「社説」の記事一覧
沖大奨学生制度 大胆な公的支援が必要だ
2013/12/20
沖縄大学が県内大学として初めて創設した、児童養護施設や里親家庭の高校生を対象にした奨学生制度で、第1号となる5人の合格者が決まった。年間72万円の授業料を4年 ...
埋め立て知事判断 法に照らし不承認を 沖縄の心の真価示すとき
2013/12/19
発言のぶれは全く不可解である。政府と県が沖縄の経済振興策や米軍基地問題を話し合う沖縄政策協議会で、仲井真弘多知事が安倍晋三首相ら閣僚に対し述べたことだ。 知 ...
国家安保戦略 戦争する国への岐路 事実上の改憲に歯止めを
2013/12/18
不戦を誓い平和国家として歩んできた日本が、軍備を軸に国威発揚を優先した戦争ができる国に転換しかねない。歴史的分岐点となることは間違いない。 政府は、外交と安 ...
埋め立て判断 「不承認」の歴史的英断を
2013/12/17
米軍普天間飛行場の辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請に対し、仲井真弘多知事が年内に判断を示す方針だ。「軍事の要石」から「平和の要石」に転換する、新しい沖縄の ...
貧困率最悪 雇用を改善し悪循環断て
2013/12/17
沖縄の「貧困」が深刻な状態にあることが、山形大学の戸室健作准教授の調査で浮かび上がった。 所得が国民平均値の半分に満たない人の割合を示す貧困率が、2007年 ...
自衛隊オスプレイ なお負担を押し付けるのか
2013/12/14
沖縄の軍事拠点化がより一層進み、県民の負担軽減と逆行する事態が現実味を帯びてきたと強い危惧を抱かざるを得ない。日本の防衛力の具体像を定める次期中期防衛力整備計 ...
辺野古見直し提言 普天間閉鎖こそ最良の選択
2013/12/14
日米有識者がつくる「沖縄クエスチョン日米行動委員会」が米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古移設の代替案として、在沖海兵隊の大幅国外移転と同市キャンプ・シュワ ...
秘密保護法公布 報道弾圧の悪法許されぬ
2013/12/14
政府は13日、特定秘密保護法を公布した。1年以内に施行するという。公布に合わせて秘密指定の妥当性をチェックする第三者機関設置の準備室を内閣官房に設けたが、国民 ...
税制大綱 方向性が誤っている
2013/12/14
向かうべき方向が誤っている。まるで逆だ。そんな感を禁じ得ない。自民、公明両党が2014年度税制改正大綱を決めたが、大企業を優遇し家計、中でも低所得者に大きな負 ...
公明県本県外堅持 ぶれない姿勢を貫こう
2013/12/13
強権的な安倍政権の圧力に屈しないとする、多くの県民の意思を体現した決定と率直に評価したい。 公明党県本部(糸洲朝則代表)は、米軍普天間飛行場の県外移設を求め ...
「共謀罪」新設 国民監視する悪法要らない
2013/12/13
安倍政権は、話し合いをしただけで処罰される「共謀罪」新設を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案の検討に入った。 犯罪が行われて初めて処罰するという日本の刑事法体系 ...
「県内」容認浦添市長 公約の重みを受け止めよ
2013/12/12
浦添市の松本哲治市長が市議会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を容認する考えを表明した。初当選した2月の選挙の際には県外移設を求める考えを示しており、事実 ...
TPP年内断念 安全揺らぐなら離脱を
2013/12/12
もう一度、国民の安全を守るという政府の役割の原点に立ち戻るべきだ。 環太平洋連携協定(TPP)交渉の閣僚会合は年内妥結を断念した。日本の譲歩ばかりが目立つ交 ...
「秘密法」世論調査 反対の民意受け廃止探れ
2013/12/11
世論は、国民の「知る権利」に背を向けた、権力の暴走にノーを突き付けている。 共同通信の全国緊急世論調査で、成立したばかりの特定秘密法を今後どうするかについて ...
漁業支援基金 日台の操業ルール策定急げ
2013/12/11
尖閣を含む先島諸島周辺の漁業権をめぐって日本と台湾が4月に調印した取り決め(協定)で影響を受けている県内漁業者を支援するため、水産庁が100億円の基金を創設す ...
秘密監視機関 国の暴走の歯止めにならぬ
2013/12/10
機密漏えいに厳罰を科す特定秘密保護法の成立を受け、政府は特定秘密の内容をチェックする機関の設置を表明している。しかし政府が秘密指定の妥当性を監視する仕組みとし ...
韓国が防空圏拡大 外交的解決に動くときだ
2013/12/10
韓国政府は15日から防空識別圏を南方に拡大する。日本と中国が防空圏を設け、韓国が中国と管轄権を争う東シナ海の暗礁、離於島(中国名・蘇岩礁)上空を含む。 先月 ...
秘密法と世論 民主主義壊す悪法は廃止を
2013/12/09
特定秘密保護法の強行成立から一夜明けた安倍晋三首相は「嵐が過ぎ去った感じだ」と語ったという。首相はあくまで世論の反対に耳を傾けるつもりはないようだ。 知る権 ...
エネ基本計画素案 「脱原発」を捨て去るな
2013/12/09
国の中期的なエネルギー政策の指針となるエネルギー基本計画について、経済産業省は「原発ゼロ目標」を否定し、再稼働を含め原発活用を明記した素案をまとめた。年内にも ...
マンデラ氏死去 人類融和の志を受け継ごう
2013/12/08
南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)撤廃のために闘い、同国初の黒人大統領を務めたネルソン・マンデラ氏が死去した。95歳の生涯を黒人差別の撤廃と国民融和にささ ...
性暴力被害者 利用者本位の拠点へ英知を
2013/12/08
性暴力被害者の生きる力を下支えする態勢づくりに、専門家や県民の英知を集めたい。県が2014年度中の設立を目指す「ワンストップ支援センター」のことだ。 支援セ ...
秘密法成立強行 許されぬ権力の暴走 解散し国民の審判仰げ
2013/12/07
あまりの強権国家ぶりに言葉もない。これで日本は本当に民主国家と言えるのか。 安倍政権と自公両党は特定秘密保護法案を参院本会議で強行採決し、成立させた。担当大 ...
秘密法強行採決 憲法を破壊する暴挙だ
2013/12/06
この国の憲法を破壊する暴挙で民主主義は著しく後退した。 特定秘密保護法案は参院国家安全保障特別委員会で強行採決され自民、公明両党の賛成多数により可決した。政 ...
宜野湾市長発言 政府のお先棒を担ぐのか
2013/12/06
危険は除去すべきであり、たらい回しは到底許されない。宜野湾市の佐喜真淳市長は4日、普天間飛行場の危険性除去に関し「県内、県外、国外を問わず全ての可能性を含め一 ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)