「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>選手の「今」を伝える
2017/07/29
全国や世界で活躍する選手の小中高時代を指導者らと振り返ることは、運動部記者の楽しみの一つ。選手の成長過程に触れることは、記者にとっても大きな財産になる ▼指導 ...
<金口木舌>島の空気感
2017/07/28
大ヒットした映画「ナビィの恋」のエンディングは、主人公や島の人々が集い、笑顔の輪が広がる。その場面を見た時、沖縄らしさを的確に表現していることに感動した ▼大 ...
<金口木舌>ひとごとではない戸籍の公表
2017/07/27
1954年2月17日の衆院外務委員会。南方連絡事務局長はこう答弁した。「琉球に戸籍を持つ琉球住民への弾圧や不当な取り扱いは、陳情があっても米民政府と交渉できな ...
<金口木舌>給食のカレーライス
2017/07/26
小学校低学年の頃、学校給食に出る温かい脱脂粉乳をすすった。それほどおいしいとは思わなかったが、丈夫な体をつくると先生に諭された。飲めずに涙をこぼす子もいた。1 ...
<金口木舌>強面刑事の挑戦
2017/07/25
澄んだ青空が広がる日が続いている。暑さはいかんともし難いが、酷暑の日ほど夕刻の空は美しく見える。時を追うごとに変わる色彩の連なりで魅了する ▼もう少し夜が進ん ...
<金口木舌>CM内容に見るダイバーシティーとは
2017/07/22
雑誌や本、新聞などの活字媒体には必ず「校閲・校正」という作業が入る。校正とは原稿などの内容の誤りや不備な点を調べ、正しく直すこと ▼東京には校正を専門とする会 ...
<金口木舌>紙芝居に込める地域への思い
2017/07/21
各小中学校で行われている「読み聞かせ」。浦添市立当山小学校で、ユニークな取り組みを見た。読み手は「西原大綱引きの会」の面々。地元に約400年続く伝統行事を紙芝 ...
<金口木舌>心の壁は
2017/07/20
「われらは愛と正義を否定する」。1970年代、脳性まひ当事者を中心に、障がい者運動を展開した「青い芝の会」の行動綱領の一文だ ▼起草した横田弘さんは、脳性まひ ...
<金口木舌>偽ニュースとの攻防
2017/07/19
大勢の人々の真ん中で、おんどりは重い梁(はり)を持ち上げ、羽根のように軽々と運んだ。それを見た娘は叫ぶ。「皆さん、運んでいるのはわらだって分からないの」。途端 ...
<金口木舌>絵日記と台風
2017/07/19
吉田拓郎さんの代表曲「夏休み」は懐かしい人や生き物を折り込み、戻っては来ない少年期を振り返る。「姉さん先生」や「たんぼの蛙(かえる)」「畑のとんぼ」のそれぞれ ...
<金口木舌>新たなつながりの構築を
2017/07/18
新聞を手に取ると、まずは告別式広告からという人は多い。義理を欠いてはいけないという気持ちもあるだろう。地縁、血縁の結び付きの強い沖縄である ▼墓や葬儀など元気 ...
<金口木舌>ホーキング博士の警鐘
2017/07/17
「車いすの天才科学者」として知られる英ケンブリッジ大のスティーブン・ホーキング博士。トランプ米大統領が、温暖化対策の新枠組み「パリ協定」離脱を表明していること ...
<金口木舌>容姿を褒めるのはマナー違反
2017/07/16
「そのネクタイすてきですね」「あなたの顔立ちすてきですね」-。同じ褒め言葉でも、後者の方は違和感がある。服のセンスを褒められるのはうれしいが、容姿はなぜか素直 ...
<金口木舌>わんぱく相撲と人づくり
2017/07/15
堂々とした取り口とは対照的に、勝ち名乗りを受けた笑顔が何ともかわいらしい。浦添市わんぱく相撲大会が6月、30回を数えた。今年も市内全11小学校の児童300人余 ...
<金口木舌>先人の息づかい感じる
2017/07/14
「知りたい」という熱気に圧倒された。8日、県公文書館で行われたシンポジウム「琉球王国の外交文書-歴代宝案への誘い」には250人が詰め掛けた。歴史への関心だけで ...
<金口木舌>安倍首相の“そば”政治
2017/07/13
安倍晋三首相はどうも「そば」が好きらしい。「そば」と言っても、側(そば)にいる人という意味である。行政の公平性やルールよりも、「そば」の利益を優遇するような政 ...
<金口木舌>チムグリサンの心
2017/07/12
飯時を逃すと、大正生まれの祖母に「ひもじくないか」と聞かれることがあった。戦前や戦後、食で困った経験がある人が「ひもじい」と言うと、厳しい空腹が心底伝わるよう ...
<金口木舌>那覇市政の「一汁一菜」
2017/07/11
テレビでおなじみの料理研究家、土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」を読んだ。家庭料理の「一汁三菜」に疑問を呈し、ご飯と具だくさんのみそ汁、漬物が基本 ...
<金口木舌>残したい香り
2017/07/10
おばあちゃんの家のにおい。香り草ヤマクニブー(山九年母、和名・モロコシソウ)の香りは、そう例えられる。衣服の虫よけや芳香目的に使われるなど、古くから沖縄で親し ...
<金口木舌>ヒアリだけではない「外来種」
2017/07/09
強い毒を持つヒアリが国内で発見された影響で、殺虫剤メーカーの株価が上昇しているという。外来種侵入の危機が、投機のチャンスとは皮肉ではある ▼国境を越えた物流の ...
<金口木舌>又吉投手の球宴初選出
2017/07/08
うれしいニュースが飛び込んできた。プロ野球中日の又吉克樹投手(浦添市出身)が球宴に初選出された。プロ4年目、憧れの舞台を「テレビで見るものだと思っていた」と素 ...
<金口木舌>船乗りの”卵”奮闘
2017/07/07
「身近にあるものの100%近くが船で運ばれている」という事実は、意外と知られていないのではないか。島国日本、離島県の沖縄。船による輸送は生活を支える上で欠かせ ...
<金口木舌>オールフリーのサービス実践
2017/07/06
長年の夢だった独立開業からわずか3年で店の壁を壊した。客を癒やす居心地の良い内装は、研究を重ねた自身の作品。それを壊すのは「つらかった」 ▼東京都で14席の小 ...
<金口木舌>自衛隊票ってあるの?
2017/07/05
防衛省の役人に「自衛隊票ってあるんでしょうか」と尋ねたことがある。陸上自衛隊イラク派遣部隊の「ヒゲの隊長」こと佐藤正久氏が初めて参院選に挑んだ2007年のこと ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)