「連載：復帰半世紀　私と沖縄」の記事一覧

「何も知らずに生きてきてしまった」。1992年に発表された「島唄」。人気ロックグループ「THE BOOM」による唄（うた）三線の調べは、沖縄戦を知らずに半生を過 ...

▼「幼少期過ごし首里での記憶と嫌だった「ハーフ」　俳優・川平慈英さん（1）」から続く 　米統治下の沖縄でやんちゃな幼少期を過ごした川平慈英（59）＝東京在住＝は ...

復帰前の沖縄で家族や幼なじみらと楽しい日々を過ごしたと語る俳優の川平慈英さん＝４月、東京都内（問山栄恵撮影） 米統治下の「キャラウェイ旋風」が吹き荒れる1962 ...

インタビューに答える普久原恒勇さん＝4月19日、沖縄市の普久原恒勇音楽事務所（喜瀬守昭撮影） ▼（1）「海の青さに 空の青」名曲「芭蕉布」に忍ばせた沖縄の1音 ...

　「海の青さに　空の青　南の風に　緑葉（みどりば）の　芭蕉（ばしょう）は情（なさけ）に　手を招く　常夏の国　我（わ）した島沖縄（うちなー）―」。戦後沖縄を代表す ...

▼（1）「最後の高等弁務官に…」就任式で米軍支配を拒絶 反戦貫く から続く 　新基地建設の埋め立て工事が進む名護市の辺野古。1997年に結成した「命を守る会」に ...

　「新高等弁務官が最後の高等弁務官となり、沖縄が本来の正常な状態に回復されますように」 　米国施政権下の1966年、アンガー第5代高等弁務官の就任式に牧師として ...

「病気が治ったら、石垣全体を支える小さな石のように世の中を支える人になりたいと考えていた」と振り返る謝花悦子さん＝1日、伊江村の「わびあいの里」 ▼（1）「沖縄 ...

伊江島の土地闘争などについて語る謝花悦子さん＝1日、伊江村の「わびあいの里」 　「出て行け」。1966年7月15日、伊江島の桟橋に村民数百人の声が響いた。米軍が ...

インタビューに答える上原昌栄さん＝宜野湾市の伊佐公民館（喜瀬守昭撮影） 「苦境超え ジャズ、沖縄に根付く ジャズドラマー・上原昌栄さん（1）」から続く 　上原昌 ...

ドラムの演奏を披露する上原昌栄さん＝宜野湾市の伊佐公民館（喜瀨守昭撮影） 　「ジャズミュージシャンにとって、復帰後は苦しかった」。はち切れんばかりの笑顔としゃれ ...

復帰前後の状況などについて語る山本彩香さん＝豊見城市内の自宅（ジャン松元撮影） ▼（1）沖縄料理は危機にある…チムグクル「見失っていないか」 から ...

復帰前後の状況などについて語る山本彩香さん＝豊見城市内の自宅（ジャン松元撮影） 「琉球人がいるよ」。1958年、琉球料理家の山本彩香（86）が23歳の時、幼くし ...

「女性の歩みの語り部にならないと」と笑う大城貴代子さん＝20日、那覇市内（ジャン松元撮影） ▼（1）「沖縄に恋した」結婚 女性の平等追い求め「権利は天から降って ...

インタビューに答える大城貴代子さん＝20日、那覇市内の自宅（ジャン松元撮影） 　「夫にじゃなくて、沖縄に恋をしたのね」。おきなわ女性財団理事長の大城貴代子（82 ...

「樂園百貨店」を見て回る糸数剛一さん＝2021年11月18日、那覇市久茂地のデパートリウボウ（喜瀬守昭撮影） ▼（1）東京で過ごした青春時代…「沖 ...

「沖縄は、他の文化を受け入れる受容力を高めていくべきだ」と語るリウボウホールディングス会長の糸数剛一さん＝2021年11月18日、那覇市久茂地（喜瀨守昭撮影） ...

野球人生を振り返る安仁屋宗八さん。「自分のためにやっとったら、チームのため、沖縄のためになるだろうと思っていた」＝那覇市泉崎の琉球新報社（大城直也撮影） ▼（1 ...

広島に入団したプロ時代の出来事などを語る安仁屋宗八さん＝那覇市泉崎の琉球新報社（大城直也撮影） 　低めに集めた速球と、鋭いシュートが小気味よく決まった。1964 ...

「県、沖縄市では『職員力』に助けられた」と語る東門美津子さん＝11日、沖縄市（ジャン松元撮影） ▼（1）女性たちと切り開いた政治の道「刺激を受けた」から続く & ...

政治への思いを語る東門美津子さん＝11日、沖縄市（ジャン松元撮影） 　まっすぐなまなざし。気さくで明るい笑顔。はっきりとした物言い。紫のヘアカラーはトレードマー ...

（その1）ルーツは「チャンプルー」 差別乗り越え人気DJに から続く 　戦後20年を間近に控えた1965年1月、マスミ・ロドリゲス（56）＝北谷町＝は、旧コザ市 ...

インタビューに答えるマスミ・ロドリゲスさん＝10月26日、北谷町のシーフードハウスピア54（喜瀬守昭撮影） 　聞いている側も、思わずつられて笑ってしまう。そんな ...