「文化・芸能」の記事一覧
首里劇場 劇場解体、さよなら館長 <沖縄まぼろし映画館>173
沖縄現存最古の映画館「首里劇場」の解体が16日より始まる。私が参加している「首里劇場調査団」が最後の内覧会を開催したところ、なんと1169人もの方々が訪れて、 ...
「世界の兄弟へ三線を」トルコに10丁贈る 国交100周年に向け 沖縄のプロジェクト実行委
【うるま】「世界の兄弟へ三線を贈るプロジェクト」実行委員会(勝連盛豊代表)は9月25日、トルコに三線10丁を贈呈した。同日、うるま市の儀保弘民謡研究所で在トル ...
沖縄環太平洋国際フィルムフェス初開催 「世界中の国々と沖縄つなげたい」 映画監督の黄インイク、俳優の尚玄に聞く 11月23日から
沖縄から新たな国際文化交流の場の創出を目指す国際映画祭「Cinema at Sea(シネマアットシー)―沖縄環太平洋国際フィルムフェスティバル」が11月23~ ...
<聴事(チチグトゥ)を求めて 組踊初演300年>99 地域と組踊(4) 王府編集本を書写し伝播
琉球文化圏において組踊が上演されている地域には必ず組踊本が残され、さらに上演せずとも組踊本が地域に残されているという状況から、地域に組踊が伝播(でんぱ)するた ...
漫画家の新里堅進さんデビュー45周年 14日に那覇でトークイベント、半世紀にわたる漫画道とは
2023/10/09
#新里堅進
「沖縄決戦」「ハブ捕り」などを手がけ、琉球新報で連載をしていた漫画家の新里堅進さん(76)が今年でデビュー45周年になる。記念のトークイベントが14日午後2時 ...
首里劇場、さまざまな変遷たどりついに終幕 沖縄芝居、選挙演説、成人映画… 戦後の民衆史刻む<沖縄DEEP探る>
沖縄県内で現存する最古の映画館建造物で、最後の木造劇場である首里劇場(那覇市首里大中町)の解体工事が16日から始まる。沖縄芝居の公演、地域の施設、成人映画の上 ...
【写真特集】さようなら、首里劇場 レトロなポスター、フィルムかかったままの映写機 時が止まったような空間
沖縄県内で現存する最古の映画館で最後の木造劇場である首里劇場は、16日から解体作業に入ることが決まった。木造の舞台、2階建ての客席、フィルムが巻かれたままの映 ...
<書評>『同盟は家臣ではない―日本独自の安全保障について』 真の「主権者」へ覚醒促す
「米軍が日本を守る」は幻想。米国の「核の傘」はない―。筆者は本書で、そう言い切る。 加えてウクライナ戦争での米国の狙いは自ら直接戦場に出ることなく「ウクライ ...
ベストセラーランキング(2023/10/8)
ジュンク堂書店那覇店 (1)家庭料理友の会編「家庭でつくる沖縄行事料理とふるまい料理」(むぎ社・1760円)(2)中野信子著「新版 科学がつきとめた『運のいい人 ...
<書評>『有内麗のスピリチュアルな冒険』 「おもろ」人の精神世界
著者は「祈りの心は、時空を超えてその場所に積もっている」という。しかし、あちら側(ユタなどシャーマンのスピリチュアルな世界)の住人ではない。こちら側との境界線 ...
海の向こうで琉球芸能を継ぐ若者たち <沖縄芝居五月九月 南米ツアー同行記>下(千葉聡史・元NHK沖縄放送局長)
「地球の裏側に沖縄よりも沖縄らしい場所がある」。演出家の富田めぐみからそう聞いて、「五月九月(ぐんぐぁちくんぐぁち)」の南米公演に同行することを決めた。 そ ...
南米で共鳴する奇跡 想像超えた力を発揮する琉球芸能<沖縄芝居「五月九月」南米ツアー同行記>上(千葉聡史・元NHK沖縄放送局長)
文化庁芸術祭の大衆芸能部門で大賞を受賞した舞台「五月九月(ぐんぐぁちくんぐぁち)」(富田めぐみ脚本・演出)が9月、ブラジル、ボリビア、ペルーで上演された。公演 ...
