「書評」の記事一覧
ベストセラーランキング(2022/10/2)
2022/10/01
#書評
■ジュンク堂書店那覇店 (1)沖縄文化社編「よくわかる琉球・沖縄史」(沖縄文化社・1320円) (2)森本浩平編「沖縄。人、海、多面体のストーリー」(集英社・8 ...
<書評>『平和で豊かな沖縄をもとめて 「復帰50年」を問う』 実現への道筋描き出す
2022/09/24
#書評
『平和で豊かな沖縄をもとめて 「復帰50年」を問う』おきなわ住民自治研究所編 自治体研究社・1320円 評者には、2歳の娘がいる。飛行機が好きらしく、よく眺め ...
<書評>『伊良波盛男詩集 人類』 詩の原点 池間にあるもの
2022/09/24
#書評
『伊良波盛男詩集 人類』伊良波盛男著 あすら舎・1650円 伊良波さんが長年の島外生活から、古里の池間島に帰還して何年かたった頃、娘と一緒に訪ねたことがある。 ...
<書評>『沖縄子ども白書2022』 豊かで学びに満ちた一冊
2022/09/17
#書評
『沖縄子ども白書2022』編集委員 上間陽子ほか著 かもがわ出版・3080円 豊かで学びに満ちた一冊である。わくわくしながら読んだ。 まず、豊富なデータや歴 ...
<書評>『沖縄戦と琉球泡盛 百年古酒の誓い』 歴史的価値をもつ一冊
2022/09/10
#書評
『沖縄戦と琉球泡盛 百年古酒の誓い』上野敏彦著 明石書店・2750円 泡盛の魅力は、それを取りまく「人」と、「歴史」にある。改めてそれを強く共感した一冊に巡り ...
<書評>『妖怪民話…聞き歩き』 自分、人間とは何者か
2022/09/10
#書評
『妖怪民話…聞き歩き』藤井和子著 柏艪舎・1870円 本書を読みながら私は、今年1月に亡くなられた立命館大学名誉教授の福田晃氏は、琉球列島の昔話や伝説などの民 ...
<書評>『貧困理論入門』 「自由の欠如」克服には
2022/09/03
#書評
『貧困理論入門』志賀信夫著 堀之内出版・2200円 「貧困とは何か」と聞かれたとき、真っ先に手渡したい。そんな入門書が登場した。 本書は6章構成からなり、手 ...
<書評>『復帰50年 沖縄を読む 沖縄世はどこへ』 50人のさまざまな視点
2022/09/03
#書評
『復帰50年 沖縄を読む 沖縄世はどこへ』東アジア共同体研究所 琉球・沖縄センター編 ボーダーインク・1540円 本土復帰50年をどのように見るか、どう語るか ...
<書評>『沖縄詩人アンソロジー 潮境 第2号』 何かが蘇生する感覚
2022/08/27
#書評
『沖縄詩人アンソロジー 潮境 第2号』「潮境」発行委員会 「潮境」発行委員会・1100円 本書は沖縄にかかわる現代詩人たちの詩を多数収録するものである。沖縄の ...
<書評>『戦争準備と住民監視』 「戦争する国づくり」に警鐘
2022/08/27
#書評
『戦争準備と住民監視 ~重要施設等周辺住民監視規制法(土地規制法)の廃止を求める~』仲松正人著 あけぼの出版・600円 法律の題名は、やたら長いものが少なくな ...
<書評>『琉球共和国憲法の喚起力』 「憲法感覚」、反復帰が憲法案貫く
2022/08/20
#書評
『琉球共和国憲法の喚起力』仲宗根勇、仲里効編 未來社・3080円 復帰運動の中心であった復帰協が、1960年の結成当初から日本国憲法の沖縄への適用を掲げたのは ...
<書評>『竹富島と共に歩む 阿佐伊孫良遺稿集』 「うつぐみ」の思想の実相
2022/08/20
#書評
『竹富島と共に歩む 阿佐伊孫良遺稿集』発行者・阿佐伊イチ子・2750円 本書は、「竹富島のパッション」と称すべき、阿佐伊孫良氏の遺稿集である。氏は、長年東京で ...
