「本」の記事一覧
『ラスト・ワン』金子達仁著
2015/03/02
#本
義足アスリートの苛烈な生きざま スポーツノンフィクションの分野で第一線を走る著者による最新作だ。 ノンフィクションであるからには、そこにはフィクションがない ...
『しるしなきもの』真藤順丈著
2015/03/02
#本
オペラのように荘厳な暗黒小説 激しい切った張ったに、けたたましいまでのドンパチ。 暴力団対策法以降の日本を舞台にして、ヤクザがここまで縦横無尽に暴れ回る小説 ...
『なぜ、この人と話をすると楽になるのか』吉田尚記著
2015/03/02
#本
コミュニケーションはゲーム コミュニーケーション上手になって、モテよう! 出世しよう! お金持ちになろう! そんな本が書店には数多く並んでいる。著者はそのよう ...
本紙連載「環りの海」出版 領土問題捉え直す
2015/02/26
#本
「環りの海 竹島と尖閣 国境地域からの問い」 琉球新報と山陰中央新報(島根県松江市)の合同企画による連載「環りの海 竹島と尖閣 国境地域からの問い」が25日、 ...
『ぼのぼの人生相談』いがらしみきお著
2015/02/23
#本
ゆるやかに真剣に受け止める 4コマ漫画『ぼのぼの』、知ってますか? 主人公のラッコぼのぼのと森の仲間たちのゆるーい日常を描いた癒やし系漫画だが、飛び出すせりふ ...
『狗賓(ぐひん)童子の島』飯嶋和一著
2015/02/23
#本
時代に抗った隠岐の島民たち 「書けば傑作」と称される寡作の歴史小説家、6年ぶりの長編新作である。本格、重厚、圧巻……そんな形容詞を思わず付したくなる555ペー ...
『非情世界』朝日新聞取材班著
2015/02/23
#本
文明の最先端で展開する野蛮な戦い 極秘で展開する国家間の情報戦の一端に光を当てた迫真のリポート。朝日新聞の連載記事に加筆して再構成した。連載第1回でシリアの化 ...
『天才たちの日課』メイソン・カリー著
2015/02/16
#本
小川志津子 生きる。それ以外は、自由! ひとりで自宅で過ごしている人なら、みんな身に覚えがあるだろう。ああ今日もだらだらしてしまった。テレビ観ちゃった。まだな ...
『心臓異色』中島たい子著
2015/02/16
#本
人と人は連なるもの 「もの」にまつわる短編集だ。そしてその多くが、遠い未来の物語だ。私たちが日常的に接しているものたちが、進化したり、退化したりして、消えうせ ...
『プラットホームの彼女』水沢秋生著
2015/02/16
#本
悔いるならどこまでも行け これもまた、「連なり型」の短編集である。舞台は、とある田舎駅。人影のないプラットホームで、もの思いにふけっていると、彼女は唐突に現れ ...
『書き出し小説』天久聖一編
2015/02/09
#本
アリー・マントワネット 衝撃、始まりそうな予感だけ 正月に帰省すると、父はルーズリーフの1行目にまた「はじめに」と書いていた。父は大学時代に提出し教授に紛失さ ...
『図解版 上昇思考』長友佑都著
2015/02/09
#本
無邪気の奥にある戦略 いわずと知れた有名人、長友佑都が普段どのように自身のメンタルコントロールを図っているのか。気になりませんか? 私はなる。本書は彼の精神的 ...
『サラバ!』西加奈子著 言葉を超える瞬間を体験
2015/02/02
#本
大切なのは言葉じゃないんだ、と言うのは言葉を仕事に選んだ自分としてはあまり使いたくない表現だが、まさに「言葉じゃないんだ!」としか言えない瞬間があることをあら ...
『ラスト・マタギ』志田忠儀著 そこにクマがいた時代
2015/02/02
#本
山形県の朝日連峰の麓に住む志田忠儀さん。大正5年生まれの御歳98である。 小学生の頃から山に入り、初めてクマを撃ったのは15の時。以来、仕留めたクマは50頭 ...
『なんで水には色がないの? 大人も知らない世の中の仕組み』五百田達成著
2015/02/02
#本
「分からない」が多すぎて 「私はシャルリ」なのかどうか考えているうちに、イスラム国による人質事件が起こって、頭の中はこんがらがるばかりである。 どちらも何が ...
AKIRAの大友克洋氏が受賞 アングレーム漫画祭
2015/01/30
#本
大友克洋氏 【パリ共同】フランス南西部アングレームで29日開幕したアングレーム国際漫画祭の主催者は、今年の最優秀賞を「AKIRA」の作者、大友克洋氏(60)に ...
『「サウンド・オブ・ミュージック」の秘密』瀬川裕司著
2015/01/27
#本
面白さを味わい尽くす うまい料理は「うまい!」と口に出すことで、よりうまくなる。いかにうまいかをうまく説明すれば、いっそううまくなる。ということで、本書は娯楽 ...
『聞き出す力』吉田豪著 格闘技としてのインタビュー術
2015/01/27
#本
「プロインタビュアー」を自称する著者が、人から話を聞き出す極意を披露――というマニュアル本の体裁を取っているが、むしろ芸能界や格闘技界にうごめく人々への取材体 ...
『はじめての男の婚活マニュアル』男の婚活研究会著
2015/01/27
#本
モテない男のサンプル集 本の価値は内容だけでは決まらない。装丁や本文デザインなど「中身をどう見せるか」に大きく左右される。その意味で本書は数ある類書の中で一頭 ...
「村上春樹を読む」「両義的」という視点
2015/01/22
#本
再読『女のいない男たち』 これは村上春樹の本としては異例なことなのですが、短編集『女のいない男たち』(2014年)には、長文の「まえがき」というものがついてい ...
『あなたの明かりが消えること』柴崎竜人著
2015/01/19
#本
寂しいなら寂しいと言っていい 家族の物語である。というか「家族」というものに対して、どこか違和感とか、あるいは憎しみさえ抱いてしまう人たちの物語である。 4 ...
『レッツゴー・ばーさん!』平安寿子著
2015/01/19
#本
私には私の老い方がある 自分が「おばちゃん」なのだということを、41歳の私はたぶん、うまく受け止めきれてはいない。さすがに「キレイなおねーさん」と呼ばれたいな ...
『パリ行ったことないの』山内マリコ著
2015/01/19
#本
ここにいるけどいない女たちの物語 基本的に「おしゃれ」とか「最先端」とかいったものたちで編まれた雑誌『フィガロジャポン』。本書は、その誌上で連載されていた短編 ...
『ニャンコ トリロジー』和田誠著
2015/01/13
#本
そしてパレードは続く イラストレーター、和田誠による「和田家の猫の三代記(トリロジー)」。これまで和田さんちで家族として暮らしてきたニャンコたちの、思い出が詰 ...
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