「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>変わる中部の気質
2017/07/04
那覇市議選が告示された。日差しに負けじと熱い訴えが繰り返される。那覇の有権者は市議会をどのように評価するだろうか ▼205年前、米国はマサチューセッツの選挙で ...
<金口木舌>子の成長支える責任
2017/07/03
「貧困という言葉が一人歩きすると困る」。子ども食堂に取り組む団体の代表が、活動について説明する中で話した。「子どもの貧困」に対する国の緊急対策事業を受け、自治 ...
<金口木舌>小林麻央さんから学ぶこと
2017/07/02
人は自分の弱みを他人に見せることはあまりしない。心や体が弱っている時、身近な人にしか本音は話せない。芸能人など“人気商売”の人たちは、自身の弱みについては公に ...
<金口木舌>鉄腕・稲尾とひめゆり
2017/06/30
プロ野球、西武-ロッテ戦が那覇市で開催された。初戦は雨で三回ノーゲームとなったが、2戦目は延長にもつれる熱戦となり、迫力あふれるプレーがファンをうならせた ▼ ...
<金口木舌>誰もが ”わけあり”
2017/06/29
世の「わけあり人材」よ胸を張れ。わがもの顔で仕事をせよ-。中日新聞記者の三浦耕喜さんは「社会全体で長時間労働撲滅を」という記事で呼び掛けた ▼三浦さんは以前、 ...
<金口木舌>命を救う固い信念
2017/06/28
同僚に殴られ、組織から圧力を受けても屈しなかった。訓練で銃を持つことを拒む彼は「臆病者」「変人」と罵倒された。同僚の兵士は問う。「殴られても殴り返さない、お前 ...
<金口木舌>慰霊の日の拍手
2017/06/28
不思議な光景だった。慰霊の日、平和祈念公園で執り行われた全戦没者追悼式である。翁長雄志知事や遺族連合会の宮城篤正会長が辺野古新基地拒否を明言した途端、拍手が湧 ...
<金口木舌>言葉に表れる社会のありよう
2017/06/27
役所への書類で家族構成を記す時に迷うことがある。続き柄で「次男」か「二男」か、または全てを「子」とするべきかと ▼こういう誤用もあるそうだ。長男、長女、次男の ...
<金口木舌>受け継ぐ記憶
2017/06/26
「ここに来ると兄と会えるからうれしい」。84歳の女性は涙を浮かべ、声を詰まらせた。東村の山中にある「県立農林学校隊最期の碑」。4歳違いの兄の名が刻まれている ...
<金口木舌>映画「人生フルーツ」にみる豊かさ
2017/06/25
スローライフとかロハスという言葉が一時期はやった。必要な物だけで健康や環境に優しく暮らすという意味だ。上映中のドキュメンタリー映画「人生フルーツ」は、ロハスと ...
<金口木舌>師弟で新たな伝説へ
2017/06/24
「わんもカンムリワシないん」と自らの後を追う決意を見せるまな弟子に、元世界王者は「宮古島が揺れている」と涙で返した。ボクシング世界戦後の光景が強く印象に残る ...
<金口木舌>事実は伝わる
2017/06/23
「カンポウシャゲキがね」-。幼い頃、沖縄戦を体験した家族や先生から話を聞く機会があった。言葉の意味も知らなかったが、暗く恐ろしいイメージは心に刻まれた ▼戦後 ...
<金口木舌>凍った涙が溶ける日
2017/06/22
落語で大切なのは共感だという。共感には陰陽があり、陽が笑いなら陰は涙。落語家の桂春蝶さんは言う。「笑いにこだわらず、人間そのものを伝える落語があってもいい」 ...
<金口木舌>生きた証し
2017/06/21
ひめゆり平和祈念資料館に沖縄戦で亡くなった生徒や引率教諭の遺影が並ぶ展示室が設けられている。鎮魂の空間である。ここを訪れた人は学徒8人の遺影がないことに気付く ...
<金口木舌>敬う心と継承
2017/06/20
表紙はぼろぼろになっている。「いっちくたっちく」など、沖縄のわらべ歌が印刷された教材つづりだ。持ち主は関東地方の福祉施設で働く県出身の男性(45) ▼働き始め ...
<金口木舌>自然守る教育
2017/06/19
「インターネットでヤンバルクイナを見て、実際に見た気になっている子もいる」。国頭村で開かれた村内小中学校教職員の研修会で、参加者が話した ▼地元でも住宅や商店 ...
<金口木舌>深刻な飲酒実態
2017/06/18
連日の大雨で、湿気と暑さが体にこたえるが「こんな日はきっと、ビールがうまい」と思う。と言っても結局、梅雨が明けても真冬でも、お酒を楽しんでいる ▼酒はたしなむ ...
<金口木舌>明日を開く 球児のプレー
2017/06/17
高校野球の全国選手権大会が2018年、100回の節目を迎える。第1回大会は1915年であり、計算が合わない。時代に翻弄(ほんろう)されたためである ▼太平洋戦 ...
<金口木舌>多様性に寛容な共生社会を
2017/06/16
韓国の民族衣装チマ・チョゴリを着た若い女性は涙で声を詰まらせた。街頭でのヘイトスピーチを撮った映像から発する醜悪な言葉に耐えかねてのことだ。映像を見た各国大使 ...
<金口木舌>くくり方ひとつ
2017/06/14
学生時代に助っ人として都内でみこしを担いだことがある。終わった後、祭りの世話役がくれた缶ビールを手に見入った華やかな舞いが阿波踊りだった ▼本場は徳島だが、関 ...
<金口木舌>戻ってくるな、渡り鳥
2017/06/14
「渡り鳥」は胸にじわりと染みる言葉である。どこからともなくやって来て、悲喜こもごものドラマを残して清々(すがすが)しく去っていく。そのせいだろうか、演歌や映画 ...
<金口木舌>学徒隊員の瞳
2017/06/13
72年前の1945年6月、大田昌秀さんは糸満市摩文仁の戦場をさまよっていた。鉄血勤皇隊の仲間の悲惨な最期を見た。県民と敵対する皇軍の実像を見た。迫り来る死を見 ...
<金口木舌>元気に育て オキゴンドウ
2017/06/12
イルカの一種オキゴンドウの赤ちゃんが5月、本部町の海洋博公園で生まれた。母親「もも」にぴったり寄り添って泳ぐ姿が愛らしい。オキゴンドウが、海洋博公園で生まれた ...
<金口木舌>性犯罪厳罰化の刑法改正案
2017/06/11
韓国映画「トガニ」(2011年)は見ていてつらい内容だった。ろう学校で、教職員らが8人の児童に性暴力を繰り返していた実際の事件が題材。映画をきっかけに、13歳 ...
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