「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>無関心は最大の病気
2013/01/30
銀座の目抜き通りに現れた真っ赤な集団に、沿道からちらちらと目線を送る人が多かったが、足を止めてアナウンスに聞き入る姿もあった。沖縄と言えば青い海、という人には ...
<金口木舌>変わらぬ問い掛け
2013/01/29
東京の人の目にはどう映ったのだろうか。県内全市町村の代表らによるオスプレイの配備撤回を求める東京行動のことだ。1972年の日本復帰から41年。今なお基地重圧の ...
<金口木舌>「縁の下の力持ち」の魅力と可能性
2013/01/28
師走の大掃除からまだ1カ月というのに、この散らかりようは? 片付けに頭を痛める方も少なくないだろう。悩める人へのお薦めは「新幹線 お掃除の天使たち」(あさ出版 ...
<金口木舌>食育、大人がお手本を
2013/01/27
今日はカレーかゴーヤーか、それとも…と、お昼が近づくとソワソワしつつ考えたのは30年以上前。家の食事ではなく学校給食の話 ▼以前、給食の献立に疑問を持った栄養 ...
<金口木舌>大人の背中
2013/01/26
銭湯が少なくなった。本島内にはもう2軒ほどしか残っていないという。自宅に浴室がある、入浴はシャワーで済ませ湯船に漬かる必要もなし。そんな環境変化もあって銭湯経 ...
<金口木舌>大人の道草
2013/01/25
道端に生えているシシダマの実をポケットに押し込み、得意げになって家に帰った。それを畳の上で並べたり、小箱に入れてじゃらじゃら鳴らして遊んだ。小学生のころの、道 ...
<金口木舌>「ひまわり」の心を全国へ
2013/01/24
おととし、北部工業高校10期生の模合に恩師が招かれた。「みんなで集めました」と手渡された封筒には10万円。映画「ひまわり」の製作協力費だった。スタッフの宜野座 ...
<金口木舌>ありがたいサービス
2013/01/23
離島で遊んだ後、帰ろうとしたら船が欠航。そんな経験はないだろうか。母の生まれ故郷は海路の波が高いことで有名な島。仕事を持つと翌日の予定が気になり、つい足も遠の ...
<金口木舌>寄り添い、話を聴く
2013/01/22
2012年の全国の自殺者数が2万7766人と、3万人を切った。1998年に3万人を超えて以来、実に15年ぶりだという ▼内閣府の担当者は「各自治体の実情に合っ ...
<金口木舌>天才たちの背中が教えるもの
2013/01/21
「おはよう」。娘の友達に声を掛けると「顎が震える」と服の襟を立てていた。“風の子”の子どもらもこたえるムーチービーサの時季に、熱戦だったのは囲碁の棋聖戦沖縄対 ...
<金口木舌>牡蠣王がまいた種
2013/01/20
この人がいなければ日本、いや世界で今のようにカキを楽しみ、味わうことはできなかっただろう。大宜味村出身で「日本の牡蠣(かき)王」と称賛された宮城新昌(1967 ...
<金口木舌>一念発起
2013/01/19
仕事を終え、深夜にタクシーで帰宅することがよくある。ある日、タクシーに乗った際、苦学をする男性乗務員の話を聞き、仕事の疲れが吹き飛んだ ▼この乗務員は鈴木謙典 ...
<金口木舌>人生を彩る座開き
2013/01/18
沖縄本島で祝宴の冒頭を飾る座開きの演目と言えば「かぎやで風」と相場が決まっている。宮古では「とうがにあやぐ」、八重山は「赤馬節」「鷲ぬ鳥節」などが演じられる。 ...
<金口木舌>震災遺児の心に虹を
2013/01/17
その部屋にはサンドバッグがつるされている。周りは赤い壁。悲しみや怒りで心が爆発しそうな時、思い切り叫び、暴れて感情を吐き出せる。名前は「火山の部屋」。神戸市の ...
<金口木舌>“ダブリーズ”の可能性
2013/01/16
「ダブリーズ」というのは、高校を留年した彼らが自らにつけたあだ名だった。16年前、ある高校は1年生で63人もの留年を出した。ほとんどは出席不足で、中途退学も多 ...
<金口木舌>うどん県
2013/01/15
沖縄と言えばどんなイメージが浮かぶか。美しい海、三線、泡盛だろうか。全国各地にもそれぞれのイメージがある ▼そんなイメージを観光PRに結び付けたのが香川県の「 ...
<金口木舌>「個人の尊厳」と体罰
2013/01/14
雇用創出15万人、経済効果3兆円。2020年東京夏季五輪実現に伴う波及効果の試算だ。スポーツの底力を経済発展に絡め「復興を世界で共有」と意気込む東京都の五輪招 ...
<金口木舌>食べ物と食卓の距離
2013/01/13
ちょっとしたクイズを。53品目で20カ国。さて何の数字でしょう。ヒント。見た目は和風で、重箱に入っている…答えはおせち料理だ ▼知人が正月に買ったもので、和風 ...
<金口木舌>夢をつなぐもの
2013/01/12
「すごい、あんなことができるのか」「まさか、信じられない」。幼いころに素晴らしい技芸や舞台を見てワクワクドキドキした記憶は、いくつになっても忘れられない ▼サ ...
<金口木舌>『戦争の影』を背負って
2013/01/11
これも「時代の区切り」というのだろう。後に生きる者は沖縄とどう向き合い、これから歩んでいくべきかという命題に直面している。写真家、東松照明さんの訃報に接して感 ...
<金口木舌>「清貧」の心を今いちど
2013/01/10
「メザシの土光」と呼ばれた元臨調会長の土光敏夫さんは質素な生活で知られる。東芝の社長時代は、自宅にカラーテレビもエアコンもなかった。「家電メーカーの社長なのに ...
<金口木舌>言論弾圧が教えるもの
2013/01/09
戦時中の花柳界を舞台にした有吉佐和子さんの小説「芝桜」で、読み書きのできない蔦代が、満州事変を報じる新聞を読む親友を皮肉る場面がある。「正ちゃんは字が読めるか ...
<金口木舌>しまくぅとばと沖縄芝居
2013/01/08
2013年も1週間が過ぎた。「一年の計は元旦にあり」というが、今年こそは、正月に立てた目標を達成したい ▼年齢を重ねるごとに、1年があっという間と感じる。まさ ...
<金口木舌>期待の独り歩きは用心を
2013/01/07
年明け早々、友人の第一子のお祝いをした。愛くるしい瞳に心が和んだ。支局時代に経験した宮古島の出生祝い「ナーフィー」を思い出した。名付け披露の宴で、名前に込めた ...
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