「文化・芸能」の記事一覧
<書評>『句集 交叉』 自然の本質捉える独創性
筒井慶夏の初句集『交叉』が上梓された。著者は「私たちは一刻一刻、何かと交叉しながら生きている。何気なく見たり感じたりしたことが、ふとした瞬間強く意識され五七五 ...
ベストセラーランキング(2024/1/14)
■球陽堂書房サンエー那覇メインプレイス店 (1)雨穴著「変な家2 11の間取り図」(飛鳥新社・1650円)(2)小林弘幸著「はじめる習慣」(日本経済新聞出版・8 ...
仲本和子さん石こう版画展 16日から、県立美術館で
沖縄女流美術家協会副会長で県展や沖展の審査委員を務める芸術家・仲本和子さんの展覧会が16日から、那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで開かれる。21日ま ...
人間国宝そろい踏み 国立劇場20年記念公演
18日で開場から20年を迎える国立劇場おきなわの20周年記念公演「祝いの宴」が13日、浦添市の同劇場であった。20年前の開場記念公演でも上演された「神歌(おも ...
国立劇場おきなわ20年 対談 眞境名正憲氏×稲嶺恵一氏 沖縄文化の聖地に
国立劇場おきなわの開場から18日で20年になる。国指定重要無形文化財「組踊」の継承に向け、待望された国立劇場が開場するまでには多くの関係者の尽力があった。誘致 ...
嘉手納沖映館 新たな写真で館名判明<沖縄まぼろし映画館>176
以前、「読谷沖映館」館主の故・山城源徳氏の家族から提供いただいたアルバム(以下、源徳アルバム)より、館名不明の沖映系映画館の写真を3枚紹介した。今回、そのうち ...
【動画あり】流派超え新春に舞う 県内外の芸能家1200人が一堂に 4年ぶり歌い初め・舞い初め 那覇・県立武道館
沖縄県内外の芸能家が流派を超えて一堂に歌い舞う第24回新春を寿(ことほ)ぐ「歌い初め・舞い初め華舞台」(琉球新報社主催、沖縄芸能連盟共催)が10日、那覇市の県 ...
高校生で組踊と出会い芸術監督に 金城真次 躍動する若手(1)<新時代・国立劇場おきなわ20年>1
放課後、那覇高校からバスで浦添市小湾に向かう。臨海地区にある閑散としたその場所で、ひときわ目立つコンクリート造りの建物が目に入り「ワクワクしました」。それが金 ...
<聴事(チチグトゥ)を求めて 組踊初演300年>104 地域と組踊(9) 士族、役者が各地で伝授
このゆかりのある「作品」という意識は、恩納村名嘉真の「玉村の若按司敵討」の冒頭で、仲間節の「仲間」表記を同地名に宛てた「名嘉真節」が用いられていたり、作中に上 ...
新報音楽コンW受賞 島田優香が記念公演 29日、パレット 沖縄
県立芸大大学院2年の島田優香が第56回新報音楽コンクール弦楽部門一般の部1位と特賞、数和子賞の受賞を記念して、バイオリンリサイタルを29日午後7時に那覇市のパ ...
ちゃーがんじゅーしみそーれー 苦しい時こそ優しくありたい 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(19)
2024年の幕開け、元日の夕刻、私は東大寺二月堂の裏参道を歩いていた。例年この道を通って、手向山八幡宮に前年の絵馬を返して新しい年のものを購入する。そこでおみ ...
横浜で「チョンダラー」芸を披露、120人が来場 沖縄芸能の奥深さ伝える 三線研究家の新城さん新春公演 神奈川
【神奈川】三線音楽の研究をする新城亘さんの公演「京太郎のうた」が6日、横浜市の鶴見沖縄県人会館であり、約120人が来場した。新城さんはかつてNTT職員として横 ...
