「連載:「女性力」の現実 政治と行政の今」の記事一覧
日本は、男女格差を示す2019年の「ジェンダー・ギャップ指数」で153国中121位と過去最低を記録した。中でも「遅れ」が指摘されるのが政治分野の女性進出や政策決定の場への女性参画。登用を阻む「壁」は何か。女性議員の経験や自治体の男女共同参画の状況などから沖縄県内の現状を検証する。
「女性が政治に理解ない」男性県議の言葉に衝撃 「女性力」ネーミングの意味<「女性力」の現実 記者座談会>下
キャンペーン報道「『女性力』の現実 政治と行政の今」では、世界的にも遅れている日本の「ジェンダー平等」について、県内の政治・行政分野の状況を報じてきた。県議ア ...
候補者を決めるのは「おじさん」 長時間労働で家事育児…あしき慣習を変えるには?<「女性力」の現実 記者座談会>上
キャンペーン報道「『女性力』の現実 政治と行政の今」では、世界的にも遅れている日本の「ジェンダー平等」について、県内の政治・行政分野の状況を報じてきた。県議ア ...
若い世代の視点「希望に」 女性の政治参画、動き広がる<「女性力」の現実 政治と行政の今>28
田中麻乃氏(右)と談笑する恩納村観光協会の宮崎るみ子会長=5月15日、恩納村観光協会 5月15日、恩納村女性活躍の会(宮崎るみ子会長)の呼び掛けで、「恩納村の ...
読者からの反響 共感「多くの女性が経験」 「現状変えねば」男性も <「女性力」の現実 政治と行政の今>27
メールやファクスで寄せられた読者からの感想 「新聞を見て、いても立ってもいられなくてメールを送らせていただきます」 1月12日付の「『女性力』の現実・政治と ...
ジェンダー意識、社会で壁に 平等も公平も必要な時代<「女性力」の現実 政治と行政の今>26
「より権限を持ったレベルでジェンダー意識を持っているかどうかが、女性を生かせる社会になるための重要な点だと思う」と語る喜納育江氏=西原町の琉球大 北極星を意味 ...
男性との賃金格差が深刻 「働く機会・結果の平等を」<「女性力」の現実 政治と行政の今>25
女性が働き続けられないような働き方は「間接的な差別」だと指摘する成定洋子教授=那覇市の沖縄大学 厚生労働省の2020年「賃金構造基本統計調査」によると、県内の ...
男性の「げた」脱がす必要 多様性欠如、政策のゆがみに<「女性力」の現実 政治と行政の今>24
「意思決定の場に女性がいないことで政策がゆがむ」と指摘する大山礼子駒沢大教授 2020年6月、首相の諮問機関である地方制度調査会は、人口減少が深刻化し、高齢者 ...
履歴書などの性別欄、差別助長の恐れも 女性や性的少数者…構造同じ <「女性力」の現実 政治と行政の今>23
男女格差の解消に取り組む際、必須になるのが男女比の統計データだ。本紙の連載でも多用してきた。例えば、職員全体と管理職の男女比を比べることで、女性が出世しづらい ...
常態化する長時間労働、女性の壁に 県内11市の人事配置から見えること<「女性力」の現実 政治と行政の今>22
行政は「頭脳」偏重か? 琉球新報が県内11市から得た市長部局職員の人事配置を示す2019年度のデータを、元市職員の研究者に分析してもらった。すると、「行政の頭 ...
女性管理職の登用が進まないのはなぜ?沖縄の公務員リアルな声<「女性力」の現実 政治と行政の今>21
内閣府の2020年度の調査によると、県内41市町村の管理職(課長相当職以上)に占める女性の割合は14・0%にとどまった。そのうち7村(大宜味、東、恩納、伊江、 ...
「お茶くみは女性の仕事」が残る島 男性優位の風潮と少子高齢化<「女性力」の現実 政治と行政の今>20
多良間村の二大行事で、年1回催されるスツウプナカ(節祭)=2015年 宮古島と石垣島の中間に位置し、「離島の離島」とも評される多良間島。多良間村役場に非常勤職 ...
