「文化・芸能」の記事一覧
宇宙につながる廃材アートの世界 久夫美術館
2024/02/08
#アート
廃材をアートに。新たな命吹き込む 八重瀬町具志頭、海の見える高台に位置する「久夫美術館」は、画家の知名久夫さん(72)が11年をかけて完成させた私設美術館だ。民 ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」(7/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 年が明けて何日か経ったが、夫は帰ってこない。寝室で、私は起きていた。 今日もやってくるはずだ ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」(6/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 大晦日であっても実家に集う面々はいつもと変わらなかった。冬休みに入った夫は地元へ帰り、弟は先輩 ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」(5/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 布団の中で瞼が開いて、それが再びやってきたと知った。 粘つく眠気はない。日中の冴えた意識が突 ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」(4/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 その気配は真夜中に訪れた。 暗い視界に突然、寝室の光景が割り込んでくる。照明とカーテンの形が ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」(3/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 次の週に、実家からほど近いコンビニで海苔巻きおにぎりを二つ買った。潮風に吹かれながら食べるとお ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」 (2/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 玄関扉を開けると、風は夕方から弱まることなく吹いていた。ブルゾンのジッパーを首元まで上げた。音 ...
<第51回琉球新報短編小説賞受賞作>上地庸子「寄居虫(やどかり)」 (1/7ページ)
ページ: 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 うえち・ようこ 1988年生まれ。宜野座村出身、奈良県在住。2019年ごろに小説を書き始める。同 ...
<聴事(チチグトゥ)を求めて 組踊初演300年>105 地域と組踊(10) 前作から引用して創作
組踊の創作過程はどのようなものだったのか。これは、王府上演が確認できる組踊も地域にしかみられない組踊においても同様の問いである。 王府上演の組踊を例にすると ...
<書評>『資料集 沖縄青年同盟』 続く同化と異化による支配
「日本に武力併合で国を奪われ、皇民化教育と同化政策がもたらされ、戦時中は集団強制死で命を落とさなければならなかった人がいて、4人に一人が戦死した。それなのにな ...
ベストセラーランキング(2024/2/4)
■くまざわ書店那覇店 (1)「アゲアゲめしAWARD公式ガイドブック」(ぴあ・1078円)(2)東野圭吾著「ある閉ざされた雪の山荘で」(講談社・693円)(3) ...
「お菊さん」がアイドルに? 金原亭杏寿、二つ目で沖縄初公演 成長ぶりを披露
県出身落語家・金原亭杏寿(きんげんていあんじゅ)と師匠の金原亭世之介(よのすけ)による新春落語会(ラジオ沖縄主催)が1月24日、那覇市のテンブスホールで開催さ ...
桂春蝶の独演会 19日に国立劇場 「芝浜」アレンジなど
三代目桂春蝶の「独演会in沖縄 笑って笑って、ちょっと泣く…落語の醍醐味(だいごみ)、ここにあり!」が19日午後6時半、浦添市の国立劇場おきなわである。古典落 ...
<インフォ>第3回春風亭朝枝(ちょうし)~おきなわde朝枝を聴く会~(那覇市のブックカフェ&ホールゆかるひ)
2024/02/03
有料
11日午後6時。2020年に二ツ目に昇進。昨年は「第22回さがみはら若手落語選手権」で優勝、「浅草演芸ホール 余一会 あしたこそ」で優勝するなどの成績を収めた ...
新作上演で古典輝く 幸喜良秀「若手にチャンスを」 芸術監督の仕事(上)<新時代・国立劇場おきなわ20年>4
国立劇場おきなわでは、2009年から芸術監督を導入し、琉球芸能の演出という分野にも大きな影響を与えた。初代の芸術監督を務めた演出家の幸喜良秀(85)は「(琉球 ...
琉球古典乗せ京舞 井上八千代 人間国宝の芸披露
日本舞踊協会による「日本舞踊キャラバン沖縄公演」が12月24日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。吾妻流の二代目吾妻徳穂による「八月十五夜の茶屋」や、琉球古 ...
大漁目指し夜の海へ 海人 金城迅一さん
2024/02/01
#どローカル
潜り漁に密着取材 海人の仕事と聞いたら何を思い浮かべるだろう。夜間に行われる「潜り漁」もその一つ。海中を探索し、水中銃などの道具で魚介類を仕留める。名護市の屋我 ...
沖縄を代表する2人 約60年ぶりに「寛惇」と「貘」の書よみがえる 首里高で公開 那覇
沖縄を代表する2人の書が約60年ぶりによみがえった―。養秀同窓会は30日、歴史学者の東恩納寛惇と沖縄を代表する詩人、山之口貘の自筆の書の修復を終え、那覇市の首 ...
アオリヤエ 演出多彩に 「琉球オペラ」 クラシックと琉球古典融合
琉球古典音楽とクラシックを融合させた「琉球オペラ」で、薩摩侵攻を受けた悲劇の国王「尚寧王」と王妃の阿応理屋恵(アオリヤエ)の愛を描く「アオリヤエ幻想(ファンタ ...
豊かな舞で二代目継承 比嘉清子が襲名披露公演
柳清本流家元二代目比嘉清子襲名披露公演「ちむくみてぃ」が20日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれた。2020年に祖母である初代比嘉清子の名を襲名した比嘉一惠。 ...
琉球・バリと融合「ラーマーヤナ」 来月12日、沖印友好協会
2024/01/31
有料
インド、バリ、琉球古典芸能の実演家による創作音楽舞踊劇「巡り合う ラーマーヤナの世界」が2月12日午後5時から、浦添市のアイム・ユニバースてだこホール小ホールで ...
みんなに愛された役者 平良進さんを悼む 八木政男(沖縄芝居役者)
平良進君は沖縄芝居の名優、翁長小次郎さんが立ち上げた劇団「翁長座」が役者のスタートだ。進君が翁長座にいた時だったか、琉球放送の紅白歌合戦で共演した。僕が司会で ...
<書評>『沖縄のもあい大研究』 時代と共に変わる意味合い
「モアイ」の良さとはなんだろうか。その言葉は知っていたが、私も両親もやっていない。なんとなく居酒屋で飲み食いしている様子を思い浮かべるが、それだけではないらし ...
ベストセラーランキング(2024/1/28)
■ジュンク堂書店那覇店 (1)中野信子著「新版 科学がつきとめた『運のいい人』」(サンマーク出版・1650円)(2)ひすいこたろう、SHOGEN著「今日、誰のた ...
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