「コラム&インタビュー」の記事一覧
「村上春樹を読む」村上春樹の四国学
2014/12/25
#コラム&インタビュー
物語の聖なる場所 先日、徳島県立文学書道館というところで「村上春樹と四国」との演題で話をいたしました。その冒頭、四国・徳島に招かれたから、このような題をつけた ...
デビュー50周年、進化続ける小林幸子 夢の武道館にも巨大衣装
2014/12/19
#コラム&インタビュー
デビュー50周年記念公演で、豪華巨大衣装に身を包み歌う小林幸子=11月17日、東京・日本武道館 2014年も残りわずか。大晦日といえば、気になるのがNHK紅白 ...
凝った背中に手が届く極上演劇 城山羊の会『トロワグロ』
2014/12/11
#コラム&インタビュー
▼「城山羊の会」の新作公演『トロワグロ』は、大人たちの気遣いと本音と気疲れで築かれ、観客の凝った背中に手が届く、極上舞台だった。 「城山羊」の読みは「シロヤギ ...
郷愁、薫り、アイルランドの魅力満載
2014/12/04
#コラム&インタビュー
ミュージカル『Once ダブリンの街角で』の一場面=(C)清水隆行 ミュージカル『Once ダブリンの街角で』 もの悲しい音楽、切ない物語、その舞台となるパブ ...
錦織圭の見ている世界をもっと 良い解説、残念な解説
2014/11/13
#コラム&インタビュー
▼「圭は11歳の時からそうなんですが、サーブで体が開いてしまう癖があるんです。開かないように開かないように練習してきているんですが…」。11月11日の錦織圭選手 ...
「ゴンチチ」が還暦ライブ
2014/10/30
#コラム&インタビュー
還暦を記念したライブで演奏する「ゴンチチ」=10月10日、東京・有楽町 アコースティックギターの音色に“大人”を感じる ずっと気になっているのに、なぜかじっく ...
ああ、消えゆく名画座 新橋文化劇場・ロマン劇場も閉館
2014/09/11
#コラム&インタビュー
閉館を前にした新橋文化劇場・ロマン劇場 近年、新たに映画館ができるといえばシネコン(複合映画館)だ。発券機や売店の並ぶ広いロビー、スクリーンは10前後もある。 ...
ローカル局発の熱いドキュメンタリー映画 日本初の「記憶遺産」炭鉱絵師
2014/08/07
#コラム&インタビュー
「記憶遺産」に登録された山本作兵衛の炭鉱記録画。(C)RKB 2011年に日本で初めてユネスコの「記憶遺産」に登録された炭鉱絵師、山本作兵衛さんの記録画。恥ず ...
「村上春樹を読む」 T・S・エリオットをめぐって、その4
2013/12/27
#コラム&インタビュー
再生の神話・聖杯伝説 今年5月に「河合隼雄物語賞・学芸賞」創設を記念した、村上春樹の公開インタビューが京都で開かれました。私もそのトークを聴きに行きましたが、 ...
「村上春樹を読む」うつろな人間と猫
2013/09/27
#コラム&インタビュー
T・S・エリオットをめぐって 今夏、岩手県一関市にある有名なジャズ喫茶「ベイシー」に立ち寄りました。ジャズファンの間では、知らないものがないというジャズ喫茶の ...
初音ミクとトニー・ベネット、振れ幅は大きいが…
2013/09/19
#コラム&インタビュー
横浜アリーナを熱気で包んだ初音ミク ライブはやっぱり面白い 音楽取材の現場を離れ、1年ぶりに戻ってきたとき、「やっぱりいいなあ」と思ったことがあります。それは ...
TAOに足し算、リースに引き算 『ウルヴァリン:SAMURAI』
2013/09/12
#コラム&インタビュー
▼ハリウッドのSFアクション大作『ウルヴァリン:SAMURAI』(9月13日公開)に日本人モデルTAOと、福島ミラの2人が、ヒュー・ジャックマン演じる主人公の恋 ...
84年生まれによる藤圭子考 垣間見た70年代という時代
2013/09/05
#コラム&インタビュー
CD『聞いて下さい私の人生~藤圭子コレクション』のジャケット 歌手の藤圭子さんが8月、亡くなった。享年62歳。その死をきっかけに、昭和が持っていた“怪物”のよ ...
メンタル・テクニカル・フィジカル エンタメ版「水泳のススメ」
2013/08/29
#コラム&インタビュー
その9 最近のスポーツ中継で「メンタル・テクニカル・フィジカル」という語をよく耳にする。例えば、サッカーなら「日本中の期待を背負った重圧の中でPKを決めたメン ...
「村上春樹を読む」「自己表現」ではないもの
2013/08/22
#コラム&インタビュー
「多崎つくる」とは何か 村上春樹のエッセイ集『サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3』(2012年)の中に「いわゆる新宿駅装置」というエッセイがあります。今春刊行 ...
海老蔵、渋谷で初の自主公演
2013/08/15
#コラム&インタビュー
新作歌舞伎「疾風如白狗怒涛之花咲翁物語。」の一場面。犬のシロを演じる市川海老蔵 宮本亜門演出、一人3役で昔話を歌舞伎化 「枯れ木に花を咲かせましょう」。誰もが ...
ビバ!おっさん思春期 イタおかしい『地下室の手記』
2013/08/08
#コラム&インタビュー
▼「おっさん思春期」という言葉が日本にはある。まだ一般的ではないが、ある。 <社会人になって久しい男性が、自尊心は強いが、実績や自信がなく、展望も見えず、言葉 ...
雲の上でゆるやかな音楽を フジロック
2013/08/01
#コラム&インタビュー
子ども連れも楽しめるフジロックのサイレントブリーズ 1999年から新潟県湯沢町の苗場スキー場一帯で開かれ、すっかり夏の新潟の風物詩として定着したフジロックフェ ...
「村上春樹を読む」新宿駅とは何か
2013/07/25
#コラム&インタビュー
中央線の2つの路線 村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、全体で19章の長編ですが、その最終章は巨大な新宿駅の描写で始まっています。 ...
毒まぶし、絶妙なバランス…地方紙4こま漫画が面白い
2013/07/19
#コラム&インタビュー
『きんこん土佐日記 第1巻』(高知新聞社)の表紙 くまモンも登場 今年1月から全国の新聞社向けに配信を始めた子ども用の4こま漫画『タイニャーマスク』の担当記者 ...
質屋が求める「ゆるキャラ」とは
2013/07/11
#コラム&インタビュー
ウォンビンの映画では無理 ▼日本では何でもゆるキャラ化されていく。先日、全国質屋組合連合会が「ゆるキャラ」案募集を始めた。被害が全国に及ぶ「偽装質屋」事件で、本 ...
「デジタル×アナログ」で夢の音楽ソフト
2013/07/04
#コラム&インタビュー
音楽をめぐる環境、ますます豊かに ことし発売された、日本のバンド「電気グルーヴ」のアルバム『人間と動物』(キューンレコード)。ジャケットの、魚をくわえたパンダ ...
「村上春樹を読む」遠くまで行かなくてはならない
2013/06/27
#コラム&インタビュー
なぜ、名古屋なのか 村上春樹の新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、高校時代の仲良し5人組の話ですが、それが名古屋の高校での5人組であることは、 ...
続・他人の気持ちなど分かるものか 岩井秀人のハイバイ『て』
2013/06/13
#コラム&インタビュー
▼「家族」とは、多くの人にとって、自分を認めてくれるありがたく、得難い礎かもしれない。しかし多くの人にとって、家族でさえなかったらこんなに傷つけ合わずに済むのに ...
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