「金口木舌」の記事一覧

　お笑い芸人を中心にした芸能事務所FECオフィスを設立した山城達樹さんの生涯を追う映画「ファニーズ」を都内で見た。映画タイトルは幼なじみの渡久地政作さんと組んだ ...

　地域に根ざした情報発信を顕彰する「むのたけじ地域・民衆ジャーナリズム賞」の名称から、むの氏の名前を削ったと賞の実行委員会が発表した。むの氏が障がい者を差別する ...

　「一人一台」のパソコンを貸与するという名護市の方針に、職員から異論が相次いだという。「機械に仕事が取られる」という危機感からだった。２０００年ごろの話だ ▼名 ...

　私たちはさまざまな場面で神様に願い事をする。家族の健康や平和な日々、仕事や受験の成功など祈る理由は人それぞれ。神様の姿は見えないが、思いを届ければ気持ちが前向 ...

　きょうは父の日。店先には関連商品が並び、ホテルやレストランはプレゼントメニューを企画する。小売業や飲食店にとって記念日はかき入れ時。力が入る ▼気掛かりは天気 ...

　「沖縄対策は過保護のきらいがある。甘やかすな」。沖縄返還協定の調印を控えた１９７１年６月15日、当時の根本龍太郎自治相臨時代理が閣議後会見で発した言葉だ ▼沖 ...

　20年ぶりに出合う中部の街。以前から古びていた建物が多少やつれながらも道々に残っていた。「やあやあ」と幼なじみに会ったような気がした ▼時は移り、街の顔は変わ ...

　11月の米大統領選で再選を目指すトランプ氏。今回も「アメリカ・ファースト」を掲げるのだろうが、よその国はどうでもいいという自国第一主義は困る ▼例えば2020 ...

　スーパーの棚にゴーヤー（苦瓜）が並ぶと、初夏の訪れを感じる。幼少の頃、家でもゴーヤーを作っていた。お手伝いで菜園の棚にぶら下がったゴーヤーをもぎ取ったのを思い ...

　広い土地を意味する沖縄の言葉「ヌー」は野国や野里の由来、平地は「トー」と言い、桃原や当間、長堂などの地名となった。沖縄の地名は土地の形状や風土を映し出す。民俗 ...

　子どもの貧困率が全国の２倍ある沖縄の実情を知ろうと高校生たちの声を拾ったことがある。みんな明るく元気だ。バイト情報誌を見ていた数人は「修学旅行費の足しにしたい ...

　県議選が告示され、選挙運動が一気に活発化した。街中を選挙カーが走り、候補者が各地の交差点でマイクを握る ▼十数年前、選挙の取材で候補者に密着すると、皆、遊説ス ...

　うるま市出身の25歳、新垣比菜選手が2度目の国内女子ゴルフツアー優勝を果たした。米メジャー大会で奮闘する渋野日向子、畑岡奈紗両選手らと同じ1998年度生まれの ...

　平均初任給が1万3千円ほどだった1960年の話。大手製鉄会社が自民党へ350万円を政治献金した。会社の役員は何を期待したのであろう。多額なだけに、疑いもついて ...

　2010年夏、興南高校の甲子園春夏連覇を取材した翌日、ようやく沖縄行きの航空券を押さえ、夕方の便に乗り込んだ。乗客はほぼ甲子園を観戦した人たちだったようで、機 ...

　北半球で風が吹く方向を背にして立つと、低気圧の中心は左方向にある。オランダの気象学者ボイス・バロットが提唱した風向きと低気圧の関係を示す法則で、航海にも使われ ...

　多くのスポーツには、試合を一時的に止める「タイム」がある。思うようなプレーができない時や、目指す結果が出せない場合に「タイム」をかける。悪い流れを切ることで状 ...

　傷ついた心を癒やしてくれるはずの時が壁となって立ちはだかる。旧優生保護法下で不妊手術を強いられた被害者らの訴えに対し、国は不法行為から20年が過ぎれば原告の請 ...

　子どもがミニバスケットボール部に入ったのを機に、日本バスケットボール協会公認のＥ級審判ライセンスを取得した。練習試合や地区大会などで笛を吹いたが、プレーをして ...

　「突破口を開く」「風穴を開ける」といった表現は、どこか闘いを想起させる。「雨垂れ石を穿（うが）つ」も元来、古代中国の政治不安に由来するようだ ▼長崎県大村市に ...

　恩恵ばかりを大書して、弊害は見えづらい。お上に都合のいい効能書きではないか。来月始まる1人計4万円の所得税と住民税の定額減税を給与明細に記載するよう政府が企業 ...

　有吉佐和子さんの小説「恍惚（こうこつ）の人」は、認知症を患うしゅうとを介護する女性が主人公。しゅうとは排泄が難しくなり、街中をうろつき一時行方不明になる。作品 ...

　先日、名護市親川区を訪ねると住民がスマホで撮った写真を見せてくれた。畑を歩く動物が写っている。イノシシかブタか、区民の間でちょっとした議論になっていた ▼動物 ...