「本」の記事一覧
『菜飯屋春秋』魚住陽子著
2015/07/06
#本
言葉よりも豊かなコミュニケーション この頃、思うことがある。欲しいものを「欲しい!」とすぐさま言える人と、言えない人とがこの世にはいる。前者はすべてに体当たり ...
『私たちは塩を減らそう』前田司郎著
2015/07/06
#本
誰より自分が信用ならない この人が書く言葉には、何だかよくわからないが説得力がある。強いのではない。尖ってもいない。書かれていることも、突拍子もない。 彼が主 ...
『続あまから人生相談』マツコ・デラックス著
2015/06/29
#本
耳痛い! ずっと気になっている。なんでこんなに求められているんだろう。かく言う私も好きか嫌いかつったら大好きなわけで、でもどこにそんなに惹かれているのか自分で ...
『INTERIOR TRIP』雅姫著
2015/06/29
#本
みんなほんとに満足してる? よっ、雅姫様! 今日も姫の名にふさわしく、見目麗しいお姿です。どうでもいいけど「雅姫」って本名なんでしょうか。本名だとしても芸名だ ...
『東京パフェ学 パフェ123本を食べて考えた』斧屋著
2015/06/29
#本
全員おいてけぼりの全力投球 心の片隅にある罪悪感が邪魔をして、手放しで喜べない。子供の頃からパフェと私の関係はそんな感じでした。だって、だって生クリームにアイ ...
『世界は終わりそうにない』角田光代著
2015/06/22
#本
角田光代だから成立すること 久しぶりにこういうタイプの本を読んだ。 基本的にはエッセー集なのだが、真ん中に、作家や映画監督、評論家などとの対談・鼎談が複数挟 ...
『みちくさ3』菊池亜希子著
2015/06/22
#本
「みちくさ」という名の時間旅行 モデル、女優である著者だが、私にとっては味わい深いエッセーを書く人、かわいいものとかいいものを知っている人という存在だ。 『 ...
『私のたしなみ100』大草直子著
2015/06/22
#本
「たしなみ」はどれだけあればいいのか? 「たしなみ」という言葉を、本書で久しぶりに目にした。 大げさな言い方かもしれないが、この国の私たちの日々は全体的に、 ...
神戸事件手記、6万7千部で1位 オリコン週間ランキング
2015/06/18
#本
情報会社オリコンは17日、本の週間ランキングの総合部門(コミックと文庫を除く)で、神戸市の連続児童殺傷事件の加害男性による手記「絶歌」(太田出版)が1位になっ ...
『忘れられた巨人』カズオ・イシグロ著、土屋政雄訳
2015/06/15
#本
記憶と忘却めぐる物語 老執事の回想『日の名残り』で英国最高の文学賞ブッカー賞を受賞した日系人作家の10年ぶりの新作長編。作品ごとに物語のジャンルや設定を大きく ...
『誕生のインファンティア』西平直著
2015/06/15
#本
生まれた不思議と生まれなかった不思議 子どものころ、死んだらどうなるのだろうと考えて不安になったことはないだろうか。だったら誕生についてはどうだろう。自分はな ...
『仏教思想のゼロポイント』魚川祐司著
2015/06/15
#本
真正面から悟りを問う 仏教とは何かを知りたい読者に本書を薦めたい。というのも仏教の入門書、解説書は数多いけれど、結局は仏教の正体があいまいなまま本を閉じること ...
『煩悩の子』大道珠貴著 「子どもは純粋」だなんて誰が決めた
2015/06/08
#本
子どもというのは純真無垢で、何も考えず無邪気に駆けまわっているものだ、という浅はかな不文律を蹴散らす快作である。主人公は小学5年生の女の子「極(きわみ)」。身 ...
『うらやましい人生』ミッツ・マングローブ著
2015/06/08
#本
これが「オネエ」の歩き方 オネエキャラ、と呼ばれる人たちにいつも思う。彼女たちの言葉に宿る、圧倒的な説得力は何なんだろうと。例えばバラエティー番組。みんながわ ...
『長いお別れ』中島京子著 人は別れながら生きていく
2015/06/08
#本
小さい頃、頭について離れない恐怖があった。明日目が覚めたら、おとーさんとおかーさんがいなくなってたらどうしよう。ふたりが、死んじゃってたらどうしよう。そう考え ...
米ワシントン大学に沖縄コーナー 開設式に知事出席
2015/06/04
#本
ジョージ・ワシントン大の図書館に設置された「沖縄コレクション」を視察する翁長雄志知事(右から2人目)ら=2日 【ワシントン=島袋良太】沖縄の歴史や文化、政治や ...
『そう書いてあった』益田ミリ著
2015/06/01
#本
よるべない夜に この本もだった。 元来さびしんぼうで、「またね」の挨拶が嫌いだ。友達と会っても別れが惜しくてつい2度目のお茶をしたり、探してもいないのに百貨 ...
『トスカーナ 美味の教え』古澤千恵著
2015/06/01
#本
自然の恵みを飾らずに 長靴で言うと「すね」あたり。海もあれば山もある、つまり海の幸も山の幸もふんだんで、温暖な気候のイタリア・トスカーナ州。その地で10年以上 ...
『解くだけで人生が変わる! 修造ドリル』松岡修造著
2015/06/01
#本
異常に格好いい カレンダーは50万部以上売れ、ネットではその情熱的なパフォーマンスから、「彼が海外に行ったら日本の気温が下がる」という都市伝説までささやかれて ...
『ラリルレ論』野田洋次郎著 新しい言葉を探す音楽家の日記
2015/05/25
#本
著者は人気ロックバンド「RADWIMPS」のボーカル&ギターにして、全作品の作詞・作曲を担当する人物である。存在としてはお茶の間からやや距離があるので、ご存じ ...
『正直』松浦弥太郎著 今、本当に有効で有益なこと
2015/05/25
#本
巷には相変わらず自己啓発書やビジネス書があふれているわけだが、それらの中で異彩を放ち、売り上げも好調という松浦弥太郎さんの最新刊である。 松浦さんの生きる上 ...
『ひとかどの父へ』深沢潮著
2015/05/25
#本
「生まれてきてよかった」へたどり着くまで すがすがしい読後感とはまさに! という小説だ。 シンプルなストーリーラインに、素直な気持ちで身を任せることをおすす ...
清志郎の『サマータイム・ブルース』再び
2015/05/21
#本
忌野清志郎『サマータイム・ブルース』の歌詞をはじめ、多くの人たちが反核、反原発を呼び掛ける『No Nukes』の表紙。写っているのは福島県飯舘村で採取された軍手 ...
『目の見えない人は世界をどう見ているのか』伊藤亜紗著
2015/05/18
#本
五感をめぐる常識の解体 本を読むという行為は文字を目で見て脳で意味を理解する作業のはずだが、本書を読んでいる間は、視覚以外の触覚や聴覚といった感覚をフルに働か ...
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