<書評>『私の沖縄問題』 根底に人権 身近な問題に
2022/08/13
#書評
『私の沖縄問題』部落解放・人権研究所編 解放出版社・1760円 「沖縄問題」と言われると、「沖縄に米軍基地が集中しているために、沖縄に集中して起こる事件・事故 ...
<書評>『今帰仁御神 上・下巻』 攀安知の汚名返上訴える
2022/08/13
#書評
『今帰仁御神 上・下巻』比嘉佑典著 ゆい出版・上巻、下巻各3850円 今般『今帰仁御神』という題名の上・下2巻からなる大作が上梓された。著者は本邦の東アジア研 ...
<書評>『新中国論 台湾・香港と習近平体制』 沖縄にも視点 不安を整理
2022/08/06
#書評
『新中国論 台湾・香港と習近平体制』野嶋剛著 平凡社・1056円 ある問題について、どう考えればいいのか疑問がわくことがある。ロシアがウクライナに侵攻したよう ...
<書評>『琉球文学大系1 おもろさうし上』 「型」身につけ言葉の旅へ
2022/08/06
#書評
『琉球文学大系1 おもろさうし上』名桜大「琉球文学大系」編集刊行委員会編さん 波照間永吉校注 ゆまに書房・5940円 少しばかりなじみにくいのではないかと思う ...
<書評>『人生ははーえーごんごん』 「生きる」ために「笑う」
2022/08/06
#書評
『人生ははーえーごんごん』仲宗根澄 大城道子編 ボーダーインク・1980円 本書は沖縄市を中心に社会運動にも貢献した仲宗根澄(1907―2011年)のライフヒ ...
<書評>『大城立裕追悼論集 沖縄を求めて 沖縄を生きる』 未来の沖縄 考える手掛かり
2022/07/30
#書評
『大城立裕追悼論集 沖縄を求めて 沖縄を生きる』刊行・編集委員会 インパクト出版会・2750円 本書は2020年に95歳で惜しまれつつも逝去された大城立裕の文 ...
<書評>『ボリビア開拓記外伝 コロニアオキナワ 疾病・災害・差別を生き抜いた人々』 不可能を可能にした男
2022/07/30
#書評
『ボリビア開拓記外伝 コロニアオキナワ 疾病・災害・差別を生き抜いた人々』渡邉英樹著 琉球新報社・2090円 本書は、日本の反対側ボリビアで「不可能を可能にし ...
<書評>『転変・全方位クライシス』 変革試みる希望の詩集
2022/07/23
#書評
『転変・全方位クライシス』八重洋一郎著 コールサック社・1650円 石垣市在住の八重洋一郎さんの叙事詩『日毒』(2017年)は、日本の文学界、思想界に衝撃を与 ...
<書評>『どこにもないテレビ 映像がみつめた復帰50年』 奇跡と軌跡を再認識
2022/07/23
#書評
『どこにもないテレビ 映像がみつめた復帰50年』渡辺考著 かもがわ出版・1760円 2022年5月15日、沖縄は本土復帰50年の節目を迎えた。県民に復帰に対す ...
<書評>『南西諸島を自衛隊ミサイル基地化 対中国、日米共同作戦計画』 新たな戦争へ準備着々
2022/07/16
#書評
『南西諸島を自衛隊ミサイル基地化 対中国、日米共同作戦計画』土岐直彦著 かもがわ出版・1760円 「戦後」が終わり、新たな「戦前」への動きが、南西諸島で急加速 ...
<書評>『閉じつつ開く』 島々歩いた気付き、形に
2022/07/16
#書評
『閉じつつ開く』伊志嶺敏子著 南山舎・1650円 以前、知人の住む市営馬場団地を訪ねて驚いた。団地に対して持っていた単調なイメージがなかったのだ。わが家らしい ...
<書評>『失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック』 モヤモヤの正体を発見
2022/07/09
#書評
『失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック』新聞労連ジェンダー表現ガイドブック編集チーム著 小学館・1650円 「大変ありがたい本が出た」というのが最初の感 ...
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