「河瀬直美」の記事一覧
河瀬直美さん、5日に那覇でトークショー 紅型など沖縄の伝統文化と、自身の活動語る
映画作家の河瀨直美さんによるトークショーが5日午後6時半から、那覇市のハイアットリージェンシー那覇沖縄で開催される。 紅型の美しさに魅了された河瀨さんは、故 ...
「紅型を日常使いに」河瀬直美さん監修のブランド、那覇で10月4~8日にポップアップストア 沖縄
映画作家の河瀬直美さんが監修するコンセプトブランド「FIVE SENSES 703(ファイブセンシズナオミ)」の新作コレクションを扱うポップアップストアが10 ...
連載を終えて 沖縄が第二の故郷に 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(24)
沖縄を第二の故郷のように感じることが増えた。特にこの「とうとがなし」を連載させてもらって3カ月が過ぎた去年の7月半ばあたりから、様々(さまざま)な広がりを実感 ...
実りの里・森の保育園 自然の中で感覚育む 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(23)
名護に向かう沖縄自動車道は横なぐりの雨が降り注いでいた。降水確率90%。翌日まで続く雨予報。にもかかわらず次の日は朝からホテルのエントランスに向かいの山から神 ...
映画作家・河瀬直美さんと「リュウカツチュウ」 フランスで公演 ユネスコ本部にも表敬訪問
映画作家の河瀬直美さんと琉球芸能の若手グループ「リュウカツチュウ」が1から2月にかけて、フランスで公演を行い、国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部への表敬訪問 ...
浜比嘉島の川初夫妻 夜光貝の輝き 心癒やす 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(22)
夜光貝の輝きは傷ついた心を慰め、再び前進する力を与えてくれる。去年の暮れに息子と訪れた浜比嘉島で「かいのわ」と書かれた小さな立て看板を見つけてショップに入って ...
フランスで琉球芸能披露 言語、文化超え感動呼ぶ 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(21)
スタンディングオベーションが起こった。会場の後ろの方の席に座っていた男性が立ち上がって拍手をすると、その波は時間をかけて前の席の方々へ伝わっていった。鳴り止( ...
手から手へ時代を越えるもの 又吉健次郎さんの金細工 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(20)
トントン、トントント。リズミカルに目の前で槌音(つちおと)を響かせて作業の様子を見せていただいたのは、かれこれ3年ほど前の2021年秋のこと。金細工(くがにぜ ...
ちゃーがんじゅーしみそーれー 苦しい時こそ優しくありたい 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(19)
2024年の幕開け、元日の夕刻、私は東大寺二月堂の裏参道を歩いていた。例年この道を通って、手向山八幡宮に前年の絵馬を返して新しい年のものを購入する。そこでおみ ...
沖縄で紡がれる縁 共感してくれる誰かとともに 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(18)
沖縄県立博物館・美術館で開催中の照屋勇賢「オキナワ・ヘヴィー・ポップ」展に知人からチケットを用意していただき行ってきた。美術館の入り口には、沖縄ツーリスト ...
心を洗う場所「浜辺の茶屋」 五輪映画の一場面にも 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(17)
沖縄に来ると必ず行く場所がある。南城市の「浜辺の茶屋」だ。カウンターの窓から見える崎原の海は時間ごとに変化してゆく絵画のようだ。いや、映画かもしれない。これま ...
「ウムイ」受け継いだ「柳」 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(16)
沖縄ツーリストは今年創業65周年を迎えた。代表の東良和さんとは、3月にどさんこしまんちゅプロジェクトのフォーラムが開催されていた札幌のホテルでお会いした。その ...
養母・宇乃さんの人生 憎しみを愛に変えること 河瀬直美エッセー <とうとがなし>(15)
『かたつもり』『天、見たけ』『陽は傾ぶき』は私をこの世界に生かしてくれた養母・河瀨宇乃さんの日常を描いたプライベートドキュメンタリー映画の3部作であり、彼女の ...
命の讃歌届けたい 吉村正さんとパビリオン 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(14)
『玄牝(げんぴん)』というドキュメンタリー映画を2010年に完成させた。自然分娩(ぶんべん)を描いた作品で、愛知県岡崎市にある吉村医院という産婦人科医院を舞台 ...
伝統価値の再発見を 河瀬直美さんトークショー
本紙文化面でエッセーを連載している映画作家の河瀨直美さんが8日、那覇市のハイアットリージェンシー那覇沖縄でトークショーを開いた。河瀨さんの地元奈良の墨と琉球藍 ...
ないものを想う気持ち 仲秋の名月から感じた沖縄 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(13)
今年の仲秋の名月は新暦の9月29日。私は奈良三笠山に登ってくるその月を飛火野(とびひの)という場所で見ていた。 「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出で ...
奈良の墨×琉球藍「両者の魅力伝えたい」 紅型小物を映画作家・河瀬さんが開発
2023/10/04
#コラボ
本紙文化面でエッセーを連載している映画作家の河瀬直美さんが、地元奈良の墨と琉球藍を使い、紅型の技法で染めた小物を商品開発した。今帰仁村の紅型工房ひがしやと、奈 ...
新十津川町への旅 「山津波」で奈良から移住、開拓 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(12)
大阪・関西万博のプロデューサーとして会場に河瀨館を建設する役割をいただいている。このプロジェクトは奈良県の十津川村と京都府の福知山の廃校になった中学校と小学校 ...
廃校をパビリオンに 移築中に31年前の手紙発見 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(11)
大阪関西万博のプロデューサーを任命されたのは3年前。「いのち」をテーマにしたパビリオンの建設。そしてその中で繰り広げられるコンテンツ制作を担う。「いのち」をテ ...
台風6号 アカバナーに励まされ 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(10)
嵐の中、ひっそりと咲いていた筆者宅のハイビスカス 今年は台風に日常生活を脅かされることが多く、7月の末から8月の上旬にかけて沖縄ではほぼ1週間にわたって台風6 ...
香でタイムスリップ 歴史上の人物、身近に感じる 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(9)
筆者の愛用する高江洲盛良さん作の香炉 もう20年近く前に那覇のやちむん通りで購入した高江洲盛良さん作のシーサーと牡丹(ぼたん)と龍が施された香炉を今でも床の間 ...
岐阜にある河瀬家のルーツ 先祖を想い子孫につなぐ 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(8)
2023/07/25
#ルーツ
筆者(左)と養母の河瀨宇乃 幼少の頃から夢みがちだった。自分の中で物語を作り上げ、それが本当に来る未来だと信じていた。私が母のお腹(なか)に居る時に両親が別居 ...
尾野真千子さんと沖縄で再会 奈良で出会った彼女との不思議な関係 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(7)
2023/07/11
#再会
(左)現在の尾野真千子さん(右)筆者が出会った14歳の頃=1996年、奈良県西吉野村 前回紹介した今帰仁村にある「紅型工房ひがしや」さんの帰り道、ふと見るとそ ...
奈良の麻織物と沖縄の藍型 両地域つなぎ商品開発 河瀬直美エッセー<とうとがなし>(6)
2023/06/27
#河瀬直美
沖縄県北部の今帰仁村で琉球紅型・藍型を手掛ける紅型工房ひがしやさんを訪問したのは2022年の初夏であった。琉球舞踊家の宮城茂雄さんの舞台衣裳を手掛けられたご縁 ...
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