「金口木舌」の記事一覧
<金口木舌>スクリーンに映るやんばる
2014/09/09
各地で繰り広げられている豊年祭が「伝統文化の秋」なら、子どもたちの歓声を耳にして感じるのは「スポーツの秋」か。それぞれの趣味を楽しむ季節が少しずつ近づいている ...
<金口木舌>基地負担軽減のうそ
2014/09/08
「日本初に参加しよう」というキャッチフレーズに後押しされた。社会に出て間もなかったころ、沖縄の未来に希望を抱き投票所に足を運んだことを思い出す ▼県規模では全 ...
<金口木舌>打ち上げ花火はノー
2014/09/07
「仕事も出来ない男に/家庭を守れるはずなどない」という歌詞が印象的なさだまさしの「関白宣言」が発表されたのは1979年。15年後発売された「関白失脚」でさだは ...
<金口木舌>チーム力に学ぶ
2014/09/06
元テニス選手で現在は解説者やタレント活動もする松岡修造さんは現役のころ、練習以外でも自らを律していたそうだ。レストランに入ったら「5秒以内に注文を決める」とい ...
<金口木舌>最多殺人の動物
2014/09/05
男が笛を吹くと子どもたちが次々と家から出てきて男の後をついていった-。グリム童話「ハーメルンの笛吹き男」は子どもが列を成す挿絵が記憶に残る ▼沖縄でも197 ...
<金口木舌>寡黙で心優しい男
2014/09/04
東京は葛飾柴又と言えばご存じ、フーテンの寅さんの舞台。映画の趣を残す帝釈天の参道を通り過ぎると寅さん記念館があり、映画「男はつらいよ」の名場面を鑑賞できる ...
<金口木舌> 「上から目線」の政治
2014/09/03
「上から目線」という言葉が盛んに使われだしたのは2008年ごろという。最近では流行語の域を超えて国語辞典にも載っている。「他人を見下すような偉そうな態度」が、 ...
<金口木舌> 新旧の生気と芸能の島おこし
2014/09/02
巨額の予算が伴う事業でもない。「お金の喜びはないけどね」。うるま市伊計島で老人クラブ会長を務める吉岡強さん(72)は島に生きる幸せを満喫しているよう。笑顔は屈 ...
<金口木舌>反省し対策を
2014/09/01
地震発生から最短1分で第1波が到達-。政府が8月26日、初公表した日本海側の地震、津波推計に衝撃を受けた人も多いだろう。太平洋側が注目されてきたが、日本海側で ...
<金口木舌>信念を貫く
2014/08/31
ドラマ「半沢直樹」の原作者・池井戸潤さんの作品にのめり込んでいる。その中でも中小企業の経営者を主人公にした一連の作品は、次の展開が気になって読み出すと止まらな ...
<金口木舌>「生命の設計図」に向き合う
2014/08/30
那覇の高台から北に目をやれば、恩納岳の尾根がくっきり浮かぶ。西には慶良間諸島の輪郭が際立つ。盛夏を過ぎ、遠くの景色がよく見えるようになった ▼この時期は風の弱 ...
<金口木舌>予備校、冬の時代
2014/08/29
日本武道館に初めて入ったのは予備校の入学式だった。巨大な空間もさることながら、そこを埋めた1万人の浪人生の数にも圧倒された。代々木ゼミナールに筆者が通っていた ...
<金口木舌>魔力に対抗するカード
2014/08/28
ばくちで儲けた大金を商売物のかまどに隠したままで成仏できない男。夜な夜な化けて出た揚げ句、大金を見つけた男とばくちを打って結局巻き上げられる。落語の「へっつい ...
<金口木舌>「松山王子、事件ですよ」
2014/08/27
テレビ番組のタイトルを拝借すれば「松山王子、事件ですよ」といったところか。松山王子とは最後の琉球王・尚泰の四男、尚順男爵のこと。お耳に入れたい事件とは島豆腐を ...
<金口木舌>平和と経済自立を願う「波」
2014/08/26
2人乗りのシーカヤックが気持ち良さそうに風を切って海面を進む。親子、友人同士が息を合わせてパドルをこぐ。だが、その先には非日常的な様相が広がっていた ▼名護市 ...
<金口木舌> 3600人の怒り
2014/08/25
斜面を埋め尽くす人々。臨時に設置した仮設トイレ。人々に振る舞われるかき氷。ずらりと並ぶ十数台のバス。23日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で見た ...
<金口木舌> 若者たちの熱気に学ぶ
2014/08/24
若者たちが躍動した熱い夏が終わりを告げようとしている。インターハイの重量挙げは69キロ級の宮本昌典選手(沖縄工)の独壇場だった。2位に23キロの差をつける圧勝 ...
<金口木舌> 豊見城市の魅力を探して
2014/08/23
名護といえば「ひんぷんガジュマル」、南風原なら「黄金森」が思い浮かぶ。地域を象徴し、歴史を刻む場所が多くの市町村にはある。那覇市に隣接する豊見城市は、市の個性 ...
<金口木舌>武力伴う船が招くもの
2014/08/22
対馬丸事件から70年。よく「学童疎開船」と表記されるが、疎開専用の船だったわけではない。もともと日米航路の貨物船で、開戦後、陸軍に徴用されて軍人も運ぶようにな ...
<金口木舌>祈るように語り掛ける
2014/08/21
母は双子の赤ちゃんに語り掛けた。「あなたたちがまだ1ミリにも満たない受精卵と呼ばれるタマゴだった時から、どんなふうに『こんにちわ』って言おうかしら?と祈るよう ...
<金口木舌>南米ウチナーの「麺道」
2014/08/20
食通ではないが麺類にはこだわる。もちろん沖縄そばが筆頭に上がる。休日には食べ歩きを楽しむ。蕎麦(そば)もいい。真っ昼間から日本酒をなめ、麺をすする。東京で暮ら ...
<金口木舌>まつりの力
2014/08/19
年に1度の晴れ舞台は演じる人、見る人の思いや願いであふれる。それぞれの人模様が全島エイサーまつりを今年も鮮やかに織り成した ▼沖縄市松本の川井田一馬さん(37 ...
<金口木舌>日米両政府は「学習」せよ
2014/08/18
「学習」を辞書で引くと「経験によって知識や技能、態度などを習得すること」などとある。今、沖縄では学習した方々と学習していない方が、それぞれ県民を怒らせている ...
<金口木舌>必ず誰かがそばにいる
2014/08/17
「僕は6月のニューヨークが好きなんだ。君はどう?」。ジャズの名曲「ハウ・アバウト・ユー」は幾つもの「好きなこと」を分かち合う楽しさを歌う。「ありきたりだけど僕 ...
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