「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>生徒に学ぶ
2019/02/04
#視覚障がい者
日本を代表する客船「飛鳥Ⅱ」が昨年末、沖縄市の中城湾港に初めて寄港した。雨がやみ、埠頭(ふとう)に近づくにつれて晴れ間が出たという。「天使の階段がきれいでした ...
<金口木舌>振り払われた手
2019/02/04
#児童養護施設
訪ねる機会があった児童養護施設であぐらをかいて休んでいると、未就学の女児が両脚の間に座り込んで離れようとしない。職員が愛着行動と教えた ▼別の日、社会的養護に ...
<金口木舌>物語の舞台へ
2019/02/02
#金口木舌
東京の学生と懇談する機会があった。初めての沖縄という学生もいたがよく調べている印象を受けた。聞くと周囲は違うという。地上戦が行われた事実さえ知られていないと嘆 ...
<金口木舌>3・1運動と日本
2019/02/01
#サッカー
市民スポーツは健康増進を図るとともに、参加者の親睦を深めることができる。チーム名も親しみやすいものが多いが、韓国のサッカーチームのユニホームに印字された名称が ...
<金口木舌>改憲と強権化
2019/01/31
#憲法
南米ベネズエラでフアン・グアイド国会議長が暫定大統領への就任を宣言した。反米左翼のマドゥロ大統領による独裁政治が続く同国は、主要な収入源である石油生産の落ち込 ...
<金口木舌>政府によるフェイク発信
2019/01/30
#サンゴ
昨年の県知事選でネット上の情報の真偽を検証するファクトチェックをした。候補者への誹謗(ひぼう)中傷も多かったが、「沖縄の基地負担が大きいというのは幻想」との誤 ...
<金口木舌>私は褐色
2019/01/29
#大坂なおみ
手塚治虫さんが亡くなって2月で30年になる。新しい全集も出ており、「鉄腕アトム」や「火の鳥」などの名作を今も手軽に読める。古典であり書店の本棚を埋める現役の作 ...
<金口木舌>予期せぬ発見
2019/01/28
#中城城跡
セレンディピティとは予期せぬ発見に出くわすこと。偶然の重なりで幸福をつかみ取る同名の恋愛映画があった。単純な偶然を言うのではない ▼どちらかと言うと、経験や努 ...
<金口木舌>乗り物が凶器に変わる
2019/01/28
#バス
鉄道ファンのうち特に撮影が好きな人を「撮り鉄」と呼ぶ。音好きは音鉄、乗車好きは乗り鉄。バス愛好家で撮影好きは撮りバスとなる。お目当てのためファンは全国を巡る ...
<金口木舌>愛きょうある強さ
2019/01/27
#テニス
「私を目標にしないでほしい。そこまでの責任は取れない」「自分の犬に会いたい。私を覚えているといいんだけど」。ユーモアあふれるスピーチ ▼言葉の主は昨年9月、四 ...
<金口木舌>署名がしたい
2019/01/23
#県民投票
昨年夏、読者からいただいた電話を思い出している。新基地建設の是非を問う県民投票の実施を求める署名が始まって、しばらくたってのこと。どこで署名をすればよいのか、 ...
<金口木舌>歩きの効用
2019/01/21
#沖縄戦
哲学者のカントは毎日同じ時間に散歩をしたという。住民がそれを見て、時計を合わせたという話は有名だ。歩くことが思想家の脳を活性化させたのだろうか ▼歩くとアイデ ...
<金口木舌>この世界で、すずさんの色は
2019/01/20
#金口木舌
広島県呉市を訪ねたのは今から1年ほど前。造船と軍港として栄えた街並みが印象的だった。昨年7月、西日本豪雨による土砂災害で甚大な被害を受けた。半年が過ぎ、呉は復 ...
<金口木舌>元号を考えた
2019/01/19
#元号
果たして平和な社会になったのか。現在の元号「平成」は国の内外、天地とも平和が達成されるという意味が込められているという。その「平成」が今年で終わり、新しい元号 ...
<金口木舌>地球が沈没する日
2019/01/18
#トランプ大統領
真偽不明の情報が飛び交うインターネット上には、荒唐無稽で笑えるような話題が掲載されていることがある。最近目にしたのはタイムトラベラーが3千年後に撮影した写真 ...
<金口木舌>ハンストと「普通の生活」
2019/01/18
#元山仁士郎
「どうすれば沖縄の人々が普通に生活できる社会にできるのか」。2016年6月、米軍属女性暴行殺人事件の遺棄現場で、当時シールズ琉球で活動していた元山仁士郎さんが ...
<金口木舌>国と国の境目にあるもの
2019/01/16
#観光
関東と関西の境目を巡る議論は古い。どこまで「アホ」と言い、どこから「バカ」に変わるのか。かつて民放で調査して作った分布図がベストセラーになった。昨年は別の方言 ...
<金口木舌>歌町ってどこ?
2019/01/15
#国際通り
年末年始、那覇市の国際通りを幾度か歩いた。観光客が発する中国語や韓国語が耳に飛び込んでくる。土産店の店先に並ぶ商品札にも外国語が目につく。外国人観光客の急増を ...
<金口木舌>車の両輪とは
2019/01/14
#松川正則
車はなぜ曲がれるか。点検の際に知人の整備士から教えてもらった。ハンドルを切るから、というのは当然のこと。そうではなく、カーブでのタイヤの動きのことだ ▼タイヤ ...
<金口木舌>20年前の予言
2019/01/14
#不発弾
1999年7月、空から恐怖の大王が来る―。ノストラダムスの予言だ。この年、世間は「人類滅亡か」とざわつき、新聞やテレビなども特集を組んだ ▼予言の年から10年 ...
<金口木舌>肩がぶつかった後に
2019/01/13
#金口木舌
東京に勤務していたころ、人通りの多い駅構内などで前から来る人とよく肩がぶつかった。怒鳴られることはあったがけんかにはならなかった ▼初めから争う姿勢をむき出し ...
<金口木舌>イッパチを救った柔道家
2019/01/12
#五輪
1908年に移民船「笠戸丸」に乗船し、ブラジルに渡った「イッパチ」こと儀保蒲太。持ち前の度胸で賭博場経営などで財をなした。その生涯を描いた著書「イッパチの夢を ...
<金口木舌>年明けの劇薬
2019/01/08
#日本復帰
大宅壮一さんは1959年6月、同じ年の11月に岡本太郎さんが沖縄を訪れている。毒舌で知られる評論家と奇抜な発想で話題の芸術家に沖縄を論じ合ってもらおうと誰しも ...
<金口木舌>子どもたちにスポーツの喜びを
2019/01/07
#ラグビー
部分日食が各地で観測された。ことしは12月にも見られ、年に2度ある珍しい年だ。太陽と月の動きは物事の盛衰に例えられる。新年早々スポーツ界で波乱が起きた ▼天下 ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)