「仕事の余白」の記事一覧
「仕事の余白」は沖縄県内の経済関係者がつづる毎週日曜の経済人コラムです。半年ごとに各分野から4人の執筆者に依頼し、仕事にまつわるエッセーを寄せてもらっています。1989年に本紙経済面で始まって以来、多くの読者に親しまれている人気コーナーです。県内企業人の人柄や感性、経営の考え方に触れる機会としてどうぞお楽しみください。
魔法の言葉 琉球通運代表取締役会長・新垣直人<仕事の余白>
沖縄には魔法の言葉がある。 「今日どうして遅刻したの?」と従業員に聞くと、「だからよー」と返ってくる。で? どうした? と続けると、「雨が降ってきてからさぁ ...
ジグソーパズル 坂口智美・建設技術者養成センター代表 <仕事の余白>
あなたは、この先の人生において「どんな人生をおくりたい?」。いま一度自分の心に聞いてもらいたい。 無い物ばかりに目を向けて不満な暮らしをしていても楽しいこと ...
コロナ禍と銀行券 日本銀行那覇支店・飯島浩太<仕事の余白>
飯島 浩太(日本銀行那覇支店長) 日本銀行の重要な役割に、銀行券(お札のこと)を発行し、円滑に流通させることがある。那覇支店でも、日々、金融機関との間で多額の ...
ルーツを語り継ぐ オーディフホールディングス社長・村野勝子<仕事の余白>
弊社は昭和58(1983)年に創業し、当初は私立高等学校の寮(学校推薦)としてスタートした。開寮した頃は寮生は4人、厨房(ちゅうぼう)は3人で運営していた。管 ...
存在意義(purpose)経営への序章 琉球通運代表取締役会長・新垣直人<仕事の余白>
株式会社には事業年度の終了後、定時株主総会の招集・開催が義務付けられている。株主総会とは株式会社の最高意思決定機関であり、株主で構成され、会社の基本的な方針や ...
沖縄県の失業率 日本銀行那覇支店長・飯島浩太<仕事の余白>
飯島 浩太(日本銀行那覇支店長) 沖縄県の失業率は、本土復帰以降40年近く、全国の失業率より2~5%程度高いという状況が続いた。しかしながら、この10年でそう ...
まずは関心を持つことから オーディフホールディングス社長・村野勝子<仕事の余白>
2016年から「浦添市てだこ未来応援協議会」の委員を務め、今年で6年目となる。 当組織は学識経験者、学校教育関係者、福祉・医療・保健関係者等、各専門分野にお ...
ロジスティクスで沖縄創生 琉球通運代表取締役会長・新垣直人<仕事の余白>
ロジスティクスとは、物流の一連の流れを最適化し、さまざまな工程を一元化して管理することを言います。今は当たり前に使われていますが、実は軍事用語から始まったのを ...
思考の実現・なりたい自分 坂口智美・建設技術者養成センター代表 <仕事の余白>
私が指導する時、とても大切にしていることがある。それは「どんな生き方をしたいのか」だ。楽しく過ごしたい、幸せになりたい、将来不安のない生き方をしたいなど言葉で ...
那覇支店開設50周年 日本銀行那覇支店長・飯島浩太<仕事の余白>
飯島 浩太(日本銀行那覇支店長) この原稿の掲載日は2022年5月15日、沖縄の日本復帰50周年の記念すべき日に当たる。実は、日本銀行那覇支店も、沖縄の本土復 ...
日日是前進 オーディフホールディングス社長・村野勝子<仕事の余白>
経営理念の一つに「学び続ける姿勢」を掲げている。 弊社の従業員が保有する資格・免許に調理師、栄養士、管理栄養士、ボイラー一級・二級技士、第一種衛生管理者、H ...
沖縄のコミュニケーションはリアル・Facebook 琉球通運代表取締役会長・新垣直人<仕事の余白>
最近社名を「メタ」に変更したフェイスブック社。事業の内容はソーシャルネットワークサービスで、友達、知り合いを中心としたコミュニケーションをネット上で行うという ...
