「社説」の記事一覧

　緊張が続いている南シナ海の領有権問題を抱える関係国が、紛争を回避するため、法的拘束力を伴う「行動規範」の策定に向けて本格的に動きだす。 　東南アジア諸国連合（ ...

　「しまんちゅの　心つなげる　県産品」をテーマに、県産品奨励月間が始まった。県産品の使用奨励と需要創出によって景気を浮揚し、産業振興と雇用拡大につなげることが目 ...

　どうしても「スタンドプレー」に見えてしまう。日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長や幹事長の松井一郎大阪府知事らの最近の言動には違和感だけが募る。 　両氏は関西 ...

　風力や太陽光発電などの再生可能エネルギーの世界的台頭が一層くっきりした。もはやこの流れを押しとどめることはできまい。 　国際エネルギー機関（ＩＥＡ）のまとめに ...

　政府は、７月下旬から交渉に参加する環太平洋連携協定（ＴＰＰ）の会合で、コメ、麦、牛・豚肉、乳製品、サトウキビなど甘味資源作物の農業の重要５品目について、関税撤 ...

　与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊などの配備計画で与那国町と防衛省は、町有地約２１・４ヘクタールを年間約１５００万円で賃貸借することを定めた仮契約を締結した。 ...

　米軍普天間飛行場代替施設の名護市辺野古への建設に向けた沖縄防衛局提出の公有水面埋め立て申請書の告示・縦覧が始まった。埋め立て工事費が２３１０億円規模だと初めて ...

　韓国の朴（パク）槿恵（クネ）大統領が就任後初めて中国を訪問し、習近平国家主席と首脳会談を行った。両首脳は「朝鮮半島の非核化」を目指す考えで一致し、自由貿易協定 ...

　人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を使った世界初の臨床研究が承認された。失った体の機能を取り戻す、再生医療の治療法が、実用化へ向け重要な一歩を踏み出した。 　ｉＰ ...

　ストーカー規制法とドメスティックバイオレンス（ＤＶ）防止法が改正され、男女間の付きまといや暴力を防ぐ対応が強化される。２法とも成立から１０年以上過ぎ、不備が指 ...

　内閣府は２０１２年度に行った沖縄本島を縦断する鉄軌道導入の調査結果を公表した。過去の調査と同様、採算性に厳しい見方を示しており、先に公表された「黒字化は可能」 ...

　東村高江の米軍ヘリ着陸帯建設工事への反対活動をしていた住民に対し、国が通行妨害禁止を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁那覇支部（今泉秀和裁判長）が妨害禁止を命 ...

　１票の格差が憲法違反の状態にありながら、政党の利害にとらわれ、最優先で取り組むべき課題さえまとめられない。国会の責任放棄そのものである。 　改革に背を向けた機 ...

　政府が２０１３年版「少子化社会対策白書」を閣議決定した。白書では週６０時間以上の長時間労働をしている男性の割合を世代別に見た場合、子育て世代の３０代が１８・２ ...

　参院選の前哨戦として注目された東京都議選は自民、公明両党の候補が全員当選した。自民は「小泉旋風」が吹き荒れた２００１年選挙の５３議席を上回る５９議席と圧勝した ...

　富士山の世界文化遺産登録が決まった。山梨・静岡両県の熱意と、長年の地道な努力がなければ登録に至らなかったはずだ。原動力となった両県の努力をたたえ、祝福したい。 ...

　「沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や涙が、自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻んで、静かに頭（こうべ）を垂れたい」 　美しい言葉にもかかわらずか、それ ...

　米軍嘉手納、普天間両基地の周辺では、遮りようのない米軍機の爆音が日々、住民生活に重くのしかかっている。 　だが、忍耐の限度を超え、違法性が認定された爆音であっ ...

　沖縄戦の組織的戦闘の終結から６８年を迎えた。 　「ありったけの地獄を集めた」と表現される過酷な戦場から針の穴をくぐるように生還した方々が戦後、肉体だけでなく心 ...

　東日本大震災の教訓を風化させることなく、国と地方が考え得る対策に総力を挙げて取り組み、大震災に原発事故が重なる複合災害も含めて備えを急ぎたい。 　政府は２１日 ...

　防衛省が陸海空３自衛隊の部隊運用を一元的に指揮する「統合司令官」の新設を検討しているという。制服組トップの統合幕僚長に次ぐ地位を想定。統幕長は最高ポストのまま ...

　与那国町の町有地を防衛省に貸し出す契約案が町議会に提出され、賛成多数で可決された。陸上自衛隊沿岸監視部隊などを配備するためだ。有権者の半数近くが反対に署名して ...

　「核兵器のない世界」の実現に向けた強い意欲の表れなのだろう。今後、指導力を具体的にどう発揮するのか注視したい。 　オバマ米大統領は、ロシアとの新戦略兵器削減条 ...