「社説」の記事一覧
沖台観光協定 着実な取り組み進めたい
2014/04/19
沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が、台湾観光協会との相互連携協定を本年度に再締結する準備を進めている。成長著しい東南アジアからの観光客誘致をはじめ ...
韓国船沈没 救助に全力尽くせ
2014/04/18
何と痛ましい事態だろう。韓国南西部の珍島付近で、済州島へ修学旅行に向かう高校生ら475人を乗せた旅客船が沈没した。楽しい旅が暗転、事故直後の対応の悪さが重なっ ...
辺野古訴訟開始 自治を放棄する県の詭弁
2014/04/18
お上(国)の意向に従って住民を統治する官選知事の時代に戻ったのかと錯覚してしまう。 米軍普天間飛行場の代替新基地を名護市辺野古沖に建設するための埋め立て申請 ...
日中関係意識調査 重層的交流こそ抑止力に
2014/04/17
関係悪化を実感し危機感を強めながらも、平和的解決に向け理性的対応を求めている-。県が昨年秋に実施した日中関係に関する調査からは、沖縄県民のこのような意識動向が ...
教育委「改革」 政治介入許す危険な案だ
2014/04/17
教育委員会が設けられたのは、教育の政治的中立の確保が大きな狙いだった。今、その大原則が崩されかねない局面に立っている。 教育委員会の「改革」をうたう地方教育 ...
大地震の病院倒壊 耐震化など防災対策確立を
2014/04/16
中部保健所が管内で病床を持つ病院と透析を行う診療所にアンケートを実施したところ、震度6規模の地震が発生した場合、施設の倒壊などで使用できる病床数が平常時の約7 ...
IPCC報告書 原発との決別は不可避だ
2014/04/16
地球環境が発し続ける警鐘にどう対処するのか。待ったなしの温暖化対策で、人類の英知が試されている。国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、温室効果ガスの ...
防衛局申請 非民主的計画をやめよ
2014/04/15
移設に反対する民意を無視し、既成事実化を図ろうとする粗野な行為に憤りを禁じ得ない。 沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設工事に向け、資材置き場 ...
鳥インフルエンザ 感染原因の究明を急げ
2014/04/15
熊本県は、県内の養鶏場で鶏が大量死し、その一部から遺伝子検査で高病原性鳥インフルエンザウイルスH5型が検出されたと発表した。これを受けて同じ経営者が経営する養 ...
TPP対米交渉 なし崩しの公約違反だ
2014/04/14
環太平洋連携協定(TPP)をめぐる日米交渉が難航する中、安倍晋三首相が国民と約束したはずの重要5品目のうち、牛肉の関税維持が風前の灯火(ともしび)となってきた ...
砂川判決援用 不当な拡大解釈の上塗り
2014/04/14
安倍政権が「砂川事件」の最高裁判決(1959年)を引っ張り出してきて、憲法解釈変更による集団的自衛権行使の限定容認論に理解を得ようと躍起になっている。 砂川 ...
エネルギー計画 被災地と国民への背信行為
2014/04/13
福島第1原発事故の惨状や教訓を忘れ去ってしまったのか。原発再稼働になし崩し的に突き進む安倍政権の姿勢は到底容認できない。 政府は原発を「重要なベースロード電 ...
米歴史家の良識 世界の支援を生かそう
2014/04/13
米軍普天間飛行場返還問題の本質を見抜き、名護市辺野古への新基地建設に反対する米歴史家の慧眼(けいがん)に敬意を表したい。 米国の日本占領研究の金字塔とされる ...
「5年以内」否定 茶番劇の続行は無意味だ
2014/04/12
仲井真弘多知事の言動の欺瞞(ぎまん)性がまた一つ、あぶり出された。 在日米海兵隊トップのウィスラー中将(在沖米四軍調整官)が米ワシントンでの講演で、米軍普天 ...
長寿県民会議 息の長い取り組み始めよう
2014/04/12
県や経済団体、医療関係団体など県内71団体で構成する「健康長寿おきなわ復活県民会議」が発足した。危機的状況にある県の健康長寿を取り戻すための県民運動を先導する ...
無償措置法改正 「教育の中立性」ゆがめるな
2014/04/11
改正教科書無償措置法が国会で成立した。 採択地区協議会の設置を明記し、協議会で決めた同一の教科書を採択することを義務付けた。石垣市、与那国町と異なる教科書を ...
ウクライナ緊迫 ロシアは介入を自制せよ
2014/04/11
ウクライナ情勢が再び緊迫の度を高めている。その主因は、軍事力を誇示し、ウクライナへの圧力を強めているロシアだ。 クリミア編入と同じ武力による介入は国連総会決 ...
国民投票法改正 平和憲法の効用学びたい
2014/04/10
国民の目の届かないところで改憲への地ならしだけが独走する。そんな事態に危惧の念を覚える。 与野党7党は憲法改正の手続きを定める国民投票法の改正案をまとめ、衆 ...
小保方氏会見 真相の解明には程遠い
2014/04/10
新たな万能細胞発見の意義の大きさと、それを実証する論文の未熟さとの乖離(かいり)がありすぎて、困惑と不信感が一層募る。 STAP細胞に関する論文について、所 ...
渡辺代表辞任 使途の全容を説明せよ
2014/04/09
みんなの党の渡辺喜美代表が化粧品会社会長から計8億円を借り入れた問題の責任を取って、代表を辞任した。記者会見で渡辺氏は使途について「党勢拡大に資する情報収集」 ...
日豪EPA 開かれた議論が必要だ
2014/04/09
安倍晋三首相とオーストラリアのアボット首相が経済連携協定(EPA)の締結で大筋合意した。 オーストラリア産牛肉について、日本は現在38・5%の牛肉関税を段階 ...
「運用停止」議論 伝達だけなら意味はない
2014/04/08
県の要望を取り次ぐだけで、米国が動くというのか。政府の対応には主体性が全く感じられない。 来日したヘーゲル米国防長官が安倍晋三首相や小野寺五典防衛相らと相次 ...
新入生へ 「違い」を認め助け合おう
2014/04/08
入学式の季節を迎えている。県内は県立高校の入学式が7日に開かれ、小中学校は8日がピークとなる。 真新しい制服に身を包んだ新入生はいかにも初々しく、新鮮な気持 ...
調査捕鯨敗訴 撤退し政策転換決断を
2014/04/07
日本が南極海で実施してきた調査捕鯨をめぐり、国際司法裁判所が停止を命じる判決を下した。日本の完敗である。 判決は、商業捕鯨を禁じる国際捕鯨取締条約が例外とし ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)