「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>ランドセルの物語
2018/03/31
校舎に入ると、靴箱そばの台の上に6年生の色とりどりのランドセルがずらりと並んでいた。その全てに、卒業を前にした子どもたちが書いたメッセージが添えられていた ▼ ...
<金口木舌>「なぜ」を問うことから
2018/03/30
空港の手荷物受取所にて。多くの人が首を長くして荷物を待つ回転台のそばに、かわいらしい兄弟を見つけた ▼5歳と3歳くらいだろうか。回転ずしのように、色とりどりの ...
<金口木舌>人間らしく生きること
2018/03/29
コインの裏表という例えがある。便利になった社会に当てはめると、健康のために人が歩く光景は、車社会がもたらした。では、最近のスマホとにらめっこはどうだろう ▼岐 ...
<金口木舌>「平成の終わり」の前に
2018/03/28
天皇、皇后両陛下の来県を幾度か取材した。印象に残るのが1993年4月の初来県である。両陛下を迎える県民の姿が記憶に残る ▼糸満の全国植樹祭会場に向かう道沿いで ...
<金口木舌>「どう生きるか」のヒットと「こう生きる」決意
2018/03/27
ある小学校の卒業式に出席すると、卒業生がそれぞれなりたい職業を大書したものが張り出してあった。「サッカー選手」「白バイ隊員」などに交じり「ユーチューバー」もあ ...
<金口木舌>過疎の村の魅力
2018/03/26
やんばるの緑深い県道70号を北上し、国頭村楚洲を取材で訪ねた。世界自然遺産への登録を目指すやんばるの森は、ヤンバルクイナなど貴重な動植物が生息し、豊かな生態系 ...
<金口木舌>人事権は権力の源泉
2018/03/25
サラリーマンにとって、3月は人事異動の季節。新聞紙面には企業や官公庁の人事が毎日のように掲載される。希望する部署へ異動になった人、不本意な異動に戸惑う人などそ ...
<金口木舌>家族の愛情とボウリングという希望
2018/03/24
春休みが始まったこの時期は、全国各地で各種スポーツ大会が一斉に行われる。この冬の鍛錬の成果を試し、今の実力を知る大切な大会だ。選手の成長が見え、取材の楽しみも ...
<金口木舌>イランとこたつ
2018/03/23
「イラン」という国から何を思い浮かべるだろうか。先日、米国の大学院で学ぶイラン出身の女性と、日本との共通点の話になった ▼彼女が見せたのは「こたつ」の写真。「 ...
<金口木舌>明治150年、光と影
2018/03/22
歴史の“恨み”は消えないこともある。1987年、会津藩の城下町だった会津若松市は、長州藩の藩府だった山口県萩市からの姉妹都市提携の申し出を断った ▼徳川家の一 ...
<金口木舌>「霞が関文学」を終わりに
2018/03/21
「霞が関文学」とはよく言ったものだと、いまさらながら思う。文章をいじって別の意味に解釈できるようにしたり、中身を骨抜きにしたりする官僚特有の作文術のこと ▼一 ...
<金口木舌>音楽でも支援の輪
2018/03/19
作家の赤川次郎さんはクラシック音楽への造詣が深い。オーケストラを聴く楽しみは、大勢の楽団員が個人的にはさまざまな事情を抱えながら、一つの曲を仕上げることにある ...
<金口木舌>「15の春」にエール
2018/03/18
高校がない離島では中学を卒業し、島を離れる生徒と家族の別れがこの春もあった。伊江中では、卒業生が親へ感謝の手紙を渡し、親から子へも手紙が渡された。互いに目頭を ...
<金口木舌>公文書って誰のもの?
2018/03/18
役所に取材に行くと、対応者は2人。1人は記者の受け答えに応じ、もう1人は黙ってやりとりをメモする。メモ係は後で「言った言わない」とならないための資料作成である ...
<金口木舌>奮闘の積み重ね
2018/03/17
国際大会で銀メダリストにもなったソフトテニスの神谷絵梨奈さん(27)=八重瀬町出身=が実業団の名門ヨネックスを辞めた。常勝校の東京女子体育大で日本一を経験し、 ...
<金口木舌>2歳の女の子と元ファーストレディー
2018/03/16
米ワシントンDCに住む2歳のパーカー・カリーちゃんは、スミソニアンの国立肖像画美術館の「ある絵」にくぎ付けになった ▼見つめる先は、前大統領夫人ミシェル・オバ ...
<金口木舌>一刻争うネット上のヘイト対策
2018/03/15
高校進学を控えた川崎市の男子生徒(15)が生活に不安を訴えているという。韓国籍と日本籍を持つこの生徒は、ヘイトスピーチを浴びた経験を基に作詞してラップで表現、 ...
<金口木舌>悪い時代
2018/03/14
出勤時、NHKの連続テレビ小説「わろてんか」をたまに見る。熱心な視聴者ではないが、先週の放送には引き込まれた。日本軍を激励するため、芸人の慰問団を中国大陸に送 ...
<金口木舌>譲り合いの心
2018/03/13
県内初の交通信号機は1957年3月、那覇市牧志に設置された。後に沖縄三越となる大越百貨店の辺りで、映画館の大宝館があった。歩行者に赤、青、黄の色と音で横断を知 ...
<金口木舌>心打つ情熱の舞台
2018/03/12
冬季五輪の興奮さめやらぬ韓国平昌で、パラリンピックが開幕した。障がいのある選手たちが世界から集い、限界に挑む。2020年夏季大会は東京だ ▼その東京大会に関し ...
<金口木舌>チャイナ・シンドローム
2018/03/11
警告音が館内に鳴り響き、「安全地帯に待避せよ」のアナウンスが流れる。場所は原子力発電所。核燃料の炉心溶融寸前という重大事故が発生。制御室にいる責任者の額に汗が ...
<金口木舌>折れない気持ち
2018/03/09
イチロー選手(44)のマリナーズへの復帰が決まった。入団会見で、移籍先が決まらなかった4カ月を「メジャーでプレーする気持ちに迷いはなかった」と振り返った。自信 ...
<金口木舌>「スマホと天ぷら」変わるもの・変わらないもの
2018/03/08
半年ほど放置していたスマホの画面を修理に持って行くことにした。ひびが広がり、無残な姿。データが消えないか怖くなった ▼検索アプリで見つけたスマホ修理店は次から ...
<金口木舌>さーたーあんだぎーの日
2018/03/07
きょう3月8日は「三板(サンバ)」の日。沖縄の名楽器の素晴らしさを多くの人に知ってもらおうと、沖縄三板協会が語呂合わせで制定した ▼日本記念日協会によると、「 ...
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