「書評」の記事一覧
『本屋になりたい』 道切り開く女性の底力
2015/10/04
#書評
『本屋になりたい』宇田智子著、高野文子絵 ちくまプリマー新書・820円+税 ヤマトから来た若い女性が無我夢中で始めた古書店商売の話である。著者は、だんだんと那 ...
ベストセラーランキング(2015/10/4)
2015/10/04
#書評
■宮脇書店名護店 (1)又吉直樹著「火花」(文芸春秋・1296円) (2)平井康嗣・野中大樹著「国防政策が生んだ沖縄基地マフィア」(七つ森書館・1944円) ( ...
『人頭税はなかった』 琉球・沖縄を学ぶ必読書
2015/09/27
#書評
『人頭税はなかった』来間泰男著 榕樹書林・900円+税 人頭税はなかった―伝承・事実・真実 (がじゅまるブックス) 「人頭税」とは、担税能力の差に関係なく、各 ...
ベストセラーランキング(2015/9/27)
2015/09/27
#書評
■Booksきょうはん安謝店 (1)曽野綾子著「人間の分際」(幻冬舎・864円) (2)「妖怪ウォッチバスターズ赤猫団白犬隊 オフィシャル完全攻略ガイド」(小学 ...
『奄美の奇跡』 言葉の運動、復帰実現
2015/09/20
#書評
『奄美の奇跡』永田浩三著 WAVE出版・1700円+税 奄美群島といえば田中一村、島尾敏雄の2人の名が浮かんでくるだけであったものが、本書により中村安太郎、泉 ...
『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』 失われた記憶に触れる
2015/09/20
#書評
『ぼくの〈那覇まち〉放浪記』新城和博著 ボーダーインク・1600円+税 「雪崎」「指帰橋」「シーシンサー」「壺川ホウホウ」「仲西ヘーイ」…これは本書で出てくる ...
『歌集 七歳の夏』 弱き者に添う肝苦さの歌
2015/09/20
#書評
『歌集 七歳の夏』池原初子著 ながらみ書房・2500円+税 七歳の夏―歌集 畏敬する池原初子さんが待望の歌集『七歳の夏』を出版した。メルヘン風のすてきなタイト ...
ベストセラーランキング(2015/9/20)
2015/09/20
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)又吉直樹著「火花」(文芸春秋・1296円) (2)防衛省著「日本の防衛 防衛白書 平成27年版」(日経印刷・1234円) (3)住野よ ...
『琉球のアイデンティティ』 琉球問題の「百科全書」
2015/09/13
#書評
『琉球のアイデンティティ』比嘉克博著 琉球館・2500円+税 本書の著者は、愛知県在住の「在日琉球人」で、本名は「青山克博」という。結婚後養子となったが、その ...
『希望をつくる島・沖縄』 県民に送るエール
2015/09/13
#書評
『希望をつくる島・沖縄』野本三吉著 新宿書房・1800円+税 本書は著者が、若者に宛てた12通の手紙である。送り主は、野本三吉こと、加藤彰彦さんだ。「琉球処分 ...
ベストセラーランキング(2015/9/13)
2015/09/13
#書評
■球陽堂書房那覇メインプレイス店 (1)又吉直樹著「火花」(文藝春秋・1296円) (2)高橋哲哉著「沖縄の米軍基地―『県外移設』を考える」(集英社・777円) ...
『マーシャル諸島 終わりなき核被害を生きる』
2015/09/06
#書評
『マーシャル諸島 終わりなき核被害を生きる』竹峰誠一郎著 新泉社・2600円+税 米核実験被害の真実に迫る アメリカは第2次大戦後の核開発のため、中部太平洋マ ...
『サシバ 合同エッセイ32集』 鳥の目で記憶や歴史俯瞰
2015/09/06
#書評
『サシバ 合同エッセイ32集』沖縄エッセイスト・クラブ編 新星出版・1389円+税 ことしも沖縄エッセイストクラブの合同エッセイが無事、刊行された。数えて第3 ...
『国防政策が生んだ沖縄基地マフィア』 「振興」に巣くう利権、談合
2015/08/30
#書評
『国防政策が生んだ沖縄基地マフィア』 平井康嗣、野中大樹著 七ツ森書館・1944円 黒ベタのバックに白抜きの題字が大きく目に入る。帯の推薦文を書いた佐高信氏の ...
『地層と化石が語る琉球列島三億年史』 太古の沖縄の姿知る
2015/08/30
#書評
『地層と化石が語る琉球列島三億年史』 神谷厚昭著 ボーダーインク・1000円+税 西原町の私の家は「大陸の泥」の上にある。沖縄本島中南部に広がる泥岩(クチャ) ...
『武道館』 「少女の選択」に優しく
2015/08/30
#書評
『武道館』 朝井リョウ著 文藝春秋・1300円+税 AKBグループが沖縄を拠点とするグループを結成するうわさが流れている。AKBグループは東京秋葉原、大阪、名 ...
『琉球列島の自然講座』 奇跡的な多様性伝える
2015/08/23
#書評
『琉球列島の自然講座』 琉大理学部「琉球列島の自然講座」編集委員会編著 ボーダーインク・1800円+税 琉球列島の自然の中にあるさまざまな分野から、その独特さ ...
『沖縄、脱植民地への胎動』 「ワッター」の人生歩き出す
2015/08/23
#書評
『沖縄、脱植民地への胎動』 知念ウシ、與儀秀武、桃原一彦、赤嶺ゆかり著 未來社・2200円+税 「『胎動』のエージェントは私ではない」。先日出産を終えた私はそ ...
『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』 沖縄差別の政策に終止符を
2015/08/23
#書評
『沖縄の米軍基地「県外移設」を考える』 高橋哲哉著 集英社・778円 日本人の「無意識の植民地主義」を問い、「米軍基地を持って帰れ」という主張に半分説得されな ...
ベストセラーランキング(2015/8/23)
2015/08/23
#書評
■戸田書店豊見城店 (1)又吉直樹著「火花」(文藝春秋・1296円) (2)ゴルゴ松本著「あっ!命の授業」(廣済堂出版・1404円) (3)住野よる著「君の膵臓 ...
『ソテツをみなおす』 文化、歴史に広がる関わり
2015/08/16
#書評
『ソテツをみなおす』 安渓貴子・当山昌直編 ボーダーインク・2000円+税 面白くて、ためになる1冊が出た。本書は、サブタイトルにあるように「奄美・沖縄の蘇鉄 ...
『シリーズ日本の安全保障第4巻 沖縄が問う日本の安全保障』
2015/08/16
#書評
『シリーズ日本の安全保障第4巻 沖縄が問う日本の安全保障』 島袋純、阿部浩己編 岩波書店・2900円+税 「地球村」生き残りを追求 国際安全保障なる表現が日本 ...
『ヘイト・スピーチ法 研究序説』 憲法の根本規範を啓蒙
2015/08/16
#書評
『ヘイト・スピーチ法 研究序説』 前田朗著 三一書房・8000円+税 日本国憲法103カ条の条項は、憲法制定の萌芽(ほうが)となる憲法の「根本規範」に基づいて ...
『ステーキに恋して』 牛と沖縄の意外な関係
2015/08/09
#書評
『ステーキに恋して』平川 宗隆著 ボーダーインク・1600円+税 著者の平川先生といえば大の沖縄そばジョーグーでヒージャージョーグー。沖縄そばはもちろん、アジ ...
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