぐる ...
14年度予算 「厚遇」は印象操作だ 基地強要の正当化やめよ
2013/12/25
2014年度沖縄関係予算が前年度比15・3%増の3460億円で決まった。増額となったのはともかく、政府が「厚遇」を強調する点に強い違和感を抱く。 政府は躍起 ...
埋め立て知事判断 後世に誇れる歴史的英断を
2013/12/24
仲井真弘多知事は、選挙公約、県の基地・環境政策との整合性、法律要件に適合するか否か、戦後68年間も米軍基地の過重負担に耐えてきた県民の苦しみなどを最大限考慮し ...
検定基準改定 国家至上主義の教育やめよ
2013/12/24
文部科学省の教科書検定審議会が検定改革案を了承した。近現代史を扱う際に通説的な見解がない歴史的事実の記述はバランスを取り、政府見解や確定判決があれば盛り込むと ...
米研究員“指南” 「アメとムチ」は時代錯誤
2013/12/23
あからさまな脅迫であり、時代錯誤も甚だしい発言である。 米軍普天間飛行場辺野古移設に関し、米国の保守系シンクタンクの上席研究員が、仲井真弘多知事が埋め立てを ...
首都直下地震 一極集中改め減災に尽くせ
2013/12/23
今後30年以内に約7割の確率で発生することが見込まれる首都直下地震の被害想定に、衝撃的な数字が並んだ。 中央防災会議の試算によると、マグニチュード7級の地震 ...
辺野古に軍港機能 県民欺く不当なアセスだ
2013/12/22
防衛省が軍港機能拡充の事実を隠し、県民、国民を欺いていた。 沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を目指し県に提出した埋め立て申請で、護岸の長さや弾 ...
原発事故復興指針 復興の具体的な将来像示せ
2013/12/22
政府は20日、東京電力福島第1原発事故の復興指針を決定した。避難者の全員帰還の原則から帰還と移住の両面支援に転換する一方、東電負担を前提としていた除染などの一 ...
普天間停止要求 口先の空約束は通じない
2013/12/21
あまりにあけすけな口ぶりである。米国防総省のウォレン報道部長は仲井真弘多知事が安倍晋三首相に要請した5年内の普天間飛行場の運用停止について「できない」とにべも ...
国の直接是正要求 問われるべきは文科省だ
2013/12/21
国の命じることは、何がなんでも従えということのようだ。八重山教科書問題で、県教育委員会が文部科学省の是正要求に対する疑問点をまとめた質問書を送付する方針なのに ...
猪瀬知事辞職 疑惑を徹底解明すべきだ
2013/12/20
東京都の猪瀬直樹知事が辞職を正式表明した。医療法人「徳洲会」グループから受け取った現金5千万円についての疑惑は解明されず、都民の信頼を失墜させ、深刻な政治不信 ...
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