<書評>女たちが語る歴史 下 沖縄篇 うない〈女性〉の記録 暮らし通して知る近代史
川田文子さんと言えば、日本軍「慰安婦」問題を掘り起こし、沖縄における「慰安婦」研究のきっかけをつくった方だと想起される人は多いだろう。しかし、彼女の沖縄とのつ ...
ベストセラーランキング(2024/1/7)
■宮脇書店名護店 (1)安里幸男著「日本バスケの革命と言われた男」(双葉社・1815円)(2)雨穴著「変な家2 11の間取り図」(飛鳥新社・1650円)(3)室 ...
<社告>選抜した「書」35点を展示 琉球新報ギャラリーで「新春書道展」開催 入場無料、書き初め体験コーナーも 12日から14日まで
2024/01/04
#書道
琉球新報社は沖縄県書道美術振興会と共催で「第12回新春書道展」を開催します。同会の顧問や常任理事、理事らの選抜作品を展示し、新年の弥栄(いやさか)を祈念します ...
伝統の発信と継承を支え20年 国立劇場おきなわ 組踊伝承者を輩出、新時代へ
2024年1月18日で、国立劇場おきなわの開場から20年を迎える。国指定重要無形文化財「組踊」をはじめとする琉球芸能の公演や伝承者育成、調査研究など、伝統の発 ...
国王、王妃が正月儀式「朝拝御規式」を再現 晴天の年明け、首里城ににぎわい 3日まで「新春の宴」開催
2024/01/01
#新年
新年の幕開けを華やかに彩る「新春の宴」が1日、那覇市の首里城公園で始まった。3日まで。 1日、下之御庭では琉球王国時代の正月儀式「朝拝御規式(ちょうはいおき ...
【メッセージ動画あり】「円神」沖縄出身のエーリック、宮里ソル 夢へ上昇気竜
2024/01/01
#A.rik
「竜のように上昇していきたい」。男性パフォーマンスユニット「円神」のメンバーとして活躍する沖縄市出身のA.rik(エーリック)さん(30)と、北谷町で生まれ育っ ...
<書評>『俳句の地平を拓く 沖縄から俳句文学の自立を問う』 俳人の壮絶な人生の軌跡
著者野ざらし延男が与える二度目の大きな衝撃が本書だ。もちろん一度目は『沖縄俳句総集』(1981年)の出版である。20年の歳月を費やして戦前から戦後までの海外の ...
ベストセラーランキング(2023/12/31)
■ジュンク堂書店那覇店 (1)ひすいこたろう、SHOGEN著「今日、誰のために生きる?」(広済堂出版・1760円)(2)中野信子著「新版 科学がつきとめた『運の ...
歌三線、平和の原動力として 島田さん、元日は辺野古で4年ぶりに演奏 沖縄・宜野座
【宜野座】宜野座村松田区の島田忠彦さん(76)の人生には唄三線が脈々と息づく。野村流古典音楽保存会、守禮之邦民謡協会と、古典と民謡において師範の資格を有する。 ...
主役級 4題“夢の共演” 新報130年記念「清ら星たち」組踊公演
琉球新報創刊130年と写真集の発刊を記念した組踊公演、伝統芸能を生きる「清ら星たち」が23、24の両日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで上演された。23日は「二童 ...
「玉扇の舞」伝統を継承 玉城流玉扇会の公演「寄らてぃ遊ば」 三代目家元の独舞、緩急つけ圧巻
玉城流玉扇会による公演「寄らてぃ遊ば」が9日、那覇市泉崎の琉球新報ホールで開かれた。玉城盛義三代目家元をはじめ、会主から師範、教師や会員まで総勢約80人が出演 ...
<2023年末回顧・県内>3 短歌 歌壇での活躍目立つ 地域での可視化が課題
2023年を振り返ると、平安まだらの短歌研究新人賞受賞と、新城貞夫の逝去が大きなニュースとしてあるように思う。昨年は復帰50周年の喧騒に包まれていた。今年は新 ...
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