「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>広辞苑に載った2人
2018/01/17
「天国の貘さん、朗報だよ」とお知らせしたくなる。先週発売された「広辞苑」の第7版に山之口貘さんの名が載った。この世を去って55年。沖縄の放浪詩人が「国民的辞書 ...
<金口木舌>なげていないのに四球
2018/01/16
野球で投手が打者との勝負を避けようと、わざと四球を与えるのが「敬遠」。表面では敬う態度を取りつつ、実際は避けるようにすることがそもそもの語義だ。普段と変わらず ...
<金口木舌>言葉守り文化守る
2018/01/15
人形が跳びはね、宙で回転する。名護市を拠点に活動する人形劇団「かじまやぁ」の舞台は、アクロバティックな動きで見る人を魅了する。代表作「チョンダラー」は多くがう ...
<金口木舌>SNSと自己承認欲求
2018/01/14
おしゃれなカフェやスイーツなどの写真を会員制交流サイト(SNS)に投稿する「インスタグラム」は、「インスタ映え」という言葉を生み出すほど、若者に定着している。 ...
<金口木舌>思い返そうスポーツ本来の魅力
2018/01/13
信じ難い不祥事だ。昨年のカヌースプリント日本選手権で、32歳の男子選手がライバルの25歳の選手の飲み物に禁止薬物を混入させた。薬物を盛られた選手はドーピング検 ...
<金口木舌>溜めをつくる
2018/01/12
以前、ある自治体の職員から聞いた言葉が印象に残っている。「生活が厳しい市民ほど、制度を理解し申請して活用すること自体、困難なことが多い」 ▼困難を抱える家庭は ...
<金口木舌>心に届く言葉の力
2018/01/11
わずか31文字が果てしない想像力をかき立てる。そんな短歌の魅力を分かりやすく伝える本が出版された。県出身のモデルで女優の知花くららさんと歌人の永田和宏さんの対 ...
<金口木舌>予防薬なし
2018/01/10
うっかりしていた。インフルエンザの予防接種を忘れていた。県や那覇市はインフルエンザの注意報や警報を出して注意を呼び掛けている。今年はA型がはやっている ▼家族 ...
<金口木舌>優しさあふれる「げんきくじ」
2018/01/09
年賀状が8日から通常のはがき料金に戻った。料金不足だと差出人に戻されるようだ。遅れて出した返事が戻ったという人が出てくるかもしれない ▼知人の闘病を知らず、賀 ...
<金口木舌>感謝の光文字
2018/01/08
名護市の市街地を見下ろす山の斜面。電球で巨大な一つの文字を作る「光文字」が7日ともされた。今年の文字は「親」。学校の先生や地域の人を含め、自分を育ててくれた人 ...
<金口木舌>松の内と七草
2018/01/06
車の前部に飾る「しめ縄」を今年の正月、1台だけ見掛けた。以前はどの車もしめ縄を付けていたように思うが、最近すっかり見なくなった ▼自宅の玄関にしめ縄をする家も ...
<金口木舌>南部九州総体を見据えて
2018/01/05
正月早々、ファンを熱狂させたプロバスケットボールの琉球ゴールデンキングス。全国でもサッカーやバレーボール、ラグビーで高校生が躍動している。新しい年を迎え、スポ ...
<金口木舌>思い込みという壁
2018/01/04
「1マイル4分の壁」という有名な話がある。かつて、人類が1マイル(約1600メートル)を4分で走るのは不可能だと思われていた。1954年、1人の選手がそれを破 ...
<金口木舌>4日からの行動計画
2018/01/04
正月にまつわることわざに「餅腹三日」という言葉がある。「餅腹七日」ともいい、餅の腹持ちの良さを表す。餅は大きさの割にカロリーが高いが、おいしいのでついつい食べ ...
<金口木舌>心の砦
2018/01/03
「隠し砦(とりで)の三悪人」は黒澤明監督の作品の中でもひときわ娯楽性が強い名作だ。モノクロ画面の中で暴れ回る三船敏郎さんのギラギラした存在感が忘れ難い ▼封切 ...
<金口木舌>戌年の願い
2017/12/31
新たな年を迎えた。今年の干支(えと)は戌(いぬ)。「花咲かじいさん」や「桃太郎」など昔話に多く登場する犬は、古くから人間の身近な存在であり「良き友」だった ▼ ...
<金口木舌>毎日がスペシャルな1年に
2017/12/31
北朝鮮のミサイル試射、加計・森友学園問題、米軍ヘリの炎上に部品落下など、今年もさまざまなニュースがあった。暗いニュースだけではない。明るい話題もあった ▼西原 ...
<金口木舌>さらなる無敗神話へ
2017/12/30
スポーツの世界では自分に試練を課すことで、競技にひたむきに向き合う選手がいる。ボクシングWBC世界フライ級王者の比嘉大吾選手(白井・具志堅スポーツ)もその一人 ...
<金口木舌>優しいユーモア
2017/12/29
「あいやー、おじいは亡くなったおばあに、耳も持たせたのかねえ」-。数年前、取材で同行したある民生委員が、訪問先の1人暮らしの男性に発した言葉に、思わず笑った ...
<金口木舌>今年、どう生きたか
2017/12/28
きょう仕事納めの方々は多いに違いない。年の暮れを実感しつつ、この1年を振り返る節目である。嫌なことは忘年会で流すにしても、記憶に刻んでおきたいこともある ▼亡 ...
<金口木舌>故人しのぶ年の瀬
2017/12/27
携帯電話を使い始めて約20年になる。ガラケーからスマホへと機種の更新を幾度か重ねるうちに、知人や取材先の電話番号の登録数が増えてきた。中には他界した人の番号も ...
<金口木舌>平和だからこそ
2017/12/25
沖縄戦時の知事の島田叡氏は野球を愛し、俊足、強肩、巧打の三拍子そろった名選手として知られた。25日が生誕の日だった ▼東京帝大で助っ人としてラグビーの試合にも ...
<金口木舌>泣き虫だった賞金王
2017/12/24
スポーツで今年、県民を感動させた一人がプロゴルフの宮里優作選手だ。日本シリーズ最終戦。逆転で賞金王をつかみ、頬をぬらした。出身地の東村では「特別な勝利だ」と喜 ...
<金口木舌>「#Me Too」
2017/12/24
米国の雑誌「タイム」は、毎年恒例の「今年の人」にセクハラ被害を証言した「沈黙を破った人たち」を選んだ。過去に被害を受けた人たちも「#Me Too(私も)」と、 ...
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