「社説」の記事一覧
<社説>租税回避地 合法であることが問題だ
2016/04/30
タックスヘイブン(租税回避地)に関する「パナマ文書」の衝撃はさめやらない。むしろその闇の深さが一層浮き彫りになりつつある。 日本人や日本企業が関係する租税回 ...
<社説>「先住民族」撤回要求 併合と抑圧の歴史直視せよ
2016/04/29
沖縄の人々を「先住民族」とし、言語や文化、歴史の保護を日本政府に求めた国連勧告について木原誠二外務副大臣が「事実上の撤回、修正を働き掛けたい」と述べた。 木 ...
<社説>事実誤認教科書 訂正なければ不使用運動を
2016/04/29
人間が成長する過程で、学校教育の果たす役割は大きい。その認識が教科書会社、教科用図書検定審議会、文部科学省にはあるのだろうか。 2017年度から主に高校1年 ...
<社説>4・28「屈辱の日」 自己決定権回復を誓う日に
2016/04/28
奄美を含む南西諸島、小笠原を日本から分離する1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効から64年たった。 この日を境に日本本土が独立を回復する一方で ...
<社説>アジア経済戦略 空自那覇基地の返還を
2016/04/28
この島の地理的優位性は宝だ。生かさない手はない。その方策を考える上で「沖縄のアジア経済戦略シンポジウム」の提言は示唆に富んでいた。一つ一つ実現したい。 県の ...
<社説>ハンセン病特別法廷 憲法違反の疑いに向き合え
2016/04/27
ハンセン病患者を強制隔離し続け、偏見や差別を助長した政策に、「人権のとりで」である司法が加担していた。その事実に真摯(しんし)に向き合った謝罪とは言い難い。 ...
<社説>秘密法運用監視 機能不全は明らかだ
2016/04/27
政府は閣議で、特定秘密保護法の2015年の運用に関する報告書を決定し、衆参両院に提出した。 国民の知る権利の侵害と、政府の恣意的な秘密指定が強く懸念される法 ...
<社説>飛行場跡汚染 原状回復義務を負わせよ
2016/04/26
読谷村の米軍読谷補助飛行場跡地で2014年、基準値を大幅に上回るダイオキシン類や鉛が検出されていたことが分かった。しかもそのまま埋め戻され、2年以上も処理され ...
<社説>衆院補選 接戦に政権批判が表れた
2016/04/26
安倍政権と政権与党に対する国民の厳しい視線が顕在化しつつある。 今夏の参院選の前哨戦とされた衆院北海道5区補欠選挙は、公明などの推薦を受けた自民新人の和田義 ...
<社説>女性登用目標 均等法30年の反省を
2016/04/25
今年は女性にとって節目となる年である。女性が参政権を行使して70年、採用や昇進の女性差別解消を目指した男女雇用機会均等法の施行から30年だ。今年4月には企業や ...
<社説>オバマ氏広島へ 核廃絶へ新たな道筋示せ
2016/04/25
被爆地・広島の悲願がようやく実現しそうだ。オバマ米大統領が5月末の主要国首脳会談(伊勢志摩サミット)に合わせて広島を訪れることが確実になった。 太平洋戦争で ...
<社説>係争委陳述 県の主張にこそ正当性ある
2016/04/24
米軍普天間飛行場の移設問題を巡り、知事の名護市辺野古の埋め立て承認取り消しに対する国土交通相の是正指示の適否を審査する国地方係争処理委員会の第3回会合が開かれ ...
<社説>帝国書院教科書 文科省が「間違い」正せ
2016/04/24
2007年に公表された文部科学省の教科書検定結果は「集団自決」(強制集団死)の記述に関し「沖縄戦の実態について誤解する恐れがある」として修正を求めた。 軍関 ...
<社説>震災関連死 救える命を救いたい
2016/04/23
あの大地震をくぐり抜けてきた命だ。それがみすみす失われるのは、いたたまれない。 熊本地震で、車中泊やストレスが原因とみられる震災関連死が相次いでいる。震源は ...
<社説>防衛局報告書 残すべきはジュゴンの海
2016/04/23
名護市辺野古の埋め立て予定海域からジュゴンもウミガメもいなくなったのはなぜか。 新基地建設に伴い辺野古沖に設定された臨時制限区域内で、2014年8月から国の ...
<社説>観光客793万人 国内客対策に知恵絞ろう
2016/04/22
観光客800万人の大台は目の前だ。沖縄観光の飛躍を期し、国内客向けの対策を急ぎたい。 県文化観光スポーツ部が発表した2015年度の入域観光客数は前年度比10 ...
<社説>三菱自動車不正 企業体質改め真の再生を
2016/04/22
三菱自動車が燃費試験で不正行為を働いていた。2000年代に発覚した一連のリコール(無料の回収・修理)隠し問題を契機に、三菱自は過去の企業風土との決別を宣言した ...
<社説>表現の自由 国は弾圧を直ちにやめよ
2016/04/21
この国の表現の自由が深刻な危機にさらされている。危機に陥らせた当事者はむろん政府だ。その深刻度は沖縄で極点に達している。 デービッド・ケイ国連特別報告者(米 ...
<社説>児童性被害報告 包括的な支援を急げ
2016/04/21
性犯罪への寛容さが児童に対する被害を助長している。国際社会は日本の現状を憂慮している。 子どもの人身売買やポルノ問題を担当する国連のマオド・ド・ブーア=ブキ ...
<社説>ブラックバイト 調査と指導で根絶しよう
2016/04/20
深夜勤務を強いられ、講義を休む。その結果、成績不振に陥り、除籍の危機に直面する。日本の将来を担う学生をそんな状況に追い込む社会は、健全とは言えない。 琉球大 ...
<社説>オスプレイ派遣 災害の政治利用はやめよ
2016/04/20
熊本地震の支援活動の一環として、米軍普天間飛行場所属の新型輸送機MV22オスプレイ2機が熊本県に救援物資約20トンを輸送した。被災地救援への協力に対して米国政 ...
<社説>災害対応 避難・支援計画を見直そう
2016/04/19
熊本地震の被災地では多数の人が避難しているが、道路寸断などで物資不足が深刻化している。飲み水さえ足りず、指定避難所の校庭にパイプ椅子で「SOS」の文字ができる ...
<社説>嘉手納基地汚染 地位協定の改定しかない
2016/04/19
在沖米軍基地による環境汚染の深刻さ、闇の深さがあらためて照らし出された。基地を過重に抱える県民の不安を強める異常事態である。在沖米軍基地内の化学物質管理は無秩 ...
<社説>選挙制度改革 地方の声にも配慮を
2016/04/18
「1票の格差」是正に向けた衆院選挙制度改革は、小選挙区定数を「0増6減」とする自民党案が今国会で成立する見通しとなった。人口比を正確に反映して議席配分する「ア ...
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