「金口木舌」の記事一覧

　テレビのワイドショーは先週、高円宮家の三女絢子さまと守谷慧さんの結婚を熱心に取り上げた。新郎新婦の人柄に加え、衣装や引き出物は関心の的となる。見ていて気になっ ...

　「秋麗（あきうらら）」は春のようにうららかに晴れた日を言う秋の季語。高く澄んだ空が行楽へと誘う。季節は真逆だが、かつて女性たちが年に一度の行楽で浜に繰り出した ...

　綾瀬はるかさんが主演したテレビドラマ「精霊の守り人」。架空の世界を舞台に精霊を巡る冒険や国と国の争い、不条理にあらがう人々を描く。３部作が今年２月まで放送され ...

　「足並み」の語源を辞書で調べると「人や馬などが、多数で行進する時の足のそろい具合」とある。「足並みをそろえる」は、複数の人や組織が目標に向かうときに行動や考え ...

　見通しが外れたとは、まさにこのことだ。ハロウィーンを楽しもうと東京・渋谷に大挙して集まった若者たちの一部が暴走し軽トラックを横転させるなどして騒然となった ▼ ...

　南米ブラジルの大統領選挙で自由社会党のボルソナロ下院議員が当選した。軍事政権を称賛し、同性愛者や女性らへの差別的発言を繰り返す同氏は「ブラジルのトランプ」と呼 ...

　アンパンマン仮面の不審者に注意を―。横浜市鶴見区が警戒を呼び掛けた。二つの保育園から不審者出没の伝聞情報が寄せられ、連れ去り事件を懸念して注意文書を出した ▼ ...

　１００年余の昔、庶民に親しまれた芋酒が復活するという記事が本紙に載った。担当した記者は下戸だったが、「香りがいい」と教えてくれた。このような話を聞くと、酒じょ ...

　三省堂の現代新国語辞典が若者の言葉を積極的に採録していて話題だ。「沼」に趣味などに「のめり込んでいる状態のたとえ」との語義が加わった。「やばい」が単なる感動詞 ...

　マラソン大会参加やスポーツ観戦、芸術鑑賞など特別な目的に絞った旅行はスペシャル・インテレスト・ツアー、略してＳＩＴと呼ばれる。先月の安室奈美恵さんの引退ライブ ...

　48年前のきょう、報道写真家の沢田教一さんがカンボジアで取材中に銃撃され亡くなった。ピュリツァー賞を受賞した、ベトナムで戦火から逃げる母子を撮った「安全への逃 ...

　たき火のそばに長くいると、すねにできる斑点。それを剝ぐ行為、スネカワタグリ（脛皮たぐり）が由来とされる。無形民俗文化財「吉浜のスネカ」（岩手県）のことだ ▼８ ...

　中米ホンジュラスなどから徒歩で米国を目指す移民集団が約７千人に膨れ上がっている。ＳＮＳでの呼び掛けなどに呼応して人数が増え、メキシコまで到達しているという ▼ ...

　「安久」に「和平」「自由」。ソニー生命保険が実施したアンケートで、新しい元号の予想に挙がった候補だ。フィギュアスケートの羽生結弦さんや将棋の羽生善治さんが念頭 ...

　山之口貘の詩に曲を付け歌い、沖縄でも親しまれたフォーク歌手高田渡さんに「事だよ」という作品がある。この中で「明治百年」の祝賀ムードを取り上げている。１９６８年 ...

　バルバス・バウと聞いて船の話と分かれば、海運業界に関わりがあるか、よほどの船好きだろう。球状船首とも言われる。船首の下部のふっくらと丸まった突き出しのことだ ...

　かつて１万円札に描かれた人物だが、新しい教科書では表記が変わるようだ。聖徳太子のことだ。生前には使われていなかった呼称だったとして、「厩戸王（うまやどのおう） ...

　車で北部や沖縄自動車道を通ると、ダムの放水を見掛けるようになった。渇水による断水を心配したのは６月ごろまで。台風などで沖縄の水事情はすっかり回復した ▼山々に ...

　記者会見で突拍子もない質問に面食らうことがある。日米関係がテーマでも米メディアは斟酌（しんしゃく）しない。世界情勢など、時に応じてさまざまな問題についてただす ...

　衆院本会議場に破裂音が響く。青白い煙が上がり、たくさんのビラが舞う。傍聴席の女性が「沖縄返還協定粉砕」と叫んだ。沖縄の復帰を前にした１９７１年10月19日に起 ...

　今年は、地震に大雨、台風と全国各地で災害に揺れている。16日付の本紙も、天井まで冠水した車の写真とともに本島中南部での大雨被害を伝えた ▼新聞がなかった江戸時 ...

　歴史上の女傑を挙げよと問われれば、フランスの国民的ヒロインのジャンヌ・ダルクが真っ先に浮かぶ。巴御前は平安時代の女武者。沖縄にもサンアイ・イソバが与那国に伝わ ...

　トワ・エ・モワの「虹と雪のバラード」は１９７２年の札幌冬季五輪のテーマ曲だ。「町ができる　美しい町が」と祭典に人が集い、にぎわう町の高揚を歌った ▼２０２０年 ...