女性技術者の採用と継続 坂口智美・建設技術者養成センター代表<仕事の余白>
最近よく「資格保有者を紹介してほしい」と依頼がある。背景には、2019年に改正労働基準法が施行され、建設業でも「残業の上限規制」が本格的に実施される24年が間 ...
日銀「短観」 日本銀行那覇支店長・飯島浩太<仕事の余白>
飯島 浩太(日本銀行那覇支店長) 今月1日、日本銀行は「短観」の結果を公表した。正式には「企業短期経済観測調査」という長い名前がついている。日本銀行が全国の約 ...
大好きな沖縄を、想う オーディフホールディングス社長・村野勝子<仕事の余白>
小学、中学校を自然あふれる佐敷町(現南城市佐敷)で育った。感受性豊かな時に素晴らしい環境で過ごせた経験と思い出は今でも大切な宝物である。潮風の香りを感じながら ...
世界平和のための秘密兵器 琉球通運代表取締役会長・新垣直人<仕事の余白>
「これ、どうなった? いつ入ってくる? 1本?」と毎日のように飛び交う。我々はこういう会話でコミュニケーションをとっている。 「言葉」は、人と人が情報を交換 ...
スタートはここから ヘリオス酒造ヘッドブルワー・松田あゆみ <仕事の余白>
「冬には戻る」。2008年夏、家族にそう約束をして始まった私のドイツ生活も、気が付けば8年が経っていた。イケア置き去り事件などこれまで色々ドイツの珍道中を書い ...
美ら島々に癒やされて JTA代表取締役社長・青木紀将<仕事の余白>
沖縄の美ら風景をもっと感じたいと思い、県内の有人離島47島制覇を目標に、時間を見つけては足を運んでいる。どの島も海の透明度は抜群だが、それぞれ表情が違い、どこ ...
「不安」だった2年間 一陽来復を願うガイド業界 沖縄通訳案内士会会長・マーシュゆかり<仕事の余白>
マーシュゆかり氏 沖縄通訳案内士会(OIGA)は1月の総会で、日本通訳案内士団体連合会(通団連)への加盟を決定した。通団連は、インバウンドを支える通訳案内士の ...
亡き妻へ伝えたい感謝 赤マルソウ代表取締役社長・座間味亮<仕事の余白>
最後に感謝を伝えたいのは48歳という若さで天国に旅立った妻である。まさかこんな人生が待っているとは思いもせず、まさかこんな別れ方なのかと不思議な感覚がある。2 ...
お世話になった方へ恩返し ヘリオス酒造ヘッドブルワー・松田あゆみ<仕事の余白>
「何が分からないのか分からない!」。この現象に陥ったのは大学入学を希望する留学生対象のプレスクールに通った時だ。高校で英語科を卒業した私は理系に触れることがほ ...
うちなーぐちが楽しい JTA代表取締役社長・青木紀将<仕事の余白>
沖縄に赴任して2年余り。出会う方々の温かい人柄、目に映る青々と輝くグラデーションや雄大な自然、独特の文化等、たくさんの宝ものに魅了され続けている。 その中の ...
通訳ガイドの伝わる英語 沖縄通訳案内士会会長・マーシュゆかり<仕事の余白>
マーシュゆかり氏 英語のプロは縦のものを横にしただけの英文が伝わらないと知っている。「本」のような一般名詞であればbookの一語で問題ないが、「豆腐よう」など ...
10歳のピュアな感想に涙 学校と産業界の交流事業 赤マルソウ社長・座間味亮<仕事の余白>
沖縄県工業連合会の事業で講師として登録されているため、毎年県内の小中高から講話の依頼がある。昨年末にも八重瀬町の小学校で講話をさせてもらった。後日、4年生約1 ...
いま注目のニュース
一覧へ
![](https://ryukyushimpo.jp/uploads/2024/07/ニュースレターバナー_20240704.png)