「南風」の記事一覧

　2020年も残すところわずか。まだ書き上げていない年賀状を横目に見つつ、今年1年を思い返している。7月にスタートしたこのコラムもこれがラスト。原稿用紙2枚ほど ...

　先日、TVで沖縄自由民権運動の父、謝花昇の功績を伝える再現番組を見た。見ながら、ある人の言葉を思い出した。「あなたの曽祖父の功績は、愛楽園の創設と、戻る道の開 ...

　12月は師走といわれるように慌ただしく過ぎていくが、今年はコロナの影響で忘年会などの予定もなくなったので、大掃除に時間をかけることができそうだ。 　大掃除は、 ...

　面談でピーターにこう伝えた。「OIST周辺に自給自足型経済を実現するテックスタートアップハブを創り上げたい」。うれしいことに彼は私がOrb時代に書いたポスト資 ...

　ヤンバルクイナの保護活動は、獣医師である長嶺隆先生（NPO法人どうぶつたちの病院沖縄理事長）を抜きにしては語れない。ヤンバルクイナバカと言っても過言でないくら ...

　「失敗もポイントが貯（た）まると思うといいよね」 　新型コロナウイルス感染拡大防止対策として緊急事態宣言が発令され、テレワークやＷＥＢ会議などの新たな働き方が ...

　茅打ちバンタの入り口に、ひっそりと建つ記念碑がある。これは曽祖父、當山正堅が「戻る道」を開削した功績をたたえ建てられた頌徳（しょうとく）碑である。「戻る道」と ...

　人事部での新たな業務として、副業制度の導入があった。目的は、社員の活躍の場を広げ、モチベーションの維持・向上や視野の拡大、能力開発につなげる機会を設けるため。 ...

　Orbは5・5億円調達、30人の多様性あふれるプロ集団に育てた。全体の50％以上、開発陣は80％以上が外国人、公用語は英語。プロダクトは元アップル、アーキテク ...

　時代が大きく変わる時、子供たちは何を感じ何を思うのだろうか。 　沖縄の日本復帰の年、ぼくは小学校５年生だった。世の中は何やら慌ただしく、学校も何かの騒ぎの真っ ...

　国内最大級の亜熱帯照葉樹林が広がる国頭、大宜味、東3村にまたがるエリアが2016年9月15日全国33番目の国立公園として環境省より指定を受けた。そこには世界で ...

　幼い頃から、外で遊ぶよりも本を読むのが好きで、家の書棚の前に陣取り、子ども向けの日本の昔話のシリーズ本や伝記、何十冊にも及ぶ百科事典などを読んでいる時間が楽し ...

　昨今、直接会うことなく仕事ができるリモートワークが行われている。ドラマや芝居の現場も、例外ではない。 　先日、ドラマの収録が行われた。題名が「リモートワーク」 ...

　転職先では総務部で4カ月ほど勤務した後に、人事部へ異動となった。その時期は、グループ会社全体で統一した人事制度を導入し、社員教育に力を入れようとしていて、人材 ...

　まずは創業チーム。カギは多様性と規制対策。友人でYahoo！Japanでトップ評価エンジニア兼起業家のアメリカ人ジョンをCTO、友人紹介で金融庁を説得し日本最 ...

　音楽は時に強烈に記憶を呼び覚ます。 　2011年、東日本大震災の起きた3週間後、僕は岩手県大槌町に入り、沖縄県医師会の運営する仮診療所で働いた。 　深い湾の奥 ...

　50年前の1970年12月21日に米海兵隊から琉球政府林務課に国頭村安田エリアでの実弾射撃演習の通告があった。12月30日、米海兵隊から31日（大みそか）の射 ...

　11月も半ば、年末の足音が聞こえだす。年末年始は仕事ということも多いので、毎年、慌てないように計画的にやるぞと決意するのだが、結局はバタバタしてしまう。特に大 ...

　コロナウイルスの影響で、さまざまな国による救済処置が取られている。 　私も、個人事業主として給付金を受け取った。その手続きの際、総務省の産業分類一覧から自分の ...

　上司の後押しもあり会社を離れることになった。 　転職の目的は三つあった。一つ目は、私個人のビジネススキルがどの程度備わっているのか、強みや弱みを知るため。これ ...

　人は一生の終わりに、強烈な体験を走馬灯に見るという。正にビットコインは、私にとってそのものだった。 　「マサならビットコインに興味を持つはず」という友人の言葉 ...

　多様性のある社会を定義するのはなかなか難しい。 　先日、九州大学の学生に向けてオンラインでの講義をした。講義といっても1回だけのもので、まあ言ってみれば講演み ...

　安田区は国頭村の東部にあり、人口180人の風光明媚（めいび）な小さな集落で、「ヤンバルクイナの郷」としてもよく知られている。また、国の「重要無形民俗文化財」と ...