「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>パリだけではない
2015/11/20
パリで起きた残忍卑劣な同時多発テロ。その犠牲者を悼む声が世界中に広がっている。各地の名所はフランス国旗の青白赤にライトアップされた。フェイスブックではプロフィ ...
<金口木舌>地方から見る「主従」
2015/11/19
今春、米大手コーヒーチェーンが都道府県で最後に鳥取県に出店し、初日の売り上げは国内の店舗で歴代1位となった。少々斜めから見ていた方がいる。元鳥取県知事の片山善 ...
<金口木舌>「戦後沖縄の申し子」の還暦
2015/11/18
米軍が伊佐浜、伊江島の土地を強制的に奪った。自民党と社会党が対峙(たいじ)する「55年体制」が始まった。年表の1955年の項目に並ぶ歴史的事件である。そこに「 ...
<金口木舌>地元の心届ける「くくるBOX」
2015/11/17
中身よりも喜ばれそうな贈答用の段ボール箱を名護市が提案している。まず目に飛び込むのは箱の外側を埋める5地域の紹介だ。市誕生前の旧1町4村を色分けし、伝統的な祭 ...
<金口木舌>「白紙撤回」を流行語に
2015/11/16
「ラブライバー」「アゴクイ」-。先日、2015ユーキャン新語・流行語大賞の候補が発表された。耳慣れない言葉に、はやりへの疎さを感じつつも本当にはやったのかとい ...
<金口木舌>スマホと新聞
2015/11/15
本紙ホームページ(HP)がリニューアルして1カ月がたった。微調整しながらの運用だが、スマートフォン(スマホ)専用の画面も新たに設け、見やすくなったとの評価も頂 ...
<金口木舌>“埋められた”巨人を忘れず
2015/11/14
「北海道は、開拓者の大地だ」とうたった日本ハムの球団広告が撤去された。先住民族がいた正しい歴史の理解につながらず「配慮が足りない」と北海道アイヌ協会が申し入れ ...
<金口木舌>18人の鋭いまなざし
2015/11/13
思わずたじろいでしまうほど鋭いまなざしだった。並んでいるのは高齢女性18人の肖像写真。悲しみや怒り、憂いをたたえた表情は、見る者を正面から見据え、迫ってくる ...
<金口木舌>就活への号砲
2015/11/12
小津安二郎監督の1929年の無声映画「大学は出たけれど」は、昭和初期が舞台のモノクロ映画だが、こっけいさの中に、今も変わらぬ切なさも伝わる ▼就職活動をするも ...
<金口木舌>戦争を見つめた母
2015/11/11
「優しい昭和の母」が逝ったとスポーツ紙は伝えた。テレビドラマの母親役が記憶に残る。女優加藤治子さんの訃報である。「昭和の母」の素顔は戦争の痛みを知る女性だった ...
<金口木舌>社会の包容
2015/11/10
もう20年以上前になる。今も時々思い出す。北海道で新聞記者をしていたころ、同業の記者に聞いた話だ。所持金10円の少女が関西から札幌まで来て補導された ▼女子中 ...
<金口木舌>「初っ切り」にあらず
2015/11/09
殴ったり、蹴り飛ばしたり。若い力士や行事が土俵で繰り広げる一見、コントのような見せ物が「初っ切り」。相撲の禁じ手を面白おかしく紹介するため、江戸時代から続いて ...
<金口木舌>調書
2015/11/08
後にも先にもそのとき限りだが、捜査機関から取り調べを受けたことがある。任意で何度も聴取され、検事からも事情を聴かれた。処分を受けたわけではないが、気持ちのいい ...
<金口木舌>「ぶちくらせ」問題に思う
2015/11/07
県高校新人体育大会は28競技を終えた。勢力図を塗り替えるべく新チームや個人が始動した ▼結果によらず今後の成長に期待したい。各会場には「一意専心」「戮力協心( ...
<金口木舌>「ハイスクール」から70年
2015/11/06
なぜだろう。与那原町にあるのに知念高校と言い、大宜味村にあるのに辺土名高校と言うのは。実は沖縄の戦後史と深い関わりがある ▼沖縄戦終結の1945年9月、米軍は ...
<金口木舌>新郎の4人の親
2015/11/05
数年前の結婚披露パーティー。米国人の新郎の横に2組の夫婦が並んだ。新郎の両親は彼が幼いころに離婚し、それぞれ再婚。新郎は4人の“親”と抱き合い、感謝の気持ちを ...
<金口木舌>沖縄の痛みと向き合って
2015/11/04
東京都内にあった佐木隆三さんのお宅を1992年春と95年冬の2度訪ねた。復帰20年、「コザ騒動」から25年という節目で話を聞くためである ▼取材が一息ついた後 ...
<金口木舌>言葉の重みと「伝える」責任
2015/11/03
真実やニュースの本質を伝える大切さなど、取材を繰り返す日々は自問自答が続く。そんな中で各記者たちは読者に知ってほしい、心に届けたいと記事を書く ▼10月29日 ...
<金口木舌>ヤングなハート
2015/11/02
10回の節目を迎えたおやじラブロックフェスティバルが1日までの2日間開かれた。筆者もロック好きの40代。歌えて演奏できる「おやじ」の皆さんがうらやましい ▼さ ...
<金口木舌>遺構のロマン
2015/11/01
八重山支局時代、石垣島の廃村跡に通ったことがある。草木生い茂る中で石積みやフール(豚便所)などの遺跡に出合い、かつての島の暮らしに思いをはせた。なぜか遺跡は人 ...
<金口木舌>愛ある名前、愛なき名前
2015/10/31
各種大会記録を扱う運動面で出合う、小中高生の名前が意外と難しい。「大」「陽」「心」「愛」など易しい字でも組み合わせで難読となる ▼きらきらネームと呼ばれる宝塚 ...
<金口木舌>鳴き声に耳を澄ませば
2015/10/30
この時季、北部を訪れた中南部や県外の人に驚かれることがある。山から聞こえてくる「ケーン、ケーン」という音に対してだ。「あの鳴き声は鳥? サル?」といぶかしげな ...
<金口木舌>世替わりとハロウィン
2015/10/29
日曜日の昼下がり。血の付いた白衣姿の女の子3人組が電車に乗り込んだ。ぎょっとしたのもつかの間、次は黒いマントの青年が ▼しかし車内は平然としている。ハロウィー ...
<金口木舌>名作を振り返る
2015/10/28
仲井真弘多前知事が在京キー局のラジオ番組に出演し、翁長雄志知事の辺野古埋め立て承認取り消しは「とんでもない話」と批判した。ご立腹の様子である ▼自己決定権を論 ...
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