「最初はまるで外国語」しまくとぅばに苦戦も 組踊「本部大主」10年ぶり上演へ 8日、南風原町の喜屋武自治会
2023/10/05
#どローカル
【南風原】南風原町の喜屋武自治会(野原正一会長)が10年ぶりの組踊「本部大主(もとぶうふぬし)」上演に向け稽古を重ねている。地謡、役者の計30人は喜屋武区民が ...
<聴事(チチグトゥ)を求めて 組踊初演300年>98 地域と組踊(3) 上演なく伝承も
前回の(2)で挙げた宮鳥御嶽における「雪払」の配役について、これ以前に石垣島で上演された可能性が全くないわけではない。八重博本『伊祖の子組』の末尾には、「此組 ...
ベストセラーランキング(2023/10/1)
■未来屋書店沖縄ライカム店 (1)柴田ケイコ著「パンどろぼうとほっかほっカー」(KADOKAWA・1430円)(2)池井戸潤著「半沢直樹 アルルカンと道化師」( ...
<書評>『蝶の伝言(イェー)』 野球に打ち込む少年の葛藤
蝶(チョウ)はふしぎな逸話をもつ生物である。ギリシャでは蝶を「プシュケ」といい、「霊魂」や「不死」の意味である「プシュケー」が由来らしい。中国では長寿のシンボ ...
<書評>『日本の詩の諸相』 詩語の価値伝えたい使命感
網谷厚子氏は中古文学の優れた研究者であり、鮮やかな詩語を駆使する現代詩人でもある。この本では、「諸相」というタイトルそのままに、多岐にわたる網谷氏の論考にまず ...
玉城知事の国連訪問 自己決定権言及せず、議論深め戦略的提起を 阿部藹<託されたバトン 再考・沖縄の自己決定権>8
今月18日から21日にかけて、玉城デニー知事がスイス・ジュネーブでの国連人権理事会に参加した。本連載のテーマは沖縄の人々の自己決定権であるので、今回はその観点 ...
「島唄」と古典音楽がコラボ 宮沢和史さん×親川遥さんが配信でリリース
2023/09/30
#エンタメCLUB
島唄と琉球古典音楽がコラボレーション―。シンガー・ソングライターの宮沢和史と琉球古典音楽奏者の親川遥によるデュエット「島唄~流奏~」が13日、配信リリースされ ...
「世替わりやっさぁ」 沖縄芝居の名優、八木政男さんと平良進さんが首里劇場を再訪 解体を前に思い出の場所語り合う
2023/09/30
#どローカル
10月16日から解体が始まる那覇市の首里劇場。この舞台に何度も立った沖縄芝居役者の八木政男さん(92)と平良進さん(88)が28日、解体されると聞いて劇場を再 ...
上原直彦さん「島うたは絶対になくならない」 ラジオ番組「民謡で今日拝なびら」で卒業メッセージ 人気パーソナリティーとして56年「放送屋冥利」
2023/09/30
#どローカル
人気ラジオ番組「民謡で今日拝(ちゅううが)なびら」(RBCiラジオ)で56年間パーソナリティーを務めた上原直彦さん(84)が29日、番組を卒業した。最後の出演 ...
下川凹天のこと 宮古生まれ、日本初のアニメ <アニメは沖縄の夢を見るか>(42)(終)
今回はちょっと趣向を変えて、日本アニメの先駆者・下川凹天(本名は下川貞矩(さだのり))を取り上げよう。凹天の読み方は「おうてん」と「へこてん」の2種類が伝わっ ...
偽りない600年の看板 横浜能楽堂「中締め」特別公演を観て 村上湛(明星大学教授・演劇評論家)
横浜能楽堂「中締め」特別公演第2回「琉球芸能600年」が9日、神奈川県横浜市の同劇場であった。演劇評論家の村上湛さんに批評を寄稿してもらった。 沖縄県外では ...
「歩歩ともに」来月1日に公演 島袋流道場開設50年記念
2023/09/27
有料
琉球舞踊島袋流の琉舞道場開設から50年を記念した公演「歩歩(ほほ)ともに」が10月1日午後6時、浦添市の国立劇場おきなわである。道場の会員ら50人以上が出演し ...
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