「社説」の記事一覧

　安倍晋三首相が昨年秋から国会答弁や会見などで、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設によって沖縄の負担が軽減されるかのような主張をする場面が多くなった。辺野古 ...

　国政で１強状態の安倍政権にとって厳しい３連敗だろう。 　前職の国政転身に伴う佐賀県知事選は元総務省過疎対策室長の山口祥義（よしのり）氏が、前武雄市長の樋渡啓祐 ...

　決してテロには屈しないという国際社会の強固な決意が示された。 　フランスの週刊紙銃撃や立てこもりなど一連のテロ事件で犠牲となった１７人を追悼し、反テロの意思を ...

　医療保険制度は国民全員の生活の基礎となる制度である。その改変は広く論議し、広範な理解の下に行わなければいけないはずだ。 　厚労省は８日、医療保険制度改革の骨子 ...

　同じような光景が繰り返された。県民の裏をかくような作業を続けていること自体、やろうとすることに正義がないことを自ら認めるようなものではないか。 　米軍普天間飛 ...

　世界的に日本は「長時間労働国」の域にあり、過労死が後を絶たない。働き過ぎを防ぎ、それを強いる企業を戒める方策、労働者を守る手だてが尽くされていないのだ。 　こ ...

　ホットケーキに金具、フライドポテトに人の歯、ベビーフードにコオロギ。全国に３千店以上を展開するマクドナルドをはじめ、食品に異物が入っていたとの苦情が全国で相次 ...

　米軍にとって最大の脅威は予算削減である。 　米国防総省は欧州の米軍基地・施設１５カ所を閉鎖、統合し、駐留を縮小する再編計画を明らかにした。国防予算の大幅削減に ...

　与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票条例一部改正案が町議会で可決された。これを受け来月２２日に投票が実施されることになった。自衛隊配備と ...

　一地域の治安維持を担う自警組織がわざわざ他国で訓練し、周辺住民の安全を脅かす。このような不条理が許されるはずがない。 　米中西部ウィスコンシン州の州兵空軍に所 ...

　民主党代表選が始まり、長妻昭元厚労相、細野豪志元幹事長、岡田克也元外相の３氏が立候補した。 　政権党の座から転落して２年、お世辞にも有権者の信頼を回復できたと ...

　フランスの風刺週刊紙シャルリエブド本社が銃撃され、編集長と風刺画家ら１２人が犠牲になった。 　犯人は国際テロ組織アルカイダを名乗る男３人で、うち１人は２００５ ...

　安倍政権は県知事選と衆院選の県内選挙区で完敗した意味をよく理解できていないのではないか。そうとしか思えない振る舞いだ。 　サトウキビ交付金に関して県が上京中の ...

　県を挙げたバス利用促進の取り組みに水を差すことにならないかと強く懸念せざるを得ない。 　沖縄バスと琉球バス交通が２月１日から定期券を約４割値上げする。東陽バス ...

　安倍晋三首相の歴史認識が問われている。 　安倍首相は年頭の記者会見で、戦後７０年の首相談話に第２次世界大戦への「反省」を盛り込む意向を明らかにした。 　「反省 ...

　復帰運動が高揚した１９６０年代の沖縄で、反米活動の阻止を目的に住民を監視し、諜報（ちょうほう）活動していた米陸軍対敵諜報隊（ＣＩＣ）の元所属兵が当時の詳細な活 ...

　安心して子育てできる環境の整備は、自治体にとっても企業にとっても大きな課題だ。少子化が危ぶまれる現状ならなおさらである。 　その意味で歓迎すべき動きだ。県子ど ...

　働きたくても安定した待遇で迎えてもらえず、求めている職に就けない。こんな悩みを抱える県民が多いことが数字で裏付けられた。 　県内で求職する人の７６％が正社員を ...

　国際法に反する形の在沖米軍基地の形成過程に光が当てられた。 　人口が集中する純然たる民間地であろうとも、米軍は沖縄戦の前から日本本土攻撃をにらんだ軍用機の発進 ...

　安倍晋三首相の経済政策は、大企業や富裕層を潤わせることで、中小企業や低所得層にもその富が波及していくとの「トリクルダウン」理論でよく語られる。 　自民、公明両 ...

　２０１５年の沖縄経済は、１４年以上に成長が見込まれる。 　５人の専門家の予想（１日付本紙）によると、総合評価は１００点満点で８２点となり、採点を始めた０８年以 ...

　米軍普天間飛行場の代替新基地建設予定地の名護市辺野古の浜に１日未明、初日の出を拝む約２００人が集い、「この海を絶対に埋め立てさせない」と誓った。 　２０１４年 ...

　戦後７０年となる新年を迎えた。平和の尊さをかみしめ、子や孫に誇れる沖縄づくりについてあらためて考え、その道筋を確立する起点の年にしたい。 　米軍普天間飛行場の ...