「女性に激務かわいそう」 成長阻む男性の「優しさ」<「女性力」の現実 政治と行政の今>19
「女性ってだけで出世できる時代だよな」。県職員らでつくる県関係職員連合労働組合(県職連合)の執行委員長を務める伊良波純子氏(60)は30年ほど前、当時上司だっ ...
優先度下がり担当部署は「格落ち」も 沖縄県「女性」施策の変遷 <「女性力」の現実 政治と行政の今>18
県にジェンダー平等に向けた施策のさらなる推進を要望するおきなわ女性財団の大城貴代子理事長=4月15日、那覇市 「弟は自分がお茶わんを洗いたくなくなると、必ず『 ...
「帰って飯作れ」それでも仲間の輪を広げ 移住先の長野で村議、田中さん<「女性力」の現実 政治と行政の今>17
「自分や子どもを守るため、女性には自信を持って自立してほしい」と話す田中麻乃氏=2020年11月29日、那覇市内 written by 比嘉璃子 市町村議会の ...
保革超えた女性議員のネットワーク 議会から地域の変革を<「女性力」の現実 政治と行政の今>16
テーブルを囲んで勉強会を開く沖縄うないネットのメンバー=北谷町内 written by 下地美夏子 市町村議会の無所属の女性議員が中心となって構成する「沖縄う ...
イメージアップのための女性候補?手振り中にデートの誘い…女性候補が経験した選挙<「女性力」の現実 政治と行政の今>15
(左)「突き詰めると教育だと思う。性別や年齢に関係なく、チャレンジできる意欲を支えるベース、教育が必要」と話す田中美幸氏=那覇市のとまりの保育園 (右)地域への ...
女性だから「ジャンヌ・ダルク」ですか? 小さな違和感、声を上げ<「女性力」の現実 政治と行政の今>14
「女性が挑戦しやすい社会にするために、小さな違和感でも声を上げていきたい」と述べる石嶺香織氏=1月、那覇市 written by 梅田正覚 2月に投開票された ...
「女性力」に違和感、メディアの意識はどうなの?記者が一緒に考えた<ウェブセミナー「『女性力』の現実」取材の現場から・詳報>
国際女性デーに関連したオンラインイベントが28日開かれ、本紙の連載「『女性力』の現実 取材の現場から」の取材を担当する政治部の座波幸代記者と明真南斗記者、琉球大 ...
「子どもを理由にするな」発言に衝撃 「円満な議会」のはずが…<「女性力」の現実 政治と行政の今>13
「若い女性が議員になった時にまた同じ壁にぶち当たる」と語り、環境整備の必要性を挙げる宮里歩氏=北谷町内 written by 座波幸代 北谷町議会は定数19の ...
シングルマザー、ダブルワークで帰宅は深夜…当事者として議場に<「女性力」の現実 政治と行政の今>12
「自分の良いところを見つけて、引き出して」と話す上地寿賀子氏=1月22日、那覇市泉崎の琉球新報社 written by 比嘉璃子 南城市の上地寿賀子氏(46) ...
「もっと女性の声届けたい」 米軍基地を抱える町で32年ぶりの女性議員 <「女性力」の現実 政治と行政の今>11
「町政に女性の声を届けたい」と語る嵩原妙子氏=1月20日、嘉手納町水釜 written by 当銘千絵 1月18日に実施された嘉手納町議会議員選挙で、ベテラン ...
女性の活躍を支援していたのに、自分は?出馬打診を一度断って気づいたこと<「女性力」の現実 政治と行政の今>10
1995年に開催された沖縄市女性模擬市議会の議事録をなつかしそうに眺める北中城村議の喜屋武すま子氏=北中城村島袋公民館 written by 新垣若菜 「自分 ...
「よそ者」に強い風当たり 変わるため「手を挙げないと」 <「女性力」の現実 政治と行政の今>9
written by 座波幸代 1990年、儀間信子氏(78)は当時47歳で西原町議会初の女性議員となった。2010年には同議会で初めて女性議長に選ばれた。県 ...
沖縄県議会の女性比率3割遠く 各党の取り組みは<「女性力」の現実 政治と行政の今>8
written by 吉田健一 琉球新報が昨年末に実施した、政治分野における女性進出やジェンダー・ギャップに関する政党アンケートでは、県内6政党全てが女性の政 ...
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