「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>それぞれの7年
2018/03/07
世界各地の紛争地や東日本大震災の被災地を取材するフォトジャーナリスト豊田直巳さんから3冊の本が届いた。「写真絵本」という体裁の本の主人公は、原発事故の放射線被 ...
<金口木舌>プラスを探す発想
2018/03/06
7人制女子ラグビーの国際大会・沖縄セブンズが読谷村で開催された。青い海と緑の芝、温かい歓迎がことしも海外勢を魅了した ▼小柄な日本人は外国勢にどう並び立てるの ...
<金口木舌>「もったいない」を大切に
2018/03/05
3月は卒業の季節。思い出が詰まった制服を「まだ着られるのに」と思いながら、処分する人も多いだろう。誰かにあげることができれば、と考えることがあるかもしれない ...
<金口木舌>美肌と詐欺手口の巧妙化
2018/03/04
パスポートの更新のため、証明写真を撮った。証明写真機の機能が進化しているのに驚いた。美肌モードは当たり前、目をきりっと修正でき、肌の濃淡まで選べる ▼気になる ...
<金口木舌>選手育成への思い
2018/03/03
「好きなことを追い掛けられる環境をつくってあげたい」。日本女子プロ野球選手県勢第1号の新原千恵さん(31)の現在の目標だ。競技普及活動の一環で先日、沖縄を訪れ ...
<金口木舌>「酒は買えないのに、銃は買える?」
2018/03/02
「19歳は酒を買えないのに、なぜ、半自動小銃は買えるのか」「銃ではなく、子どもたちを守れ」「安全な学校で勉強したい」 ▼フロリダ州の高校で起きた銃乱射事件を受 ...
<金口木舌>基地集中の責任
2018/03/01
1960年代、兵庫県で小学生の時に「沖縄人」だからといじめられた。怖くなり、やまとんちゅへの迎合に走る。関西沖縄文庫主宰の金城馨さんは「沖縄の基地を引き取る会 ...
<金口木舌>小さな学校で学ぶ
2018/02/28
24年前の春、宮古島の北にある大神島を訪ねた。高校受験を控えた3人の中学生から話を聞くためだ。当時の世帯数は20戸余。生徒が通う大神小中学校は全児童生徒数が1 ...
<金口木舌>社会の「強度」
2018/02/27
カーリング日本代表の本橋麻里主将は控えで若い選手を支え「精神的支柱」と評された。「そだねー」の相づちなどメンバーの明るさが「潤滑油」となっているチームだった ...
<金口木舌>再チャレンジできる社会を
2018/02/24
IT企業が集まる米国シリコンバレーには「Fail Fast(早く失敗しろ)」という言葉がある。早い段階で失敗することは、次の成功につながるという意味である ▼ ...
<金口木舌>本物が認める本物
2018/02/23
鳴り響く指笛の合間に「ウチクルセー」と、うちなー口が飛ぶ。2月4日、県立武道館でのボクシング世界戦。「相手を痛めつけろ」との少々激しい言葉だが「これぞ沖縄」と ...
<金口木舌>沖縄でもUBERが使えるように?
2018/02/23
初めて訪れる海外や土地勘のない場所の移動に不安はつきもの。行き先は分かっていても発音が通じるか。回り道をされて料金をごまかされないか ▼配車アプリのUber( ...
<金口木舌>人材育成の長期戦略
2018/02/22
第一生命の「大人になったらなりたい職業調査」によると、男の子は「学者・博士」が15年ぶりに1位。「がんを完璧に治したい」「ロボットを作りたい」などが理由だ。日 ...
<金口木舌>まだ続く「奇妙な現実」
2018/02/21
駐留軍兵士が闊歩(かっぽ)する街を取材した写真家の東松照明さんに「とつぜん与えられた奇妙な現実 それをぼくは〈占領〉と呼ぶ」という一文がある。敗戦国日本の原風 ...
<金口木舌>復刻支えた情熱と無私の心
2018/02/20
中島敦の「名人伝」は弓での立身を思い立ち、さまざまな修行に打ち込む若者の挑戦を描く。道を究める過程のユニークな鍛錬が読ませどころだ ▼未読の方のために修行の内 ...
<金口木舌>桜が結ぶ二つの縁
2018/02/19
色鮮やかなピンクの花が特徴的なヒカンザクラ。そろそろ季節も終盤だが、若葉と折り重なる花も趣がある。この春先、その桜が取り持つ縁が、やんばると二つの地域を結び付 ...
<金口木舌>選択肢の多さで悩む
2018/02/18
ランドセルの色は、かつては赤か黒だった。女の子は赤で、男の子は黒。そこに選択の余地はなかった。今や水色、紫、ピンク、茶色とカラフルになり選択の幅は増えた ▼選 ...
<金口木舌>競技者が主人公
2018/02/17
平昌冬季五輪は連日、日本人選手のメダル獲得に沸いている。世界最高峰の技や速さの競い合いは見る者に多くの感動を与える。その一方で、大会運営には少なからず疑問があ ...
<金口木舌>休みの日は自動返信で
2018/02/15
仕事のメールを送ると、こんな自動返信が届くことがある。「~日は出張でオフィスにいません。急ぎの方は~に連絡下さい」「~日まで不在です。出社は~日からです」。相 ...
<金口木舌>子どもの内なる力
2018/02/15
孤児の少年は「宇宙人だ」と言われ、いじめられた。小屋で老人と二人暮らし。その老人こそが宇宙人で、体は地球の環境汚染でむしばまれていた。少年は老人の星で一緒に暮 ...
<金口木舌>苦悩を見詰める
2018/02/14
優れたノンフィクション作品に贈られる「大宅壮一ノンフィクション賞」に縁のある石牟礼道子さん、伊佐千尋さんが相次いで他界した。2人とも沖縄を題材とした著作を残し ...
<金口木舌>「ほのあかり」の優しさ
2018/02/13
照明デザイナーの石井幹子さんは、都会の人の目は光の洪水にさらされて鈍感になっていると指摘する。職場の推奨照度が750ルクス程度のところ、ビル内オフィスで150 ...
<金口木舌>世界の中心で島おこし
2018/02/12
「おっとう、おっかあ。 楽しかったよ。ありがとう」。民泊した中高生たちが贈った色紙には、感謝の言葉があふれていた。笑顔が並ぶ多くの写真と一緒に、家中に所狭しと ...
<金口木舌>事故矮小化の疑い?
2018/02/11
もくもくと黒煙が上がり、炎を上げて燃える家を、消防士が放水し消火に当たる。テレビの映像を見て、既視感を覚えつつ背筋が凍った。佐賀県の住宅地に自衛隊のヘリが墜落 ...
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